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CSI - Season 2, Episode 11

#34 Organ Grinder


I don't think any investigation for the dead is worth hurting the living.

事件概要

ボブ・フェアモント脳死事件

全員で担当。殺人課からブラス警部。ホテルのエレベーターで、男が倒れているのが発見される。まだ息があったため、病院へ運ばれた。発見したのは若い男女だったが、同じ頃男性の声で通報もあった。他人が服を着せた形跡があり、グリッソムは犯罪性を疑う。男はそのホテルの宿泊客で、部屋には情交の痕跡があり、妻は夫の浮気を証言。エレベーターの中には人間の頭皮(フケ)が落ちていた。

倒れていた男フェアモントはクモ膜下出血で脳死。臓器は移植のために摘出され、身体は火葬にされる。フェアモントは三年前、銃の清掃中に誤って自分を撃ってしまったことがあり、その事件はウォリックが担当していた。サラは写真に写る爪に白い縞模様を発見。それは重金属の毒物を摂取したことを示していた。遺体はすでに火葬されてしまったため、サラは遺灰を調べ、中からセレニウムを検出する。投与された毒物について詳しく調べるには内臓が必要だが、移植を受けた患者たちは協力を拒否。

キャサリンは病院で、フェアモントの秘書クローディアに出会う。フェアモントに服を着せてエレベーターに放置し、フケを落としたのは彼女だった。クローディアは意識不明のフェアモントを発見し、スキャンダルを恐れたため服を着せてエレベーターに引きずって行ったのだと言う。

ウォリックは三年前の銃の事故を再調査。弾道からその「事故」を再現すると、フェアモントは誤って自分を撃ったのではなく、少し離れたところに座っていた誰かに撃たれたのだとわかる。妻ジュリアは撃ったことを認めた。また、フェアモントが死ぬ前にホテルにいた連れの女性は、指紋からジュリアであると判明。また、ジュリア自身も重金属の反応を見せる。

キャサリンとブラスはクローディアのオフィスでシャンプーとガーリックチーズを発見。それは頭皮の湿疹に処方されるもので、セレニウムが含まれていた。この毒を服用すると息にガーリック臭が出るので、それをチーズでごまかしたものと思われた。クローディアは犯行を否定。

ジュリアとクローディアはいずれも、自分の潔白と相手の犯行を主張するが、サラをなかなか誘えないグレッグが独自に調査した結果、二人の間に意外な結びつきがあったことがわかる。10年前にはクローディアの夫ジョンの秘書がジュリアで、ジョンが死んだ後クローディアが臓器を提供して遺体を火葬していた。肝臓を提供された患者はすでに死亡しており、ニックがその肝臓を調べるとセレニウムの反応が出た。

キャサリンらは、二人が共謀して新しい標的を定めたことを確信するが、検事は立件しないことに決めたという。毒をもったことはわかっても、どちらが手を下したかはわからない。弁護側はお互いに罪を被せようとするばかりだろう。サラはその決定に納得がいかないと怒るが、グリッソムは「勝ち負けの問題ではない」と諭す。


感想

肉料理(特にレバーなどの内臓系)を食べる予定のある人は見ちゃだめ。肝臓を小さく切ってミキサーで粉砕……。4話の液体男ほどじゃないけど、グロだわ。

えーと、結局死因はクモ膜下出血で、自然死なのだろうか? 主任は「殺人に出訴期限はない」と言っていたけど、重金属との因果関係は証明できるのだろうか。それとも、殺人云々はクローディアの夫の事件のことか? 違う州だけど。

それから、最初に通報した「男の声」は結局誰だったのかも、よくわからない。「女かもしれない」という台詞があったから、クローディアが声色使って通報したのだろうか。

グレッグが突然サラを誘ったりしてるのだけど、急にどうしたんだろう。何かきっかけになる事件でもあったのだろうか。シーズン1では、デートした彼女の細胞のDNAがキレイだったとか自慢してたけど……。ちなみにサラはグレッグより四歳年上らしい。いつもはキャサリンに馴れ馴れしいし、グレッグは年上好み?


単語帳

Yoko (yoko221b) 2005-01-03