2012年の展覧会 ベスト6

投稿者: | 2012-12-30

今年行った展覧会のベスト6を選んでみました。数字がちょっと半端ですが、前期と後期からそれぞれベスト3を選んだのでこうなりました(通年で選ぶと、どうしても印象が強く残っている後期に偏ってしまうので…)。

前期:

浮世絵猫百景 (太田記念美術館)

正統派の美人画から戯画やおもちゃ絵まで、猫ずくしの展覧会。ただ猫の絵を集めました、ではなく「えっこれも? こんな所にも猫?」という意外な出会いがありました。

KATAGAMI Style (三菱一号館美術館)

タイトルから「テキスタイルデザイン展かしら」と思ってスルーしかけたら、アールヌーボー+ジャポニズムという、好みの直球ど真ん中。展示内容はもちろん、展示の仕方がとてもわかりやすかったと思います。

解剖と変容 (広島市現代美術館)

アール・ブリュットとの出会い。見た時は「ふーん」程度でしたが、後からじわじわ来て忘れられなくなりました。

後期:

レーピン展 (Bunkamuraザ・ミュージアム)

ロシア文化史を勉強すると、参考図版としてかならず登場するレーピン。その作品を(ロシアまで行かずに)まとめて見られる貴重な展覧会でした。

北斎と広重 きそいあう江戸の風景 (町田市立国際版画美術館)

中心は北斎と広重ですが、このお二人に限らず江戸時代の風景画全体をまとめた展覧会。風景画の変遷、遠近法など画法の発達、西洋画の影響など興味深い内容でした。

リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 (国立新美術館)

とにかく「豪華」! バロック・サロンをできるだけ忠実に再現しようという試みに感動しました。他にもルーベンスの大作はあるし、ブリューゲル(模写)はどれだけ眺めていても飽きません。

以下は、ベストに入れようかどうしようか、最後まで悩んだ候補たちです。

  • ルドンとその周辺 夢見る世紀末 (三菱一号館美術館)
  • 北斎展 (三井記念美術館)
  • アンリ・ル・シダネル展 (損保ジャパン東郷青児美術館)
  • シャルダン展 (三菱一号館美術館)
  • 江戸の判じ絵 (たばこと塩の博物館)
  • 琳派芸術II (出光美術館)