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Dexter - Season 7, Episode 8

#80 Argentina


概要

デクスターはデボラの家を訪ね、プライス事件について話し合う。デボラはハンナを殺せと言うが、デクスターは「殺さない」と断る。

アイザックは身代わりを仕立てて監視の目を逃れ、ドーナツ店でデクスターを襲撃するが、デクスターは危うく難を逃れる。ジョージはアイザックの暴走に手を焼き、コシュカの上層部と話をつける。さらに、クインを脅して大規模な麻薬取引の監視役を引き受けさせる。

デクスターは、ヴィクターの自宅に忍び込み、アイザックを殺害しようとするが、そこで別の殺し屋と鉢合わせ。格闘になり、相手の喉を切って殺害する。その殺し屋はジョージの手下だった。

ラグェルタは船着き場の管理人に話を聞き、デクスターがその場所を借りていたが、ベイハーバー・ブッチャー事件の直後に他所へ移ったことを知る。

デクスターはハンナを訪ね、アイザックに狙われていることを話して車を借りる。デクスターは初めて「批判も恐怖も動揺も」なしに殺人について語る。

ハンナは車と一緒に温室の鍵を渡してしまい、鍵を取りに来てデクスターに息子がいることを知る。その後、デボラはデクスターがハンナの車の鍵を持っているのを見て、デクスターがハンナと会っていることを知る。動揺したデボラは、デクスターに対する恋愛感情があったことを口にする。

デクスターはアイザックを尾行してゲイバーへ入り、ヴィクターがアイザックの最愛の恋人であったことを知る。

その頃、港ではラグェルタがデクスターのボートを見つけていた。


感想

デボラがデクスターに対して兄以上の感情を抱いているのでは――という話は、前シーズンで唐突に出てきて「何だ?」と思わされたのだが、ここに来てまた突然に再登場。そういえば何回か前、アイザックに狙われてモーテルに泊まった時、デボラがデクスターの着替えを見て思わず目をそらした場面があったっけ。

前シーズンでは確か、銃撃事件でセラピーを義務付けられたデボラが、セラピストからそのようなことを言われて自分でも認めたのだった。その時はルイスの怪しい動きと合わせて「ルイスがブライアンの息子で、セラピストが母親ではないか?」というようなことも予想されていたのだが……その線はないな。

ウクライナ・マフィア方面は、ジョージがアイザックを排除するという行動に出て新展開になりそう。デクスターはアイザックを殺しに来て、逆にアイザックの命を救ってしまう。この殺し屋、ジョージの部下であることをユルグにも知られているのに、アイザックの写真を持っていたということは、ボスの顔を知らなかったのか? そしてアイザックとヴィクターはやはり恋人同士だった。アイザックがヴィクターに出会って初めて自分の居場所を得たように、デクスターもハンナに自分の居場所を見出すことになるのだろうか。

しかしハンナにとっての殺人は、あくまで「自分の邪魔になる人間を排除する」という行為の繰り返しなので(最初のカップル殺し以外は)、デクスターとはいささかタイプの違う殺人鬼ではないかと思う。

今シーズン、折り返し地点を過ぎて全体の三分の二まで来たのだが、どうもテンポが良くないというか、「これからどうなるの?」というドキドキ感に欠けているような気がする。シーズン7と8、まとめて24話のファイナルと捉えるべきなのだろうか。

それにしたって、ラグェルタがボートまでやって来たのだから、もう少し緊迫感があっても良い気がするんだけどな……。

Yoko (yoko221b) 2015-03-28