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louk:s01:005_buried

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 ところが、その女性の記憶がどうやら本物ではなく「作られた記憶」らしいということになり、6年後には控訴審で逆転無罪。本家のエピソードでもすでに、証人の記憶は本物なのか? という疑問が持たれていたので、擬似記憶に関してかなり研究が進んだこの時代に、このエピはそもそも成立するのだろうか? と、見るまでは少々不安だった。途中で性的虐待の話が出たので、これは疑似記憶だったという路線かな、とも思った(性的虐待は悪魔教儀式と並んでポピュラーな擬似記憶らしい)。 ところが、その女性の記憶がどうやら本物ではなく「作られた記憶」らしいということになり、6年後には控訴審で逆転無罪。本家のエピソードでもすでに、証人の記憶は本物なのか? という疑問が持たれていたので、擬似記憶に関してかなり研究が進んだこの時代に、このエピはそもそも成立するのだろうか? と、見るまでは少々不安だった。途中で性的虐待の話が出たので、これは疑似記憶だったという路線かな、とも思った(性的虐待は悪魔教儀式と並んでポピュラーな擬似記憶らしい)。
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 +  * [[https://amzn.to/3Pcxvi5|『抑圧された記憶の神話:偽りの性的虐待の記憶をめぐって』E・F・ロフタス、K・ケッチャム]]
  
 しかし今回、こちらの話ではどうやら記憶は本物だった様子。話もかなり具体的だったし、罪悪感に苛まれる様子も見せていた。記憶を取り戻す手法も研究が進んでいて、「ちゃんちゃん」テロップだけでは実感しにくいが、何回もセッションを重ねて慎重に判断していることが台詞からも判断できた。 しかし今回、こちらの話ではどうやら記憶は本物だった様子。話もかなり具体的だったし、罪悪感に苛まれる様子も見せていた。記憶を取り戻す手法も研究が進んでいて、「ちゃんちゃん」テロップだけでは実感しにくいが、何回もセッションを重ねて慎重に判断していることが台詞からも判断できた。
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 ところで、このエピでは "Plea and case management hearing" という手続きをアリーシャが担当していた。これは、有罪/無罪答弁と保釈の審査を行う、アメリカのアライメント(罪状認否)に相当する手続きのようだ。アリーシャは法廷に立たないソリシタなのかと思っていたが、正式にはソリシタ・アドヴォケイトであって法廷に立つ(限定的に?)こともあるようだ。イギリスの司法制度、やっぱりまだよくわからない。 ところで、このエピでは "Plea and case management hearing" という手続きをアリーシャが担当していた。これは、有罪/無罪答弁と保釈の審査を行う、アメリカのアライメント(罪状認否)に相当する手続きのようだ。アリーシャは法廷に立たないソリシタなのかと思っていたが、正式にはソリシタ・アドヴォケイトであって法廷に立つ(限定的に?)こともあるようだ。イギリスの司法制度、やっぱりまだよくわからない。
  
---- //Yoko (yoko221b) 2010-07-27, 改訂 2015-07-13// 
  
-{{amazon>jp:4414302900}}+--- //Yoko (yoko221b) 2010-07-27, 改訂 2015-07-13//
  
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louk/s01/005_buried.1568469094.txt.gz · Last modified: 2019-09-14 by Yoko