User Tools

Site Tools


csi:s14:305_girls_gone_wild

CSI - Season 14, Episode 10

#305 Girls Gone Wild

  • 邦題:「恐怖の女子会」
  • 脚本:Melissa R. Byer, Treena Hancock
  • 監督:Alec Smight
  • 初回放映:2013-11-27

事件概要

ブレンダ・ウィッテカー他

サラ、モーガン、フィンの3人は、週末をリノのスパで過ごすことになった。一行はフィンの車で出発するが、途中で車が故障し、修理にやって来たダリルの勧めでラークストンに一泊することになった。

3人はバーでカラオケを楽しみ、フィンはダリルと良い雰囲気に。しかしダリルが既婚者であることに気づいてフィンが拒絶すると、ダリルは豹変、フィンをナイフで脅す。抵抗するフィンは、もみ合ううちにナイフでダリルを刺してしまう。フィンはバーへ戻り「ダリルを殺したと思う」と言うが、3人で現場へ戻るとダリルの姿は消えていた。血だまりと2人ぶんの足跡があるが、引きずった跡はないため、ダリルは誰かの助けを借りて現場を離れたと思われた。

通報で駆け付けた保安官のガードナーはダリルと親しく、あからさまにフィンを疑うが、医師のキニーはフィンを手当てし、痣の痕などからフィンは事実を述べていると判断する。

サラは現場で撮影した写真を保安官に提供するが、同じ写真をベガスのラボにも送信し、グレッグに協力を頼む。車種が絞り込まれ、ラークストン在住の所有者の中にダリルの妻がいることがわかる。妻のヴァレリーは偶然ベガスに来ていた。2人はあまり上手くいっておらず、ヴァレリーは仕事が終わってから直接ベガスへ来たため、夫のことは知らないし、ダリルが自分の車を使うことは時々あったという。

ヴァレリーの車からは大麻を水耕栽培していた痕跡が発見される。ラークストンの電気使用量を調べたところ、ある古い納屋で大量の電気が使われていたとわかる。それは年配の女性が所有し、ダリルが車置き場として借りていた所だった。

サラ、ガードナー保安官、ウィリス保安官助手の3名は納屋へ向かい、州外の車を3台発見。うち1台のトランクからはミイラ化した女性の遺体が発見される。

ラークストンの監察医は事件に不慣れなため、遺体はベガスのモルグへと運ばれる。フィンが正当防衛であることもわかったため、彼女も捜査に加われることになった。サラは除外用サンプルとして、保安官らのDNA提出を求める。

女性の身元は行方不明だったブレンダ・ウィッテカーと判明。拘束されレイプされた形跡が認められた。納屋にあった他の車の所有者も、一人旅に出て行方不明になったことがわかっていた。

その後、ダリルの車を見かけたという情報が入り、サラはガードナー、ウィリスとともに目撃現場へ。そこでサラはヘンリーから連絡を受け、ブレンダをレイプした犯人は2人おり、片方がウィリスであったと知らされる。サラは銃を向けてそのことを告げるが、ウィリスは保安官とサラに発砲して逃亡。保安官は負傷して病院へ運ばれるが、サラは銃弾が額をかすめただけの軽傷ですんだ。

モーガンはベガスへ戻っていたが、サラから知らせを受け、ラッセルらとともにラークストンへ向かう。サラはブラス警部に対し、事の発端から事情を話す。

一方フィンは、「手がかりをつかんだ」と保安官助手のレノックスから車を借りて出かけたまま連絡がつかなくなっていた。モーテルの部屋でPCを調べたところ、フィンはブレンダの靴に付着していた藻類を調べていたとわかる。バーテンダーのゲイリーに会いに行ったことがわかり事情を聞いたところ、地図に載っていない湖がないか聞かれ、干上がった人工湖のことを教えたという。その近くには古いキャンプ場の跡があった。

ラッセルはニックとともにキャンプ場へ向かい、そこで射殺されたダリルの遺体を発見。どうやらそこはダリルが女性たちを監禁していた場所だったらしい。フィンの壊れた携帯が落ちていたことから、フィンがそこでダリルと鉢合わせして争い、フィンがダリルを射殺して立ち去ったらしいとわかる。

ラッセルは車でフィンを捜索し、路上に車のライトの破片を発見。かたわらの土手を見るとフィンが意識を失って倒れていた。

フィンは病院に運ばれ手当てを受ける。現場の痕跡から、車両は事故ではなく故意にフィンを狙ってはねたことがわかる。フィンの脚に残る痣の跡から、彼女をはねたのは監察医のキニーであったと判明。キニーもダリル、ウィリスとともに女性たちを監禁してレイプした末に殺害していた仲間だったのだ。


感想

サラが発砲、モーガンが署内を疾走、フィンが車にはねられるというショッキングなシーンで始まるエピソード。

フィンとモーガンの加入で雰囲気が良い方に変わったなぁと思うのが、女性メンバー同士のやり取り。サラとキャサリンの時代は、女性2人で組むことがあまりなく、それほど親しい感じにも見えなかった。一時期サラと組んだロニーも、正直ちょっと「ウザキャラ」な雰囲気があったし、ライリーもあまり馴染めないまま去ってしまった感。女性2人で良いコンビだなと思ったのって、キャサリンと指紋ラボのジャッキーぐらいしかなかったように記憶している。

でもこの3人だと、ちゃんと女子会もできちゃう所が良い感じ。でもフィンは相変わらず……で、それがきっかけでとんでもない事態に。

1発でウィリスを仕留めたサラの腕前もすごいが、その場は適当に取り繕ってまっすぐ署へ帰るべきではなかったのか――保安官が善人で助かったけれど、保安官助手と監察医まで仲間に加わっていたこの事件、もし保安官まで仲間であったとしたら、サラは生きて帰れなかったのではないか。


使用楽曲

  • Human Being by Cat Power(モーガンがフィンを調べる場面)
  • Bad Reputation by Joan Jett & The Blackhearts(フィン、モーガン、サラのドライブ)
  • Piece Of My Heart by Janis Joplin(モーガンのカラオケ)

Yoko (yoko221b) 2020-12-31

csi/s14/305_girls_gone_wild.txt · Last modified: 2024-02-20 by 127.0.0.1