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bones:s01:018_the_man_with_the_bone

BONES - Season 1

#18 The Man with the Bone

  • 邦題:「黒ひげの呪い」
  • 脚本:Craig Silverstein
  • 監督:Jesus Salvador Trevino
  • 初回放映:2006-04-05

事件概要

身元不明男性(300年前の海賊?)

ブレナンはアサティーグ島で発見された指の骨の鑑定を依頼される。その島は別名「宝島」と呼ばれ、テッド・メイシーとガイル・ハードウィックが海中シャフトで発掘調査を行っていた。そのメイシーが死亡し、ブースが捜査に赴いた(そこは国立公園なので連邦の管轄になる)ところ、メイシーが謎の骨を握っていることに気づき、ブレナンを呼んだのだ。ブレナンは、FBIの検死官が骨を消毒薬に浸して表面に残る微粒子を散逸させたことを知って怒る。メイシーの死亡自体は事故と思われていたが、検死官は頚椎がつぶれていることから殺人の可能性があると言う。メイシーとハードウィックに資金提供していた大富豪のローズは、もう宝は出ないと思って発掘を中止しようとしていたが、殺人事件が起きたと聞き考えを変える。

その指は約300年前の人骨と判明。梅毒の第3期症状を示しており、海賊の人骨である可能性があった。さらに発見現場が「宝島」と聞いてホッジンスは俄然興味を示し、自らシャフトに潜って証拠を採取すると主張。ホッジンスはダイバーの免許を所持しているのだった。ホッジンスはシャフトに潜り、そこで残りの人骨を発見する。この人骨にも同じ梅毒の症状があり、同じ海賊と思われた。ローズは「その骨は自分のものだ」と主張するが、今は殺人事件の証拠品であるため、骨はジェファソニアンに運ばれる。

だが、運ばれてきた人骨は何者かに盗まれて消えてしまう。ザックが検査中だったためかろうじて手元に残った指の骨を改めて精査すると、小さな穴が開いていることがわかる。それは、展示用に糸を通して組み立てた跡だった。その骨は、もともとジェファソニアンにあった展示用の人骨で、ニセモノとすりかえられてシャフトに投げ込まれた後、もう一度ジェファソニアンから盗まれたのだった。盗んだのは警備員で、メイシーとハードウィックに依頼されたのだという。ローズに資金提供を継続させるための工作であったと思われる。

ハードウィックに事情を聞こうとするが、言ってみると彼は首を折られて殺されていた。ブースは、その手口が軍の特殊部隊で教わる物であると気づく。軍需産業で財を成し、自らも特殊部隊の出身だと言っていたローズに疑いがかかるが、その経歴は実は大嘘。ブレナンの張り手ひとつ避けられない素人だった。

作業員のひとりデーン・マクギニスが特殊部隊の出身であることを知り、ブースとブレナンは現場へ向かう。だがそこでは、ホッジンスがマクギニスの協力を得て2度目の潜水を敢行している最中。マクギニスは呼吸用のホースを切ってホッジンスを殺すと言って2人を脅すが、何も知らないホッジンスは海底で金貨を見つけ「これを見てみろ!」と大興奮。マクギニスはホースを切るわけにもいかず、観念して投降する。

ホッジンスが発見した金貨は、仕込ではなく本物の金貨と判明。ジェファソニアン博物館に収められることとなった。


感想

「地下の住民たち」に続く、お宝探し第2弾。ホッジンスたち男子部が盛り上がっているところで、何となく初期エピソードの「木につるされた少年」を思い出してしまったのだが、あの頃「外部」でイラついていた感のあるブースが、今やスクインツたちにすっかり馴染んでいる感があるなぁと、何だかしみじみしてしまった。

このエピソードでは、ホッジンスが意外にアウトドア派であることが判明。事件の真相とは特に関係がなかったけれど、海賊の扮装で当選し、観光収入をぐんと増やしたというコスプレ町長夫妻が何だかいい味を出していた。

Yoko (yoko221b) 2008-09-25

bones/s01/018_the_man_with_the_bone.txt · Last modified: 2019-09-11 by Yoko