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bones:s04:069_the_bone_that_blew

BONES - Season 4, Episode 11

#69 The Bone That Blew

  • 邦題:「良い親の条件」
  • 脚本:Carla Kettner
  • 監督:Jessica Landaw
  • 初回放映:2008-11-26

事件概要

カルヴァン・ウォーレン

政府所有の森林で、焼けた人骨の一部が発見される。舌骨が折れていたことから、絞殺(他殺)の可能性があり、また償却には燃焼促進剤が使用されていた。焼かれた骨が風で木の上まで吹き飛ばされたらしい。

DNAが軍のデータベースに登録されていたことから、被害者は元海兵隊の特殊偵察部隊員、カルヴァン(カル)・ウォーレンと判明。所持品に有名私立学校のカードキーがあったことから、子守をしていたことがわかる。雇い主のリチャード・キングが国防関連の仕事をしており、子どもが誘拐される危険があったため、ボディガードも兼ねてカルを雇ったのだ。カルには、保護者のひとりであるエズラロー医師と浮気をしたり、会社のインサイダー情報をめぐって雇い主のリチャードと対立したりという事情があった。

カミールは、子どもたち相手に科学実験をするために、ブレナンの父マックス・キーナンを雇う。犯罪捜査をする研究所で犯罪者を雇うなんて、とブレナンは反対し「証拠にさわったらクビよ」と言い渡す。だが、ホッジンスはマックスの発案で再現実験を行い、骨が飛ばされた風の強さや、その風が吹いた日時、犯行現場などを割り出す。マックスは証拠にさわってはいないが、実験に関わったことでブレナンは父親を解雇する。

実験により割り出された犯行現場では、飛ばされたなかった重い骨が発見される。骨には散弾がめり込んでおり、カルは絞殺ではなく射殺されたことがわかる。舌骨が折れたのは、遺体の首に紐をかけて引きずったためだった。燃焼促進剤は、キング家の車のガソリンと一致。

骨折の状態と紐の長さから割り出した犯人の身長は165cmで、リチャードの妻エルスベスが該当する。だが、弾道から割り出した身長はさらに低く、撃ったのは娘のアレクサとわかる。アレクサは友達に金を払ってレポートを書かせようとしていたことをカルに知られ、学校に報告すると脅されて怒り、カルを射殺。そこへ戻って来たエルスベスが事件を隠蔽したのだった。

ブースは、息子のパーカーがマックスの指導で実験に夢中になっているのを見て、「解雇しないでほしい」とブレナンに頼む。


感想

レンタルの都合でずいぶん久しぶりになってしまったので、何というか「BONESってこんなドラマだっけ?」というのが最初の印象。事件は、第一現場と骨が発見されてからはとんとん拍子に解決。まぁ、あの銃弾のめり込んだ骨が最初から発見されていたら、謎がなさすぎだものね。その意味では、事件解決の功労者はやはりマックスと言うべきなのだろう。ホッジンスは「マックス・ブレナン」と呼んでいたけど、彼は本名マックス・キーナンで、教師をしていた頃の名前は確か、マット・ブレナンではなかったか。それから、殺人は無罪でもキーナン時代に他にも逮捕歴があったような気が……まぁいいか。

事件の印象は薄いが、今回は事件より、テンペランスとマックス、ブースとパーカーの親子関係を描いた部分が重要なのだろう。テンペはマックスの解雇を撤回したので、マックスは今後もリカーリングで登場するのだろうか。犯罪捜査よりホームドラマの方にどんどん重心が移ってきそうな予感。そう、BONESってこんなドラマだったわ、確かに。

今回の助手(squintern)は、可愛い系のウェンデルが再登場。ちょっと存在感が弱い気がなきにしもあらずだけど、このポジションは主張しすぎない彼ぐらいがちょうど良いのではないかな。


使用楽曲

  • “The Sun Will Rise” by Brendan James

Yoko (yoko221b) 2010-04-04

bones/s04/069_the_bone_that_blew.txt · Last modified: 2024-02-18 by Yoko