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bones:s04:076_the_doctor_in_the_den

BONES - Season 4, Episode 18

#76 The Doctor in the Den

  • 邦題:「愛する者との再会」
  • 脚本:Janet Lin, Karine Rosenthal
  • 監督:Ian Toynton
  • 初回放映:2009-04-02

事件概要

アンドリュー・ウェルトン

野生動物公園で、男性の遺体がトラに食われているところが発見される。ただし死因はトラではなく、大腿動脈からの失血死と思われた。歯型から、身元は医師のアンドリュー・ウェルトンとわかる。カミールはその名を聞いて顔色を変える――カミールの元恋人で、10年前には一緒に住んでいたのだった。

カミールは娘のミシェルを訪ね、父親の死を告げる。ウェルトンと暮らしていた2年間、カミールは母親としてミシェルを可愛がっていたが、当のミシェルは「覚えていない」と冷たい態度を取る。

ウェルトンは死ぬ直前、動物公園で行われた病院の資金集めパーティに出席していた。出席者の中には、ウェルトンを医療過誤で訴えていた男性がいた。また、大口の寄付者であるアネンバーグ夫人と争っていたことや、病院の管理責任者のベイリーと恋愛関係にあったことなどが次々に判明する。遺体の傷口には止血しようとした形跡が残っており、医療関係者の犯行が疑われた。

遺体からライオンの尿が検出されたことから犯行場所が絞り込まれ、その近くにあったヘビ用のフックが凶器とわかる。遺体からはヘビのウロコも発見されていたが、これは凶器からではなく、ヘビ皮を使ったバッグから移った物とわかる。パーティの写真を詳細に調べた結果、看護師のナンシー・ローダーが該当するバッグを持っていたことがわかる。

ナンシーはウェルトンを何年も支えてきたが、彼の浮気癖に耐えかねて殺害したのだった。カミールはあらためてミシェルを訪ねて話し合い「引き取りたい」と申し出る。ミシェルは実はカミールを慕っており、カミールが突然出て行ったことに傷ついていたのだった。


感想

カミールが中心となり、ブレナンとブースがちょっと奥に引っ込んだ感じのエピソードだが、良い感じに泣ける珠玉の一篇に仕上がっていた。

前回のエピソードを見て、このシリーズはどこへ行ってしまうのだろうという不安を感じていたが、今回は良かった! 離れ離れだった調味料入れが元の場所に戻り、同じようにカミールとミシェルが抱き合って和解する場面では思わずもらい泣き。一歩間違えばクサい演出になりかねない場面だが、それを堂々と正面からやってのけられるのは、BONESならではだろう。

アンジェラの恋愛話や、久しぶりに登場したクラーク君とその彼女の話などは相変わらずどーでもいい感じだが、今回はそれほど気にならなかった。


使用楽曲

  • “In the Jungle” by Rootz Underground (冒頭)

Yoko (yoko221b) 2010-04-18

bones/s04/076_the_doctor_in_the_den.txt · Last modified: 2024-02-18 by Yoko