Homicide - Season 4, Episode 4 ====== #59 Bad Medicine ====== * 邦題:「麻薬捜査」 * 脚本:David Simon * 原案:Tom Fontana, Julie Martin * 監督:Kenneth Fink * 初回放映:1996-10-25 ---- ===== 事件概要 ===== ==== No.179 Reed, No.180 Phipps ==== ボルチモア市では、突然麻薬の過剰摂取による死亡が増加。 ルイスとハワードは「ボージャック」ことクエンティン・リードの事件を担当。現場の制服警官の話では目撃者がいたが、麻薬課のテリ・スタイバース刑事と同行したという。目撃者のヴァーノンはスタイバースの情報提供者で、殺したのはルーサー・マホーニーらしい。 ヴァーノンの話では、ボージャックはマホーニーと麻薬ビジネスで対立し、マホーニーの使うパッケージを偽装して毒を売り、自分の売り上げを伸ばそうとした。その試み自体は失敗したが、ボージャックはマホーニーから首に3000ドルの賞金をかけられてしまった。実際にボージャックを殺害したのはカールトン・フィップスという若者だという。 ルイスはハワードとともにフィップスの自宅へ向かうが、行ってみるとソファに若い男の射殺体があった。ルイスはマホーニーが先回りしたことを確信する。 フィップスが死亡したため、ヴァーノンの証言が決め手となるが、ヴァーノンは麻薬の禁断症状に苦しみ、まともに話もできない状況。ルイスとスタイバースは「東地区は危険だから行くな」と警告してヴァーノンを一時的に街に送り出す。ボージャックの自宅からは大量の麻薬が発見される。 ルイスとスタイバースは、ヴァーノンの証言をもとにマホーニーの逮捕状を取ろうと計画。スタイバースは口実を設けてルーサーを呼び出し、身柄を拘束。2人は巧みに話を誘導してマホーニーがフィップスが死んだ時の状況を知っているという供述を引き出していく。ルイスは「犯人しか知り得ない情報」を言わせたつもりだったが、フィップスの自宅は施錠されておらず、証拠にはなり得なかった。証人のヴァーノンは麻薬依存症で内容も伝聞にすぎない。結局マホーニーは釈放されてしまう。 ==== No.181 Troy ==== ハワードとマンチが殺人現場に行くと、そこには射殺されたヴァーノン・トロイの遺体があった。 ---- ===== 感想 ===== ルーサー・マホーニー再登場。こんな時なのに、ケラマンは汚職の疑いをかけられて連邦大陪審の捜査対象になり、デスクワークを命じられてしまう(ただでさえ人手不足の殺人課で…)。ケラマンは、放火課にいた頃に不正の話を持ちかけられたが断ったらしい。 マホーニーはボルティモアの麻薬王ではあるが、市全体を牛耳っているわけではないのかな。敵対する組織があって、今回はどうやら風評被害に遭いかけたらしい。犯罪組織なら相手をつぶす手段も容赦ない。ボスが命じて手下が殺した事件となると、実行犯と取引してボスを売らせるというのが常套手段になるが、マホーニーはさっさと先回りして口封じ。内でも外でも仁義なき戦いになってきた。 マホーニーを逮捕したとしても、またすぐに次の組織が生まれて結局は変わらないんだろうなと思いつつ、だからといってマホーニーを野放しにはできないし。まぁしばらくはマホーニーと警察(ルイス&ケラマン)の戦いが続きそうだ。決着が着くまでにケラマンはちゃんと復帰できるのだろうか。 さて、事件以外の部分では、ペンブルトンが相変わらず薬の副作用に悩み、薬を服用せずに射撃の練習をする。とにかくテストに合格して現場に復帰するまでは、ということなのだろうが、見ていて何だかハラハラする。テストに落ちて再び薬をのみ始めた時は何だかほっとした。 そしてマンチの部屋に居候していたブロディは、結局暮らし方が合わず、再び流浪の身。今度はベイリスが宿を提供するが、この2人も合わなさそうだなぁ……ブロディがドキュメンタリーについて語っているのに、ベイリスはアニメ見てるし。 ---- ===== 使用楽曲 ===== * "Till the Money Runs Out" by Tom Waits (冒頭) * "Cold Cold Ground" by Tom Waits (マホーニー釈放~ラスト) --- //Yoko (yoko221b) 2013-01-15// [<>]