美術初もうで 2018

投稿者: | 2018-01-09

今年の「美術初もうで」は、去年と同じですが無難に東博(東京国立博物館)へ行って来ました。

初もうでなう。

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今年は平成館での特別展がないので、本館をじっくり拝見。今年は3日に行きましたが、昨年2日に行った時ほど混雑してはいませんでした。とはいえ、やはり普段よりも混んでいるので、本館は早々に切り上げて東洋館や法隆寺宝物館など、普段あまり行かない所を探検して来ました。

本館の特集「博物館に初もうで」は、干支である犬をモチーフにした美術の展示。干支特集は毎年ありますが、ヘビは擬人化、馬は生活密着、鶏(鳥)は豪華絢爛――とそれぞれに特徴があり、その動物と人との関わりが表れているようで面白いです。今年は犬ですから、もう可愛いわんこ満載!西洋美術では忠節の象徴として描かれる犬ですが、日本美術の犬はただただ可愛い。

日本美術でわんこといえば応挙。《朝顔狗子図杉戸》は本当に可愛いです。

 
(画像:東京国立博物館

その他で気に入ったのは↓これ。

キャプションを撮ってくるのを忘れましたが、たしか《群狗図》だったと思います。東博サイトの展示リストには「義文(生没年不詳)模写、原本=毛益筆」とあります。模本なんですね。オリジナルは南宋時代の物のようです。中国のわんこも可愛い。表情がたまりません。

《洋犬図絵馬》は当時珍しかった洋犬を描いたもので、可愛さはいまいちですが酒井抱一筆というのに驚きました。こういう絵も描いていたんですね。

本館2室(国宝室)は、例年であれば等伯の《松林図屏風》が展示されるところですが、今年は京都国立博物館の《釈迦金棺出現図》が展示されていました。これは珍しい。お釈迦様が入滅した後、天上から駆け付けた生母・麻耶夫人のために棺から起き上がって説法をしたという場面です。


(画像:京都国立博物館

東洋館では仏像を主に拝見。与謝野晶子が「美男におわす」と詠んだのは鎌倉の大仏ですが、わたくし的に「美男におわす」のは何といってもインド・ガンダーラ仏ですねぇ。

そんなこんなで、今年の美術初もうでは終了。今年も素敵な作品に出会えますように。(-人-)