24 Timeline

24 Timeline 24 -Twenty Four-

シーズン1から「リブ・アナザー・デイ」まで、「24」全体を通じたタイムラインです。「24」は1話1時間のリアルタイムドラマで、全24話で24時間を描写するストーリーになっています。そのため、「シーズン」の代わりに「Day 1」「Day 2」などと呼ぶことがありますが、意味は同じです。
以下「エピソード詳細」のリンク先は、何時何分に誰が何をしていたかを表にまとめた Google スプレッドシートです。右端のタブに登場人物一覧も載せているのでご覧ください。

Day 1

カリフォルニア州で大統領候補者の予備選挙が行われる当日、民主党の有力候補であるパーマー上院議員の暗殺計画が発覚。テロ対策ユニット(CTU)LA支局のジャック・バウアー捜査官は暗殺を阻止するとともに、内部に入り込んでいる敵の内通者の正体を突き止めるよう命令される。捜査を進めるうち、事件は意外な展開に……。

  • 事件発生:真夜中(午前0時)
  • 発生時期:3月初旬 (スーパーチューズデイ当日)
  • 事件の種類:誘拐、暗殺
  • 放映時期:2001-11-06 ~ 2002-05-21

※シーズン1は2001年10月に放送予定でしたが、同年9月11日に発生した同時多発テロ事件の影響を受け、プレミアエピソードは11月まで延期されました。FOXは当初13話のみを発注したため(タイトルが「24」なのに)、13話でいったん決着が着くような話になっています。作品が好評で視聴率が良かったため、無事に24話制作されることになりました。

Day1 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day1 以降の出来事

  • ジャック休職
  • 本選挙でデイヴィッド・パーマーが勝利

Day 2

デイヴィッド・パーマーは大統領に就任し、ジャックは事件の後職を離れていた。CTUを指揮するメイソンのもとに「LAに核爆弾が持ち込まれ、24時間以内の投下が計画されている」との情報が入る。以前潜入捜査をしていた組織と関わりがあることから、ジャックは再びCTUに呼び戻される。

  • 事件発生:8:00 (朝)
  • 発生時期:9月ごろ(Day1の1年半後)
  • 事件の種類:核兵器、爆破、暗殺
  • 放映時期:2002-10-29 ~ 2003-05-20

Day2 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day2 以降の出来事

  • ジャック、サラザールの組織に潜入

Day 3

Day2で暗殺されかけたパーマー大統領は職務に復帰し、再選の年を迎えていた。討論会のため大統領がLAを訪れたその日、麻薬カルテルのボスで今は獄中にいるラモン・サラザールの釈放要求がCTUに届く。要求に応じなければ、感染力と致死性のきわめて高いウィルスを撒く、というのだ。

  • 事件発生:13:00 (午後1時)
  • 発生時期:9月ごろ(Day2の3年後)
  • 事件の種類:ウィルス兵器
  • 放映時期:2003-10-28 ~ 2004-05-25

Day3 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day 3.5 – ブリッジストーリー

シーズン3と4の間をつなぐ数分の短い映像。「10周年記念コンプリートDVD-BOX」の他、「トゥルー・コーリング」(レンタル版)の1巻にもおまけとして収録されています。

Day3 の3ヵ月後:CTUのLA支局長に就任したエリン・ドリスコルは、ジャック・バウアーの解雇を言い渡す。サラザールの組織に潜入するためとはいえ、薬物を使用していたことがその理由だった。ドリスコルは次の仕事を世話しようと申し出るが、ジャックは「仕事は自分で探す」と言いCTUを去る。
その1年後:米国とメキシコの国境。トマス・シェレクは2人の男の協力を得て国境を越え、合衆国に入国する。密入国したシェレクは迎えに来た男と落ち合って鍵を受け取り、その男を射殺。さらに起爆装置を取り出し、メキシコ側にいる協力者2人を車ごと爆殺。シェレクは衛星電話を取り出し、「入国した」と何者かに告げる。
Day4の6時間前:LAのダウンタウンにあるホテルの一室。そこにはジャックとオードリーの抱き合う姿があった……。

その他Day3以降の出来事

  • 大統領選挙で共和党のキーラー候補が勝利し、次の大統領に就任
  • ジャックはCTUを離れ国防省に転職。国防長官ヘラーの娘オードリーと出会う

Day 4

CTUを離れたジャック・バウアーは国防長官ヘラーの補佐官となり、長官の娘オードリーと恋に落ちて静かな日々を送っていた。ある日、ジャックは長官の代理としてCTUへ赴き、列車爆破テロ事件の容疑者を連行する場面に遭遇。だがその事件は、さらに大規模なテロ計画の幕開けにすぎなかった……。

  • 事件発生:07:00
  • 発生時期:3月ごろ(Day3の1年半後)
  • 事件の種類:爆破、誘拐、暗殺その他
  • 放映時期:2005-01-09 ~ 2005-05-23

シーズン4から、1月中旬に2日連続で最初の4話を放送し、翌週から5月までノンストップで24話を放送するという形式が定着しました。

Day 4 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

24: Conspiracy

「24: Conspiracy」は、2005年に携帯電話向けに配信されたミニドラマです。1話1分、全24話で構成され、Day4 の事件が起きていた間、CTU ワシントン支局では何が起きていたか――? というストーリーになっています。1話ずつはリアルタイムドラマですが、連続した24分間ではありません。

詳細は、以下のサイトをご覧下さい。(英語)

24: Conspiracy
24: Conspiracy is an exclusive series created for mobile phones in 2005. It features 24 episodes, each of one minute in ...

Day 4.5 – ブリッジストーリー

シーズン4と5の間をつなぐ数分の短い映像。「10周年記念コンプリートDVD-BOX」の他、「プリズンブレイク」(レンタル版)の1巻にもおまけとして収録されています。

Day4の約1年後:Day4で死を偽装して暗殺の危険を脱したジャック・バウアーは、シカゴに潜伏していた。そこへ、一連の偽装工作に協力したクロエ・オブライエンからの接触を受ける。何者かがクロエのコンピュータに侵入し、クロエがジャックの検死報告書を見たことと、「シカゴにいる潜入捜査官」と連絡を取っていることを知られたという。クロエは、一刻も早くシカゴを離れるよう警告。ジャックは娘の様子を聞き、クロエは「悲しんでいたけれど、1年経ってようやく落ち着いてきた」と言う。
クロエと別れて車に乗ったジャックは、バイクに乗った不審な男の姿を見る。そこへ突然、黒い車が向かって来る。ジャックはその黒い車を工場に誘い込んでカーチェイスを繰り広げ、やがて黒い車はフォークリフトにぶつかって停止。ジャックは安心して走り去るが、バイクの男が車の後姿を見送っていた。

その他Day4以降の出来事

  • 副大統領だったチャールズ・ローガンが正式に大統領に就任
  • ジャックは身元を隠しモハベの精油所で働く

Day 5

暗殺を逃れたジャック・バウアーは、名前を変えて別人として暮らしていた。デイヴィッド・パーマーは回想録を執筆し、トニーとミッシェルはCTUを辞めて平穏に暮らしていた。ローガン大統領は、ロシアとの対テロリズム防衛条約の調印という歴史的な場面に臨むためLAを訪れていた。そして朝7時に事件は起きる――。

  • 事件発生:07:00
  • 発生時期:9月ごろ(Day4の1年半後)
  • 事件の種類:暗殺、神経ガス
  • 放映時期:2006-01-15 ~ 2006-05-22

Day 5 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day 5.5 – ブリッジストーリー

シーズン5と6の間をつなぐ数分の短い映像。「10周年記念コンプリートDVD-BOX」の他、「ザ・センチネル/陰謀の星条旗」(キーファー・サザーランドがシークレットサービス役で出演)におまけとして収録されています。

Day5の7ヶ月後:中国に拉致されたジャック・バウアーは、連日のようにチェンから厳しい尋問を受ける。チェンは中国政府に米国のスパイがいることを知っており、それがホンとリーのどちらなのかを知りたがっていた。だがジャックは頑として口を開かず、その日は房に戻される。
そこへ2人組の男が侵入し、「我々はアメリカ人だ。助けに来た」と言いジャックを救出。彼らは外に出て政府の職員ホン・ワイと合流する。「仲間のホンです。覚えていますか?」と言われたジャックが頷くと、そこへチェンが登場、ジャックに礼を言うなりホンを射殺する。すべては、ジャックにホンを「面通し」させるために仕組まれた偽の救出劇だったのだ。ジャックは再び牢獄に戻され、囚われの身となった。

その他Day5以降の出来事:

  • 副大統領だったハル・ガードナーが正式に大統領に就任
  • その後大統領選挙でウェイン・パーマーが勝利し、大統領に就任
  • トニー・アルメイダがエマーソンの組織に参加

Day 6

アメリカでは連日のようにテロ事件が発生していた。一連の事件の背後にいる(と思われる)グループのリーダー、アサドを見つけ出して暗殺するため、ウェイン・パーマー大統領は彼の居所を知るファイエドと取引をする。ファイエドはアサドの居場所と引き換えに、中国で獄中にあるジャック・バウアーの身柄を要求する。

  • 事件発生:06:00
  • 発生時期:5月ごろ(Day5の20ヶ月後)
  • 事件の種類:爆破、核兵器
  • 放映時期:2007-01-14 ~ 2007-05-21

Day6 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day 6 Debrief

「24: Day6 Debrief」は、2007年に American Express カード会員専用に公開された5話のウェビソードです。Day6 のストーリーが終わった3時間後、CTU捜査官2名がホテルにいるジャックを訪ねて同行を求め、中国での出来事について尋問するという内容です。
詳細は、以下のリンク先をご覧下さい。(英語)

24: Day 6 Debrief
24: Day 6 Debrief is a 24 web series of five episodes, each a few minutes long. Set a few hours after the events of the ...

Day6以降の出来事:

  • ジャックは世界を放浪した後、アフリカのサンガラに入国
  • CTU閉鎖
  • 大統領選挙でアリソン・テイラーが勝利
  • キム結婚、娘のテリーを出産

Day 6.5 – Redemption(リデンプション)

故国に別れを告げたジャック・バウアーは世界中を放浪し、アフリカの小国サンガラで旧友カール・ベントンとともに暮らしていた。そこへ米国大使館員のフランク・トラメルが召喚状を持ってやって来る。サンガラではジュマ将軍らが不穏な動きを見せ始めていた。彼らは子どもたちを狩り集め、兵士に仕立て上げようとしているという。一方ワシントンDCでは、史上初の女性大統領、アリソン・テイラーの就任式が行われようとしていた――。

  • 事件発生:15:00(サンガラ時間)
  • 発生時期:1月20日(米国大統領就任式当日)
  • 放映日:2008-11-23

24: Redemption(リデンプション)」は2時間枠でTV映画として放送されました。Day6とDay7をつなぐブジッジストーリーとなっています。これを観ていなくても、Day7の話がわからないということはないと思いますが、観ておいた方がより楽しめることは間違いありません。

24: Redemptionの舞台となる「サンガラ」は、アフリカの小国という設定で架空の国です。大統領就任式は、通常正午前後に行われるため、ワシントンDCとの時差は5時間。つまり、サンガラの場所はUTCを採用している西アフリカと思われます。また、フランス語が普及しているらしいので、旧フランス領かもしれません。ただし実際のロケ地は南アフリカだったそうです。

24: Redemption エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day 7

上院の公聴会で証言していたジャックは、FBI捜査官のルネ・ウォーカーから捜査に協力してほしいという要請を受ける。国中の情報インフラを制御するファイヤーウォールが狙われ、セキュリティが脅かされているというのだ。その「実行犯」の映像を見たジャックは、思わず我が目を疑う。

  • 事件発生:08:00
  • 発生時期:3月下旬(24:Redemptionの65日後)
  • 事件の種類:サイバーテロ、BC兵器
  • 放映時期:2009-01-11 ~ 2009-05-18

※Day7(シーズン7)は、本来2008年に放送されるはずでしたが、前年の11月に始まった脚本家組合のストライキにより、1年延期されました。2008年には、Day6とDay7の間に起きた出来事を描く2時間ドラマ「24: Redemption」が11月に放送されています。

Day 7 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Day7以降の出来事

  • ジャックはNYで治療を受ける
  • クロエ、CTUのNY支局へ異動

Day 8

テイラー大統領は、中東のカミスタン共和国のハッサン大統領をNYの国連本部に招き、和平交渉を重ねていた。条約が締結されれば、中東情勢は歴史的な変化を迎えることになる。一方、NYに暮らしていたジャック・バウアーは、政府の仕事を辞めて娘のキムと共にLAへ帰ろうとしていた。だがそこへ、昔の知り合いから「ハッサン大統領の暗殺計画がある」という情報がもたらされる。

  • 事件発生:16:00
  • 発生時期:9月下旬(Day7+18ヶ月)
  • 事件の種類:要人暗殺、放射能兵器
  • 放映時期:2010-01-17 ~ 2010-05-24

シーズン8は、2010年1月17日~18日の二日間にわたって最初の4話、次の週からは毎週月曜日に1話ずつ、4月5日と5月24日(フィナーレ)は2時間特番でそれぞれ2話放送されました。放映中にシリーズの終了が決まり、これが「ファイナル・シーズン」となりました。

「カミスタン」はシーズン8で初めて登場する架空の国家で、英語の正式名が Islamic Republic of Kamistan (カミスタン・イスラム共和国)であるため、IRK という略称で呼ばれることもあります。「スタン」がペルシャ語で「国」を意味することから、ペルシャ語の普及する中東~中央アジアに位置すると思われます。

Day8 エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

Chroe’s Arrest(逮捕されるクロエ)

「逮捕されるクロエ」は、シーズン8コンプリートボックスに収録されているミニドラマです。Day8の出来事の後、自宅に戻ったクロエは、ジャック・バウアーの逃亡を助けた罪でFBI捜査官に逮捕されてしまいます。詳細は以下のリンク先をご覧下さい。(英語)

Chloe's Arrest
Chloe's Arrest is a short film that serves as both the epilogue to Season 8 and the prequel to Season 9. Shortly after a...

その他Day8以降の出来事

  • クロエの夫と息子が事故死。クロエは「オープンセル」に入り英国へ
  • ジェームズ・ヘラーが大統領に就任

Day 9 – 24: Live Another Day(リブ・アナザー・デイ)

シーズン8から4年が経ち、舞台はロンドン。現地のCIA捜査官が指名手配犯ジャック・バウアーを逮捕し、支局に連行する。その頃米国のヘラー大統領は、基地の賃貸に関する取り決めを結ぶため、娘のオードリーとともにロンドンを訪れていた。

  • 事件発生:11:00
  • 発生時期:?(Day8+4年)
  • 事件の種類:暗殺、無差別爆撃
  • 放映時期:2014-05-05 ~ 2014-07-14

ドラマシリーズ “24 -Twenty Four-” は2010年にシーズン8をもって完結しました。その後、映画版を作ろうという企画が持ち上がりましたが、制作は難航。紆余曲折を経て、新たなTVシリーズとして復活したのが、この「リブ・アナザー・デイ」です。全12話ですが、1話1時間のリアルタイム進行である点は従来通り。最終話に12時間の「タイムリープ」があり、全体で24時間の話になっています。

このドラマはシーズン8より後の話なので「Day 9」と呼ばれていますが、「24 -Twenty Four-」のシーズン9ではなくシリーズとしては別物です。

Live Another Day エピソード詳細(Googleスプレッドシート)

タイトルとURLをコピーしました