CSI - Season 8, Episode 12 ====== #177 Grissom's Divine Comedy ====== * 邦題:「第七の地獄」 * 脚本:Jacqueline Hoyt * 原案:Jacqueline Hoyt, Carol Mendelsohn * 監督:Richard J. Lewis * 初回放映:2008-04-03 ---- ===== 事件概要 ===== ==== ドン・クック ==== グリッソムは風邪をこじらせて休んでいたが、そこへ検事のマディ・クラインが訪ねてくる。大陪審で証言を予定していたドン・クックが殺害されたので、その捜査をしろというのだ。部下たちは過去にさまざまな問題を起こしているので、何としてもグリッソムに事件を担当しろと強引に要求する。ドンはギャング団「ラ・ティエラ」のボス、エル・マトーチョことエミリオ・アルバラードを殺人罪で起訴するため、大陪審で証言するはずだったのだ。 ドンは車が炎上して大火傷を負ったが、直接の死因は銃で撃たれたこと。車体には「ラ・ティエラ」を示す「LAT」という文字が残されていた。グリッソムはキャサリンを「目と耳」にして現場の様子を知る。 車を調べていたニックとグレッグは、エンジン部にボロ布を詰めて車に細工した後を発見。さらにグローブボックスからは銃が発見され、ドンを殺害した弾はその銃から撃たれたものとわかる。その銃の持ち主は、ドンの義父(妻コーディの父親)オマーリーであった。オマーリーは「護身用のために銃を渡した」という。検証の結果、火事の熱で銃が自然に発砲し、ドンに命中したことがわかる。 だが、ラ・ティエラの関与を示すサイン(LATの文字)があることから、グリッソムは捜索令状を取ってアルバラードのアパートへ向かう。だが、部屋に入ろうとしたところでアパートが爆破され、証拠は破壊される。警察の動きがギャング側に漏れていたのだ。 一方ホッジスは、車に書かれた「LAT」の文字が通常の彼らの手口とは違うことに気づく。彼らはいつもスプレーを使うが、今回の文字は型と絵筆を使ってペイントされていた。調べてみると、オマーリーのガレージから文字型と絵筆が発見される。オマーリーは、娘夫婦がいつも争っていることから、娘のためにドンを殺害したのだった。 ドン殺害は結局ギャングとは無関係とわかるが、爆破事件の件が残っていた。情報の漏洩源を探して通話記録を調べてみたところ、陪審員のマリー・レーヒーがギャングと接触したことがわかる。収監されている弟を救うことと引き換えに、ラ・ティアラに情報を渡していたのだった。 であれば、アルバラードから手下に指令が出ていたはずだが、アルバラード自身は拘置されており、外部とは接触できない。グリッソムは拘置所に行き、図書室でアルバラードが借りた本をチェックする。すると、どの本もページが破り取られていた。そこでアルバラードが現在借りている本を調べると、あるページが水に濡れたようにゴワゴワになっていた。アルバラードは、まず図書室で本を借りて尿で指令を書き込み返却する。アルバラードの手下である別の囚人がその本を借りてページを破り取り、それを面会時に手渡す。尿の文字は乾いて消えていたが、ページを火であぶると文字が浮き出してくるという寸法だった。アルバラードが持っていた本にはマディを殺せという指令が書かれていた。 ---- ===== 感想 ===== スト明け1作目で、ベガス署では風邪が流行しているらしい。グリッソムは病欠、ニックとグレッグは軽症なのか、あるいは休ませてもらえないのか、クシャミで証拠を汚染しまくり(汗)。いいのか? ……焼け焦げた車からは指紋もDNAも取れそうにないからいいってことなのだろうか。グレッグは寒そうにマフラーをしているのに、その横でウォリックは半袖。いったいそこは暑いのか寒いのかはっきりしてくれ! グリッソムがキャサリンを使って現場の情報を得ていたので、もしや今回は室内で事件を解決する「アームチェアCSI」かしら、と思ったら後半でちゃんと外に出ていた(しかも爆破に遭遇)。 主任の自宅というと、地下室で大量のゴキブリが飼育されていたり、リビングに腐った血液が放置してあったり、冷蔵庫でブタの胎児がミイラ化していたり、トイレを借りようとすると実験用に尿を取られたり、殺虫剤を撒いた隣人との間で仁義なき戦いが勃発したりしているんじゃないかとアレコレ想像してしまうのだが、意外に普通の家なのね。玄関が2階部分にあるところがちょっと変わってる? タイトルのDivine Comedyは、ダンテの『神曲』の英訳タイトル。拘置所でアルバラードが読んでいたのも、『神曲』の地獄篇だった。アルバラードを演じているRobert LaSardoは、「CSI:マイアミ」でも「BONES」でもヒスパニックギャングの役で登場していたっけ。ただワルそうなだけでなく、得体の知れない威圧感のようなものがある。 それにしても、(最近ゴタゴタのあったウォリックはともかく)8年経ってもまだクリスティの件を忘れてもらえないニックが気の毒。 DVDにはこのエピソードで削除されたシーンというのが収録されていて、そこではキャサリンがグリッソム宅に現れ、家中をチェックして回り、「法廷に行かなきゃ」と急いで出かけようとするグリッソムに「いつからサラと付き合ってたのよ……仕事しか頭にないと思っていたのに」とか聞いていた。でも、主任に彼女ができたんじゃない? てな事は前シーズンでニックと話してたよね。 {{http://hermitage.rdy.jp/csi/img/caps/csi_177.jpg}} で、その途中でクローゼットの中身が映るわけなのだが、この服(画像左)は何なんだろう……サラが置いていったガウンか、あるいはウィリアム・ピーターセンの私物なのか。 右の集合写真は、お揃いのベスト着用で、かつグレッグがいないことからシーズン4の頃の物と推察……やはりこの5人+グレッグという構成がいちばん良かったなぁ。 --- //Yoko (yoko221b) 2009-11-26// [<>]