美術初もうで 2019

投稿者: | 2019-01-06

元旦に、何ともやる気のない更新をしてしまいましたが、今日はちゃんと書きます。(汗

今年の「美術初もうで」は、去年と同じく東博(東京国立博物館)へ行って来ました。お正月は混雑するので別の場所にしようかな、とも思うのですが、何だかもう「お正月=東博」が定着しちゃった感があります。和太鼓や獅子舞のイベントがあって「お正月気分」も高まりますし。

今年の干支は亥(イノシシ)なので、展示も当然イノシシ。一昨年の酉は若冲、昨年の戌は応挙と、それぞれにぱっと思い浮かぶ作品がありましたが、さてイノシシは何だろう……と思いながら展示室へ行くと、思ったよりも多彩な作品群。イノシシの埴輪まであったとは!

たしかに、モチーフとしてはあまり多用されていないかもしれませんが、そのぶん広い分野がカバーされていて、仏教との関わり(摩利支天がイノシシに乗っている)など、勉強になりました。

国宝室ではお正月の定番、長谷川等伯の《松林図屏風》。「トーハクでトーハクを見るよ~」というベタなダジャレも何回言ったことやら。「東博」と「等伯」ってアクセント同じですか?違う?

最初にこの屏風を見た時は、何やら「この世ならぬ」感じがして少々怖い気がしたのですが、だんだん慣れてきたので、今回は解説で指摘されている「紙継ぎの位置がちぐはぐ」な点など、細部に注意して見て来ました。1階の展示室では、この《松林図屏風》の高細密複製を使った映像があって、少々違った楽しみ方ができました。

紙継ぎの位置は、東博公式サイトの拡大画像でもわかりますね。

 ■ 松林図屏風(しょうりんずびょうぶ)

浮世絵室では、江戸のお正月の景色や風俗を描いた作品など。北斎の《凱風快晴》(赤富士)もありました。これは久しぶりに見たような気がします。

また今年は、個人的に「日本の絵巻」を重点的に観賞したいなと思っているので、今回の本館展示でも鎌倉時代の《天狗草紙》と《馬医草紙》、鳥文斎栄之の《隅田川図巻》をじっくり見て来ました。

展示は1月27日(日)までです。

さて、久しぶりに「1月の鑑賞予定」など。1月20日で終了する展覧会が多くて、どうしようかと考え中です。森アーツの北斎展は展示替えがありそうですが、スケジュールが気になります。

  • 扇の国、日本(サントリー美術館)
  • かわいい浮世絵 おかしな浮世絵(太田記念美術館)
  • 酒呑童子絵巻 ―鬼退治の物語―(根津美術館)
  • 新・北斎展(森アーツセンターギャラリー)

以上が必須課題。以下は時間があれば。

  • 天文学と印刷(印刷博物館)
  • 辰野登恵子展 オン・ペーパーズ(埼玉近美)
  • 大江戸グルメと北斎(すみだ北斎美術館)
  • タータン展 伝統と革新のデザイン(三鷹市美術ギャラリー)