Criminal Minds - Season 1

Table of Contents
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■ 放映時期

  • 2005年9月〜2006年5月(米 CBS)
  • 2007年7月〜2007年12月 (WOWOW)

■ エピソードガイド&一言感想

 簡単なあらすじのみで、ネタバレ度は低めです。

1. Extreme Aggressor シアトルの絞殺魔

 シアトルで、若い女性ばかりを狙った誘拐殺人事件が発生。FBIの行動分析課(BAU)は、プロファイラーのジェーソン・ギデオンの現場復帰を要請する。ギデオンはある事件がきっかけでPTSDを患い、第一線を退いて新人捜査官たちを相手に研修を行っていた。

 ギデオンの(変な)キャラが印象的な初回。プロファイリングで容疑者が絞り込めすぎな気もするのだが、実際はどうなのだろう。そして最後は変な所でクリフハンガー?

2. Compulsion キャンパス連続放火犯

 アリゾナ州テンペの大学で連続して放火事件が発生。プロファイリングを続けるうちにリードは、犯人を犯行に駆り立てるある要素の可能性に思い至る。

 前回のラストが今回につながるかと思ったらそうではなかった。「永遠の愛」を表す漢字のペンダント、ズームしてみたけど何て書いてあるのか結局よくわからず。

3. Won't Get Fooled Again パームビーチの爆弾魔

 フロリダ州パームビーチで連続爆弾事件が発生する。回収された部品を組み立てたモーガンは、以前に起きた別の事件との関連に思い至る。それはギデオンも深く関わった事件だった。

 ギデオンが現場を退く原因になった事件が明らかになる。一口に爆弾犯人といっても、目的によって爆破する標的や爆破方法などが変わるのが面白い。最後のトラップは、爆弾を扱う話で何度目にしただろう。

4. Plain Sight 白昼のレイプ・キラー

 カリフォルニア州サンディエゴの高級住宅街で、裕福な家の主婦が暴行され殺害される事件が連発。犯人は被害者宅の富を象徴する物を破壊し、被害者の目を開かせたうえで目蓋を接着剤で固定していた。

 性犯罪物は苦手なのだが、このエピソードはそれほど抵抗なく「さらっ」と見られてしまった。

5. Broken Mirror 双子令嬢の誘拐

 連邦検事の娘がパーティ帰りに誘拐される。犯人は検事に電話をかけ、誘拐した娘の双子の姉妹と話をさせるよう執拗に要求する。

 ギデオンが犯人を挑発する場面、考えがあってやっているのはわかったが、見ていてハラハラしてしまった。

6. L.D.S.K. スナイパー

 連続狙撃事件が発生。犯人は遠くから狙いを定めて撃っているが、かならず被害者の腹部を撃ち、致命傷を与えていなかった。

 原題はLong Distance Serial Killerの略。今まで犯人と渡り合うのはほぼギデオンの役目だったが、今回は交渉人・ホッチ。リードとのコンビも素晴らしい。

7. The Fox 一家惨殺事件

 夫婦と子ども2人の一家4人が全員殺害されるという事件が発生。当初は父親による無理心中事件と思われていたが、しばらく前に、似たような家族構成の別の一家が同じように殺されていたことがわかる。

 写真を使ったギデオンの引っ掛け作戦が成功。墓穴を掘るとわかっていても、どうしても我慢できないものなのだろうか。

8. Natural Born Killer ナチュラル・ボーン・キラー

 メリーランド州ボルティモアで、年配の夫妻が殺害され、その甥がバラバラ死体となって発見される。ボルティモア支局の捜査官は、BAUの介入を歓迎しないような様子を見せる。

 ホッチが最後に言った「捕まえる側に…」というのは、つまり彼自身のことなのだろうか?

9. Derailed テキサス列車ジャック

 長距離列車に乗っていた男が突然暴れだし、銃を奪って車掌を射殺し、乗客を人質に取って車両に立てこもる。人質の中には、単独で出張中のエルがいた。

 リード博士大活躍。でも、聞いていて何だか心配になってくるような説得だった。「息子と娘の危機」にやきもきするギデオンパパの姿も良かった。

10. The Popular Kids 悪魔のカルト集団

 ヴァージニア州の小さな街で男子高校生が殺害され、そのガールフレンドが行方不明になる。その近くには、悪魔崇拝を思わせる謎めいた印とメッセージが残されていた。

11. Blood Hungry テネシーの吸血鬼

 テネシー州の小さな街で、住人が惨殺され臓器を持ち去られるという事件が発生。事件直前に被害者の家にいた少年が、犯人の姿を見ている可能性があった。

 本部に居残り状態のギデオンと、ギデオンに振り回されるガルシアのやり取りが面白かった。ラストではギデオンに関する新しい事実が明らかに。

12. What Fresh Hell? 連れ去られた少女

 サッカーの練習中に少女が姿を消す。その少女は両親が離婚したばかりで、最初は父親に会いに行っていると思われたため通報が遅れたのだった。犯人はどうやら「飼い犬を探してほしい」という口実で少女に近づいたらしい。

 「知らない人について行ってはいけません」というのは、「知っている人」への警戒感を緩めてしまう危険があるのかなと思った。図らずもギデオンからの「プレゼント攻撃」にあってしまったガルシアが可愛かった。

13. Poison 毒物混入

 ニュージャージー州で大規模な毒物事件が発生。被害者は知らないうちにLSDを投与されて幻覚症状を起こしていたが、記憶を一部なくしており、摂取経路について誰も覚えていなかった。

 毒物犯にも爆弾犯と似たような分析方法があるところが面白い。確かに、離れたところから大勢の人間を殺傷できるという点で、共通する部分はあるような気がする。

14. Riding the Lightning 死刑へのカウントダウン

 15年前、フロリダ州で10人以上の少女たちと自らの幼い息子殺害した罪で逮捕された夫婦2人の死刑執行が目前に迫っていたある日、新たな被害者の遺体が発見される。BAUの面々は2人に面接し、他にも被害者がいないかを探る。

 死刑執行直前に被告人の罪状に疑問が生じる――という、よく見かけるパターン。死刑のある州が舞台(または連邦捜査官が主人公)のproceduralドラマでは、大抵やっているんじゃないだろうか。だが、どのシリーズもそれぞれ違う話になっているところが面白い。ストーリーも役者も文句なしに素晴らしいエピソードだったが、サラ=ジーンとギデオンの結論には、素直に首肯することはできなかった。

15. Unfinished Business 蘇ったシリアル・キラー

 引退した元BAU捜査官ライアンのもとに、連続殺人犯からと思しき手紙が届けられる。ライアンは現役時代ずっとその犯人を追い続けていたが、ある時ぱったりと犯行が止んだため、死亡したのではないかと思われていた。

 「デクスター」のマシューズ警部が引退したプロファイラー役で登場。当たり前だけど、ギデオンにも新人の頃があったんだね〜。「仕事にのみこまれそう」と不安そうなエル、大丈夫かな。

16. The Tribe 虐殺の儀式

 ニューメキシコ州で、大学生の男女5名が惨殺され、女子学生1名が誘拐されるという事件が発生。殺害された学生たちは先住民の戦いの儀式を模した方法で殺されていたが、居留地に住む先住民のリーダーは「正統な儀式ではない」と否定する。

 今回はホッチ・エピ。ブラックウルフとのコンビも冴えているし、冒頭ではいきなり弟が登場(ガルシアが「ホッチって養子?」とつぶやくほど似ていないイケメン弟)。メンバーの中でホッチだけは、初回から奥さんが登場していたり、過去を匂わす発言があったりと、背景事情がいろいろ出てくる。

17. A Real Rain マンハッタンの処刑人

 ニューヨークで連続殺人事件が発生し「サムの息子以来の凶悪事件か」と騒ぎになる。被害者像に共通点がなく、無差別に見えるところは無秩序型のようだが、手口に一定の様式と計画性がある所は秩序型の様相を呈していた。

 「サムの息子以来」とか言われても、並行して見ているCSI:NYでは、毎週のように変態・猟奇事件が起きているじゃん、とか思ってしまった。ラストの曲、TV放送ではJeff Buckleyの「ハレルヤ」だったようだが、DVDではインディーズ系の別の曲に差し替えられていた。

18. Somebody's Watching 恋に落ちた捜査官

 プロファイリングの講義のためにLAを訪れていたギデオンとリードは、新進女優とその恋人が殺害された事件に遭遇。他にも女優やプロデューサーが何人も殺害されていることを知った2人は、警察の要請でLAに留まり、BAUチームを呼び寄せてプロファイリングを開始する。

 邦題から想像した通りの展開。ストーリーは悪くなかったけど、王道すぎるというかpredictableすぎるというか。ヒマつぶしに見るには最適だが、それ以上のものではなかったように思う。

19. Machismo メキシコの猟奇犯

 メキシコで年配の女性ばかりが連続して惨殺されるという事件が発生。地元新聞は警察の捜査が進まないことを批判的に書きたてていた。最も新しい1件だけは容疑者が逮捕されており、首席検事はこれが「連続殺人事件ではない」ことを証明して批判をかわすため、国境を越えてBAUの協力を要請する。

 原題は、メキシコの伝統である男らしさ至上主義を表す言葉。でもここに登場する女性たちを見ていると、それってパワフルな女性に対する恐怖心の裏返しなのでは……とプロファイリングしたくなってしまった。

20. Charm and Harm スプリー・キラー

 フロリダ州タンパで、若い女性が連続して拉致され、長時間にわたる拷問を受けたうえに溺死させられるという事件が発生。DNAからすでに容疑者の身元は判明していたが、新たな被害者を誘拐して逃亡してしまったため、追跡のためにBAUが現地へ向かう。

 一定の冷却期間を置いて普通に生活しながら1人ずつ殺害する連続殺人犯(Serial killer)に対し、冷却期間を置かず短期間で大勢を殺害する犯人を「スプリー・キラー」と言うらしい。殺害行為自体は1人ずつであり、この点で、1回の行為で大量に殺害する大量殺人(Mass murder)と区別されるようだ。

21. Secrets and Lies FBI vs CIA

 CIAのエージェントが死亡する。状況から自殺と判断されていたが、彼の精神鑑定を行ったばかりのギデオンは自殺に疑問を感じる。案の定、局内には二重スパイがおり、証人の生命が危険に晒されていることがわかり、二重スパイを探し出すためBAUがCIAの支局に乗り込んで行く。

 プロのスパイを相手に騙し騙され……犯人は予想した通りで王道の展開と言えるが、そこに行き着くまでの話の運び方が面白い。「〜と思わせておいて、予想を裏切る展開になるのでは」というドキドキ感が最後まで抜けなかった。

22. The Fisher King: Part 1 地獄からの挑戦状−前編−

 BAUのメンバーは2週間の休暇を与えられ、それぞれ思い思いの場所へ出かけて行く。しかし、休暇を楽しむ暇もなくそれぞれに不審な物やメッセージが届けられ、ガルシアのコンピュータには不正なアクセスが行われる。

 シーズンフィナーレで「前編」だなんてひどい。もう絵に描いたようなお約束展開の狙われエピでクリフハンガー、しかもそれが面白いのだからシーズン2を見ないわけにいかないではないか。

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