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CSI: NY - Season 9, Episode 7

#187 CLUE: SI


事件概要

エレン・ホワイト、リサ・ウェストン、シェーン・シモンズ他

ダンス学校の生徒エレン・ホワイトが、天井から首を吊った遺体となって発見される。絞殺された後、首を吊られたものと判明。ロープには黒色火薬が付着していた。

一方、ヘルズ・キッチンでは身元不明の赤毛の女性が射殺されていた。凶器は19世紀に製造された古いリボルバーで、発射残渣にはエレンの事件のロープから検出されたものと同じ火薬が含まれていた。

その後、赤毛の女性は氏名をリサ・ウェストンといい、エレンと同じ精神科医にかかっていたことが判明。ネットオークションで古いリボルバーを落札したのもその医師、カーリー・エマーソンだった。オフィスへ行ってみたところ、エマーソンは事件に関連する写真を残して姿を消していた。

マックはその写真を見て、2件の事件が「クルー」というボードゲームの筋書きをなぞっていることに気づく。エレンの事件はホワイト、コンサーヴァトリー(ダンス学校の名前が「マンハッタン・ダンス・コンサーヴァトリー」)、ロープ、そしてリサの事件はミス・スカーレット(赤毛)、キッチン、銃。であれば、次は「ミスター・グリーン」が標的となる可能性が高い。

その後、ゴルフ場の「グリーン」で、やはりエマーソン医師の患者であるシェーン・シモンズが殺害される。凶器はロウソク立てで、これも「クルー」をなぞったものだ。

シェーンの遺体にユキヒョウの毛が付着していたことがわかり、そこからユキヒョウの飼育係が車を借りたスティーヴ・デイヴィスの存在が浮上。彼も強迫性障害などを患い、エマーソン医師の治療を受けていたが、医師に恋心を抱いてしまい、別の医師に変わるよう勧められていた。

デイヴィスの部屋に踏み込むと、そこにはエマーソン医師が監禁されていた。部屋にあったゲームとサイコロから、次の標的は「プラム教授」で場所は「図書館」らしいとわかる。それはエマーソンの婚約者でチェルシー大学の教授をしているクレイトンであると思われた。

マックらはチェルシー大学の図書館へ向かうが、2人の姿は見つからない。マックとジョーは創立当時の建物を調べ、旧図書館であるホールへ向かい、デイヴィスを逮捕。デイヴィスはエマーソンに拒絶されたことを恨みに思い、エマーソンから大切な存在(患者や恋人)を奪おうとしたのだった。「クルー」はデイヴィスが最初に治療を受けた時に2人で遊んだ思い出のゲームだった。


感想

前回がおとぎ話、今回はゲームがテーマ。NYお得意のパターンが続くなぁ。そろそろ変なスポーツが登場しても良い頃じゃないかという気がしてきた。

「クルー(クルード)」というゲーム、確か別のシリーズでも出て来たぞ~と思って検索したところ、BONESシーズン1の「地下の住民たち」であると判明。このシリーズも視聴が止まっちゃっているのよね……早く再開せねばっ。

メインの事件は少々のヒネリはあったものの、最初からストレートに犯人が犯人でした、という展開で終了。それに絡んで番外編的にリンジーとダニーの夫婦漫才。ダニーが顕微鏡に青い染料を仕込んでイタズラしたところ、本来の標的だったアダムではなくリンジーの目の周りが青いパンダ目になってしまった……という話。まぁ、必要だったかというと別になくてもいいような話ではあったけど、これはこれで面白かった。

マックの失語症も、思い切ってクリスティーンに打ち明けて和解したところで良い方向に進みそうかな。


使用楽曲

Yoko (yoko221b) 2016-05-09