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wat:s02:041_legacy

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wat:s02:041_legacy [2019-06-23] (current)
Yoko created
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 +Without a Trace - Season 2, Episode 18
 +====== #41 Legacy ======
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 +  * 日本語タイトル:「父と母と子」
 +  * 監督:Tim Matheson
 +  * 脚本:Allison Abner, Maria Maggenti
 +  * 初回放映:2004-03-11
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 +----
 +===== 事件概要 =====
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 +==== 失踪者:ジョージ・スタンリー ====
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 +マーサ・スタンリーの経営するヘアサロンで、マーサの夫ジョージが失踪。売上金を持って銀行へ行ったきり戻らなかったという。店には折れた歯とデニムの切れ端があったが、血痕の類は見つからない。拭き取られた可能性があった。
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 +マーサとジョージには19歳になるショーンという息子がひとり。ショーンは大学にも行かず仕事にも就いていないため、息子のことで2人はよく口論していたという。失踪当日も、ショーンの車に1,​000ドルを出す出さないで言い争いになっていた。
 +
 +ジョージが浮気をしていた、あるいはマーサに暴力を振るったという疑惑も浮上するが、「浮気相手」のアディーナは単なる飲み友達であり、マーサの怪我もどうやら事故らしいとわかる。ショーンはギャンブルかドラッグの問題を抱えているらしい。「この家族は何か隠している」という疑いは消えなかった。
 +
 +その後、身元不明の男性の遺体が発見される。遺体は焼かれて損傷がひどかったため身元確認は難航するが、歯が欠けていることは確認された。さらに、ヘロインを所持していたらしいこともわかる。
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 +アディーナがジョージと最後に会った夜、ジョージは店の客を見て急に態度を変えたという。前科者と検問記録から、ジョージが見かけた相手は仮釈放中のレイ・ローガンという人物とわかる。写真を見せられたショーンは「母をレイプした男だ」と言う。
 +
 +8年前、マーサは暴行を受けて病院に運ばれていた。マーサは「家には他に誰もおらず犯人の顔は見ていない」と言い、訴えすらしなかった。だが実際は、ジョージは縛られて反抗の一部始終を見ていた。2人はショーンにも内緒にしてきたが、ショーンも物陰から犯人の姿を見ており、「戸締りを忘れた自分のせいだ」と自分を責め続けていた。彼らは8年前の事件を心の中に封印し、何も起きなかったと装いながら暮らしてきたのだった。
 +
 +身元不明の遺体は、ドラッグの売人ダリル・ワイズと判明。ショーンはダリルからドラッグを買っていた。それが原因でジョージが彼を殺して逃亡中と思われたが、殺したのはマーサの方だった。
 +
 +その日、マーサが用意した1,​000ドルは車の修理代ではなくドラッグの代金だった。マーサはその金をダリルに払い、その時に彼に迫られて思わず置物で殴り殺してしまった。そこへ戻って来たジョージは「後は自分に任せて家に帰れ」と言い、それきり戻って来なかったのだという。
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 +マローンは「ジョージはやり残した仕事を片付けに行ったのではないか」と思いつき、ローガンの自宅に踏み込む。そこにはローガンの遺体と重傷を負ったジョージが倒れていた。
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 +===== 感想 =====
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 +うーん、何だか複雑な話。「~だと思ったら実は~だった」というのがいくつもいくつもあって、あらすじが何だか散漫になってしまった。
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 +金を出す出さないの口論は、車の修理代だと思ったら息子のドラッグ代だった。ジョージが浮気していると思ったら単なる飲み友達だった。家庭内暴力だと思ったら事故だった。その原因がオレンジジュースだと思ったら数年前のレイプ事件のことだった。怪しい男がドラッグの売人だと思ったらレイプ犯だった。身元不明の遺体がレイプ犯だと思ったら売人だった。ジョージが殺したと思ったらマーサだった。
 +
 +それにしても8年前のマーサの怪我メイク、生々しすぎ……この事件はちょっと、見るのが辛かった。
 +
 +さて、捜査の合間にダニーとマーティンの個人ストーリーが挿入される。マーティンは前回のケヴィンの事件で、射殺トラウマを呼び覚まされてしまったらしい。マーティンもカウンセリングを受けるべきではないだろうか。なまじ真相を隠蔽してしまったために、(ヴィヴ以外の)誰かに話したくても話せない状況になっているのかも……ジャックも今では真相をちゃんと知っているのに、何だか妙に距離があるなぁ。息子のことを母親(ヴィヴ)に任せっきりにしている父親みたいだ。
 +
 +一方ダニーには強盗で服役中の兄がおり、名前がラフィエル・アルバレスであることがわかる。3話「フィアンセの素顔」で、ダニーが名前を変えて人生をリセットしようとしたらしいことが語られていたが、それがここに来てやっと明かされたわけね。でも、シーズン1「月影のクレア」の時の話とちょっと違うような……。「月影のクレア」といえば、事件解決後、泣きはらした顔で河を背にして立っているダニーがすごく印象に残っているのだけど、今回もラフィエルに面会に行くダニーが船で河を渡っている(場所はライカーズ島?)場面があって、これもとても印象的。何かそういう風景が似合う――というか、胸が痛くなるような雰囲気があるんだなぁ。
 +
 +で、このダニー兄弟の後日談はシーズン3で語られることになる。
 +
 +--- //Yoko (yoko221b) 2008-06-09//​
 +[<>]
  
wat/s02/041_legacy.txt · Last modified: 2019-06-23 by Yoko