2019年の手帳計画:手帳雑感(2)

投稿者: | 2018-12-21

手帳雑感の続きです。

前半で書いたような「手帳をデコる」という傾向、以前から見られたのですが、最近になってInstagramなどの写真を共有するSNSでぐぐーんと広がっているように思います。シールやマステでデコると「インスタ映え」しますし、見ていると自分でもやってみたくなりますから、売り手さんとしても奨励したいでしょうね。

これはネット内に留まる話ではなく、前回ご紹介したムックに載り、さらに文房具店では「生デコ」イベントが開催されて好評だったみたいですね。イベント会場(お店の中かな)にInstagramのカリスマデコレーター(っていう言葉ありますか? ないよね。それを言うなら「インフルエンサー」かな)が登場し、その場でリフィルにシールやマステを貼ってデコる。デコるという行為がひとつの「芸」になるってすごいなぁと思ってしまいました。その模様は YouTube に動画が上がっています。

見ていると、これはもうコラージュ作品ですね。リフィルの余白を「飾る」というレベルを超えて、デコ自体が存在を主張している感じ。これはある意味アート(アウトサイダー・アート?)ではないかと思うのですがどうでしょう。

Instagramで「#システム手帳宝箱化計画」のハッシュタグとか見るとすごいですよ。キラッキラです本当に。

で、このタグを何となく見ていたら、やはりキラッキラにデコられたフランクリン・プランナー(FP)を見つけてまたびっくり。

これは私の印象なのですが、FPってそういう文化から縁遠い所にいるというか、時間管理手法と結び付いたちょっと独自の(ビジネス寄りな)立ち位置を確保していると思っていました。リフィルや手帳をデコるというのは、もっと別の文化圏――ほぼ日やトラベラーズノート、システム手帳ならアシュフォードやメモリスト、みたいな思い込みがありましたね。

しかし考えてみると私自身、FPの手法とかそういう所はまったく無視して、ごく普通にシステム手帳としての使い方しかしていませんし、FPのリフィルはちょっと幅広でスペースがありますからデコ向きかもしれません。FP自体、花柄のリフィルやページファインダーなどもあって、「おっちゃん手帳」というわけでもないですし。

私もFPをデコってみようかな。

そういえば、ちょっと前までは手帳を「デコる」といえば「ほぼ日」だったわけですが、ほぼ日の公式ガイド、今年(というか来年版)は堅実というか文字中心の「硬派」な感じの手帳が多いですね。


ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2019

そうそうそれから、クリップブックも人気なのですね。

クリップブックとは、システム手帳の老舗filofaxから発売されているバインダーですが、リング部分が表紙の外に飛び出しているという形状のものです。数年前から店頭で見かけるようになりました。

表紙を裏側に折り返して使える、ジャストリフィルサイズでコンパクトにおさまる(リングが飛び出しているので、表紙部分が下に沈んで厚みが押さえられる構造になっています)という点が人気で、手帳というよりノート的に使われることが多いみたいです。


ファイロファックス システム手帳 クリップブック A5

「システム手帳STYLE」ムックにもクリップブックの特集ページがありましたが、表紙をカスタマイズしたり、リング部分にチャームを付けたりして、これも「デコ」方面に人気がありますね。

私も店頭で手に取ってみましたが、ジャストリフィルサイズだと幅広のFPリフィルは横がはみ出すだろうし、リングが手に当たる感じがあまり好きではありませんでした。

そんなこんなでシステム手帳事情がいろいろと気になる手帳シーズンです。

次回は具体的な手帳計画として、業務日誌のあり方について書いてみようと思います。