3月の振り返りと4月の予定

投稿者: | 2017-04-11

4月ももう中旬に差し掛かっていて、今さら予定もないだろうという感じではありますが。

3月は、前半はけっこうサクサクと予定を消化していたのですが、後半になって予定外のお仕事がいくつか入ってきて、まったく休みが取れなくなってしまいました。というわけで、3月に鑑賞した展覧会は、

  • これぞ暁斎! 世界が認めたその画力(Bunkamuraザ・ミュージアム)
  • ミュシャ展(国立新美術館)
  • 江戸の絶景 雪月花:後期(太田記念美術館)
  • とことんみせます! 富士美の西洋絵画(東京富士美術館)

の4回のみ。必須課題は何とか全部鑑賞できましたが、「時間があれば」見ようと思っていた展覧会、本当に時間がなくてかろうじて富士美の西洋絵画だけ観賞してきました。コレクション展なので、この先も観る機会はあるんじゃないの……? という気がしなくもなかったのですが、しかしこれだけの規模の展示はそうそうないような気がします。あの、壁面にぎっしりと架けられた大量の作品群は、とても見応えがありました。

暁斎もミュシャも、早めに観ておいて正解だったかな。東博の年間パスポートも、値上がり前に駆け込みで購入できました。これであと1年は大丈夫ですが、来年からは特別展の観賞ペースも変わってくるかもしれませんね。

板橋区立美術館の「江戸に長崎がやってきた!」展と、町田市立国際版画美術館の「吉例浮世絵大公開!」展を見逃してしまったのが悔やまれます。町田は改装でお休みしている間にすっかり足が遠のいてしまいました。メインビジュアルが他の浮世絵展とかぶっていたせいもあって、気が付いたらもう最終日(間に合わない!)になっていました。

さて4月の予定です。

■必須課題

  • 浮世絵動物園(太田記念美術館) 開催中~5/28  ※前期観賞済み
  • 絵巻マニア列伝(サントリー美術館) 開催中~5/14  ※1期観賞済み
  • 燕子花図と夏秋渓流図(根津美術館) 4/12~5/14
  • ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展(東京都美術館) 4月18日~7月2日

■時間があれば

  • 歌川国芳 21世紀の絵画力(府中市美術館) 開催中~5月7日
  • スケーエン:デンマークの芸術家村(国立西洋美術館) 開催中~5月28日
  • 大英自然史博物館展(国立科学博物館) 開催中~6月11日
  • 大エルミタージュ美術館展(森アーツセンターギャラリー) 開催中~6月18日
  • 19世紀パリ時間旅行―失われた街を求めて―(練馬区立美術館) 4月16日~6月4日
  • ランス美術館展(SJNK美術館) 4月22日~6月25日
  • 花 * Flower * 華 ―琳派から日本画へ―(山種美術館) 4月22日~6月18日
  • エリック・カール展 The Art of Eric Carle(世田谷美術館) 4月22日~7月2日
  • 弐萬五千頁の王国 アドルフ・ヴェルフリ(東京ステーションギャラリー) 4月29日~6月18日

絵巻マニア列伝は、すでに1度観賞していますが、展示替えがあるので(年間パスポートも更新したことだし)できるだけ頑張って通いたいと思います。ついでと言ってはなんですが、六本木に出たついでにエルミタージュも見たいし。

あと、個人的に楽しみなのはやはりブリューゲルの《バベルの塔》ですよ! 実物はそんなに大きくないらしいですが、ということは描き込みがすごく細密だろうと思うので単眼鏡は必携ですよね。それから、アドルフ・ヴェルフリも実はよく知りませんが、アウトサイダー・アートの有名な人らしいので見てこようと思っています。

4月下旬から始まる展覧会が多いですね。始まってから慌てないように、それまでに「必須課題」をしっかり消化していきたいと思います。


次に読書ですが、展覧会に行った影響でミュシャの本を2冊ほど。でも図版が殆どなので「読んだ」と言えるのかどうか……。

『ミュシャの世界』

『アルフォンス・ミュシャの世界 -2つのおとぎの国への旅-』

画像だとわかりにくいですが、下の『アルフォンス・ミュシャの世界』の方が大判(B5くらい)でページ数もかなり多いです。解説が日英のバイリンガルになっていて、展覧会の図録のようなつくりになっています(実際に図録として作られたのでしょうか?)。解説はややセンチメンタルに感じられる部分もありますが、ミュシャと世紀末パリ、神秘主義との関わりの部分などは面白かったと思います。上の『ミュシャの世界』はページ数も少なくコンパクトな作り。

今までもミュシャの作品集など、読んだ(見た)ことはあったのですが、正直《スラヴ叙事詩》のページはあまりしっかり読んでいませんでした。やはり実物を見ないとピンと来ない部分があって……特にあのサイズですから、本のサイズに縮小すると「何だかよくわからない」という印象になってしまうのですね。

その《スラヴ叙事詩》の解説ですが、現在開催中の「ミュシャ展」の図録とちょっと違う所があります。どこに誰が描いてあるかという所なのですが、どうやらミュシャ自身、はっきりと示していなかったようですね。気になるので本物をもう一度くらい観に行きたい気もするのですが……。

あとチェコの歴史についてももう少し知っておいた方が良いかなという気もします(特にフス戦争のことなど)。