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BONES - Season 1

#16 The Woman in the Tunnel


事件概要

マーニー・ハンター事件

地下通路で女性の遺体が発見される。ブレナンは現場で不審な男を見かけて後を追おうとするが見失う。遺体の身元はドキュメンタリー作家のマーニー・ハンターと判明。頭部には落下によるもの以外の打撲の跡があり、それが死因である可能性があった。また、指の爪がきれいなことから、地下に落とされた時はすでに死亡していたか、あるいは意識を失っていたと思われる。

ワシントンDCの地下には、水道やケーブルなどを通す地下トンネルが、迷宮のように縦横無尽に走っていた。マーニーは、その迷宮の中で暮らすホームレスたちのドキュメンタリー映画を撮影していたという。彼らの暮らす場所へ行ってみると、そこにはブレナンが現場で見かけた不審な男がいた。彼はハロルドといい、そのコミュニティのまとめ役だった。ブースはハロルドが持っていたマーニーのカメラと血だらけの上着を見つけ、彼を連行する。

ハロルドは殺害を否定するが、「自分が贈り物をしたために彼女は死んだ」と言う。マーニーの荷物の中には、古いメダルのような物が入っていた。グッドマン所長の鑑定によると、それは18世紀後半に建設された政府の宝物庫の紋章であるらしい。宝物庫の中には金銀財宝や文化遺産が収められていたが、20世紀初頭に土石流で埋まったまま行方不明になっている物があるという。

ハロルドがマーニーに渡した紋章は、普段行かない場所で見つけたもので、ハロルドは「金髪の女が持っていた」と言い脅えた様子を見せる。ブースとブレナンはハロルドから道を聞いてその場所へ向かうが、道は瓦礫で塞がれ、近くには別の白骨死体があった。着衣の素材から、南北戦争当時の死者とわかる。

一方、マーニーの衣服に工業用ダイヤの欠片が付着していたことから、彼女が別の場所で殺されて地下通路に投げ込まれたこと、また頭蓋骨の傷の形状と方向から、左手に持った尖った凶器で殴られたことがわかる。

マーニーの婚約者が未編集のテープを発見。そこにはマーニーの姿とともに「お宝」を探す2人の男の姿があった。その2人は、マーニーにロッククライミングを教えていたカイルとデュークで、最初にブースが事情を聞いたときには「地下へ降りたことはない」と話していた。ブレナンは、マーニーを殺害した凶器はクライミングに使うピッケルではないかと思いつく。彼らはカイルとデュークを探すが、2人とも姿を消していた。

アンジェラは、地下通路に関する情報を総合して、3Dの立体迷路を構築する。近代以降に建設されて記録と照合できる通路、それ以前に作られたがほぼ確実に存在する通路、そして噂や目撃情報による不確かな通路。お宝があるとすれば、その不確かな場所にあるはず。彼らはマーニーと南北戦争の兵士の発見現場などから、場所を絞り込む。

ブースとブレナンは地下を捜索し、宝物庫を発見。そこには、ハロルドの言う「金髪の女」――ヘンリー・レイバーンの描いた女性の肖像画があった。FBIの戦術チームも地下に入っていたが、結局はぐれてしまい、2人で突入してカイルとデュークを取り押さえる。

マーニーは財宝を着服するつもりはなく、それを題材にドキュメンタリー映画を撮ろうとしただけだった。だが映画になれば存在が明らかになってしまうため、お宝を手に入れようとしたデュークがマーニーを殺害。一時期マーニーと愛人関係にあったカイルは、殺害のことは何も知らず、真相を知って思わずデュークに殴りかかる。


感想

ワシントンの地下がこんな複雑怪奇なことになっていたなんて。東京の地下もいろいろ複雑なことになってそうだけど、そこそこ歴史がある都市で、しかも首都となれば当然かも。そして、そんな所にお宝が眠っているとは!

ブースは、ブレナンが自分の銃を使うたびに報告書を書かなければいけないのね。まぁブースは連邦政府の役人で、たとえターゲットがネズミでも発砲は公務になるので、正当性が求められるのは当然といえば当然か。しかしそれを言ったら、別の番組とはいえ同じく連邦捜査官であるジャック・バウアーはどうなってしまうのかと、いささか心配にならないでもない。

最後の場面。「カイルが燭台でデュークを殴った」と言ってブースとグッドマン所長がニヤニヤして、ひとり意味がわからずにブレナンが戸惑っていたが、これはどうやら「クルー(クルード)」という推理ゲームのことらしい。推理ゲームって何だかマニアックな印象なので、そんなのわからなくてもおかしくないでしょ、と最初は思ったのだけど、本や映画にもなっているくらいなので、アメリカでは誰でも知っているメジャーなゲームなのかな。関係ないけど、映画版に出演する女優さんがアイリーン・ブレナンというらしい。


使用楽曲

Yoko (yoko221b) 2008-09-23