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bones:s04:068_the_passenger_in_the_oven

BONES - Season 4, Episode 10

#68 The Passenger in the Oven

  • 邦題:「殺人フライト」
  • 脚本:Carla Kettner
  • 監督:Steven DePaul
  • 初回放映:2008-11-19

事件概要

エリザベス・ジョーンズ

上海行きの飛行機の中で、殺害されて大型のオーブンで焼かれた遺体が発見される。古代の遺骨鑑定に行くために乗り合わせていたブレナンとブースは「ここはまだアメリカの領土だから」と捜査を開始する。ブレナンは機内からジェファソニアン研究所に連絡し、カミールは週末を楽しみに出かけていたメンバーたちを急遽呼び戻す。

ブースは隣席に座っていたミステリマニアの老婦人から検視に必要なメジャーや編み棒などを借りる。体格や髪の色から、被害者の身元は乗客のエリザベス・ジョーンズと判明。旅行ライターだったが、飛行機に乗ったのは仕事ではなく休暇旅行のため。だが、旅行前に書いた記事では、その航空会社を批判していたという。

被害者が頭部を強打したことがわかり、ブレナンが骨から型を取って調べたところ、被害者はカートの取っ手に頭を打ちつけられで死亡したと思われた。

編集長の話から、エリザベスには「アーティ」という名前の恋人がいたことがわかる。既婚者で妻は病気、十代の息子がいる――と聞いて、ブースはファーストクラスにいた乗客アーサー・ビルブレーを思い出す。アーサーは妻に万里の長城を見せるために一家で中国へ行こうとしたが、エリザベスはそれを知ってわざと同じ便に乗ったのだという。アーサーは、しかし殺害については強硬に否定する。

アンジェラは、被害者の胸骨にめり込んでいた金属片に注目する。携帯電話のICチップかデジカメのメモリーと思われた。さらに、アテンダントの話から犯人がファーストクラスのスリッパをはいていたことがわかり、ブレナンは即席のALSライトを作成し、血液の付着したスリッパを探す。見つかったのは、アーサーの息子イーライだった。さらに、被害者の胸骨にあったチップがイーライのゲーム機のものだったことがわかり、ブースは中国への着陸寸前に検事の許可を得てイーライの逮捕を宣言する。


感想

科学捜査ものではどのシリーズでも1回はこういうエピソードがあるような気がする、マクガイバリズム・エピ。DIY科学捜査というか、ラボが使えないので手近にあるもので鑑識証拠を見つけよう、という話だ。今回は飛行機の中という、さらに限られた密室状態で、ブースの隣に乗り合わせたミステリ・マニアのおばさんが大活躍だった。

ラボとは一応回線がつながっているので、データや画像は送れるのだが、もちろん実物にはアクセスできないので、ホッジンスは何だかヒマそうだった。ブースとブレナンがいないので、検事やスイーツが関係者から事情を聞いたりするところは普段と違う感じで面白かったな。週末で遊びに出かけていたのを呼び戻したという設定なので、助手はなし。

古代の遺骨鑑定にブレナンが行くのは当然として、なぜブースまで一緒に行っちゃうんだろう。航空保安官(エアマーシャル)の代わりだったのかな?


使用楽曲

  • “Godspeed” by Jenny Lewis (アンジェラとロキシー@バー)

Yoko (yoko221b) 2009-11-19

bones/s04/068_the_passenger_in_the_oven.txt · Last modified: 2024-02-18 by Yoko