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CSI: NY - Season 8, Episode 6

#168 Get Me Out of Here!


事件概要

ポール・ウォーレン

ハロウィンの夜に、墓地の墓穴の中で若い男性の遺体が発見される。全身土まみれで、頭を殴られて死亡していたが、薬物検査で少量のヒ素が検出され、毒物投与も疑われた。爪や気道にも土が入っていたことから、一度生き埋めにされ、そこから這い出したものの別の穴に落ちて死亡したものと思われた。

身元は大学生のポール・ウォーレンと判明。携帯電話をなぜか4台も所持していたが、本人の物は1つだけで、残りは下級生のもの。持ち主は、サド・ウルフ、カーティス・アルムクィスト、アンソニー・ディコーダで、彼らは学生の友愛クラブの会員見習い。上級生のポールが、正式メンバーになる前の新入生3名のシゴキを担当していたという。田舎から出て来たアンソニーは、特に厳しいシゴキの対象になっていたらしい。

現場では、100年ほど前に使用された古い埋葬用の器具が発見される。また、土からはヒ素も検出される。現在では禁止されているが、昔は遺体の防腐剤としてヒ素が使用されていたのだ。

ダニーとリンジーは墓地で土のサンプルを採取し、そこで空き缶を発見する。缶の底には暗号のような文字と数字が書かれていた。ダニーはそれを見て、ポールの携帯電話に保存されていたメモの一部と同じ文字であることに気づく。

解読を試みたところ、ポールのメモは墓地と区画を示しているものと思われた。そのうちの1ヶ所へ行ってみたところ、サドとカーティスを発見。2人はポールに命じられ、暗号の手掛かりを求めて墓地から墓地へと走り回っていたのだ。暗号に示された地点には、次の地点への手掛かりがビール缶に隠されて残っている。そして最後の缶はアンソニーが持っているはずだという。2人はここで最後から2番目の地点に来ていたが、置いてあったビール缶はすでに空で、ゴールへのヒントがわからないという。そしてポールの殺害は2人とも否定する。

一方ダニーとリンジーは墓地の土を分析し、新しい造成区画でヒ素の濃度が高いことに気づく。そこで調べてみたところ、その墓地は5年前すでに99%が使用されており、造成するスペースは残っていないはずだった。つまり、親族が死に絶えた古い墓を掘り起こして新しい墓地を造成しているのだ。マックらは墓地へ向かい、管理者のフィッシャーが墓地を掘り起し、古い骨を埋めている現場を押さえる。フィッシャーは観念してポール殺害を自供。墓を掘り起こしているところを目撃されて、口封じのために殴り殺して生き埋めにしようとしたのだ。しかしアンソニーの件は何も知らないという。

サドとカーティスの話や、ポールの携帯電話に残っていたデータから、アンソニーがどこかに監禁されていることは確かなようだが、その場所を知っているのはポールだけ。

ゴールへのヒントであるビール缶を調べてみると、中にアンティークな細工が施された金具が入っていた。詳しく調べた結果、どうやら19世紀に造られた地下霊廟の鍵であると思われた。鍵に付着していた大理石の粉やポールのメモなどから総合して、マーブルセメタリーという墓地が候補に挙がる。現場へ行ってみると、ウォーレン家の霊廟があり、例の金具で開けることができた。棺の中に閉じ込められていたアンソニーは、衰弱していたが無事に救出される。


感想

毎年恒例ハロウィンエピ。

墓地の不気味な雰囲気、学生クラブの行き過ぎたしごき、土葬文化では特に深刻な墓地の「土地問題」など、ストーリーは悪くないと思う。暗号もあまり凝りすぎず、簡単に解読できるレベルがちょうどいい感じ。なので……うーん、もっと面白くなっても良いはずなんだけどなぁ。何か見ていて盛り上がらないというか、退屈なまま終わってしまったというか。

ダニー&リンジーは相変わらず夫婦漫才担当。自分が死んだ時にどんな葬式をしてほしいかをえんえん語る。シド先生は「ハマーバック・スリーパー」という安眠枕を作ってマックに試してほしいと頼みに来る。そして最後は全員でホラー映画を鑑賞して(公式ブログによると「13日の金曜日 PART8」らしい)おしまい。「プロの視点」から映画にツッコミ――というのは、ベガスでもあったような気がする。

……事件に関係ない台詞や描写がこれだけあるというのに、さらに分析シーンが無駄に長い。音楽をバックに黙々と分析している場面が続くので、寝そうになったわ。よっぽど時間が余ったのか。これでは面白くなるはずもないかもしれない。


使用楽曲

Yoko (yoko221b) 2014-07-07