CSI - Season 2, Episode 4

#27 Bully for You

Rest in peace, Lieutenant. Rest in peace.

バリー・シックル殺害事件

 グリッソム、キャサリン、ウォリック担当。高校生バリー・シックルがトイレの中で銃殺された。グリッソムは被害者が背中から撃たれたことに注目して「犯人は彼を怖がっていた」と言う。バリーは乱暴な性格で、大勢の生徒から恐れられ、以前にも左胸を刺されたことがあった。心臓が右にあったため助かったが、今回は右胸を撃たれて死亡。

 キャサリンは被害者がロッカーにスプレーで落書きをしたことに注目。塗料が乾く前に付けられた指紋は、ロッカーの持ち主でバリーに虐められていたデニス・フラムの物だった。指紋と清掃員の記録を照らし合わせ、キャサリンはバリーが撃たれた時、その前後にデニスがトイレにいたはずだと指摘する。

 ウォリックは現場の空気に残る匂いを分析し、香水の痕跡を発見する。原料を分析した結果、"Chanteuse" というブランドと判明。デニスの姉ケルシーも同じ香水をつけていた。その香水は母親の遺品であり、高級品で女子高生にはあまり使えないものだった。

 デニスはバリーが撃たれた瞬間を目撃し、香水の匂いから姉の犯行だと思うが、その時間ケルシーはモーテルにいたことがわかる。バリーを何とかして欲しいと、フットボールのコーチに頼むためだった。香水をつけていたのはスクールカウンセラーのジュリア・バレットだった。以前に勤務していた学校では、いじめが原因で11人の生徒が撃たれた事件があった。ここで1人を殺せば犠牲はそれだけで済む……と思っての犯行だった。

山中腐乱死体事件

 ニック、サラ担当。山中で袋に入った死体が発見され、ヘリで運ばれた。骨以外は腐敗してほとんど液状になっていた。

 サラは被害者の着ていた軍用ジャケットを調べ、退役軍人のカートセンという名を突き止める。そのジャケットに入っていた紙マッチからは、ナイトクラブ "ROMANINI" の名が読み取れた。クラブの支配人によると、カートセンはひげを長く伸ばして「モーゼ」と呼ばれ、店の周囲をうろついていたので追い出したという。支配人は「モーゼ」が暴れるので袋に包んで縛り、山に投げ捨てた。自分で抜け出すだろうと思っていたが、彼はそのまま死亡し、2ヶ月後に液状化した遺体となって発見されたのだった。


 今回の映像はかなり強烈。食事中には見られない……というか、食事中に見たいエピソードは基本的にないんだけど、これは特に。「何でセカンドシーズン放映しないんだよ〜」と不満だったけれど、これを見て「地上波では難しいかも」と思った(【追記】その後テレビ東京で昼飯時に放映)。バッグを開ける所、思わずモニタの前で鼻を押さえてしまったもの。

 火葬された "Liquid Man" が "John Doe" としてキャビネットに収められるところ、BGMの歌詞が "I can't find my way home" だったのが切ない。だが最後に、ニックがカートセンの名を記し「安らかに」と告げたところで、人としての尊厳を取り戻せたような気がした。

 どちらの事件も、決定的な証拠はわりと簡単に見つかる(拳銃とか、指紋とか)。だが、そこに行き着くまでが大変だった。

2004-09-10
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