CTU機密記録
「CTU機密記録」シリーズは、Harper Entertainment 社から出版されている小説シリーズです。ストーリーはシーズン1以前やシーズンの合間の出来事になっており、小説でも24時間不眠不休です。2010年までに11冊が発行されており、最初の6冊は日本語に翻訳されて竹書房から発行されています。1~6は日本語版、7以降は原書のデータを記載します。
- 1. 『OP・ヘルゲート(上・下)』 Operation Hellgate
- 2. 『暗黒の掟(上・下)』 Veto Power
- 3. 『天国の門(上・下)』 Trojan Horse
- 4. 『感染拡大(上・下)』 Cat's Claw
- 5. 『消失点(上・下)』 Vanishing Point
- 6. 『カオス理論(上・下)』 Chaos Theory
- 7. Storm Force
- 8. Collateral Damage
- 9. Trinity
- 10. Head Shot
- 11. Death Angel
- 12. Deadline
1. 『OP・ヘルゲート(上・下)』 Operation Hellgate
ロサンゼルスの空港でテロ犯を逮捕したジャック・バウアーは、FBI捜査官とともに犯人をニューヨークへ護送する。だが空港に着陸した直後、爆弾が炸裂し裏切り者が銃を向ける。一方、CTUロス支局ではニーナ・マイヤーズの指揮の下で、事件時に押収したデバイスのデータ解読が行われていた――。
- マーク・セラシーニ著 阿部清美 翻訳
- 竹書房文庫
- 2008-06-24 発行
- ISBN:978-4812434789(上)/978-4812434796(下)
※この作品は、2005年に英知出版から『24―CTU機密解除記録 ヘルゲート作戦』というタイトルで翻訳出版されていました。発行元が倒産して絶版になっています。
2. 『暗黒の掟(上・下)』 Veto Power
ジャックはネオナチグループに潜入し、メンバーを一斉検挙。その過程で中東系のテログループが何らかの計画を立てていることを知る。一方、上院議員と司法長官の間でも、ある法案をめぐる攻防戦が行われており、ジャックの上司シャープトンも否応なしに関与していく。政治闘争に巻き込まれ、翻弄されるジャックの24時間。
- ジョン・ホイットマン著 阿部清美 翻訳
- 竹書房文庫
- 2008-08-25 発行
- ISBN:978-4812435465(上)/978-4812435472(下)
※この作品は、2006年に英知出版から『24―CTU機密解除記録 拒否権』というタイトルで翻訳出版されていました。発行元が倒産して絶版になっています。
3. 『天国の門(上・下)』 Trojan Horse
ロス市警の友人に呼ばれて、映画プロデューサーが殺害された事件の現場を訪れたジャックは、そこにあったコンピュータの中にジャック自身に関する情報が記録されていることを知る。一方、メキシコで潜入捜査中のトニー・アルメイダの元へは、ひょんなことからマイロ・プレスマンが応援に向かうことになった。
- マーク・セラシーニ著 阿部清美 訳
- 竹書房文庫
- 2008-10-24 発行
- ISBN:978-4812436356(上)/978-4812436363(下)
※この作品は、2006年に英知出版から『24―CTU機密解除記録 トロイの木馬』というタイトルで翻訳出版されていました。発行元が倒産して絶版になっています。
4. 『感染拡大(上・下)』 Cat's Claw
LAで開催されるG8会議の直前、手配中のテロリストを見かけたジャックは、G8の見学に行く娘キムに付き添うふりをして、周囲をそれとなく警戒する。そこへ、LAPDの刑事で以前CTUとの連絡係をつとめていたマーシー・ベネットが接触し「エコ・テロリスト」の不穏な動きを伝えてくる。
- ジョン・ホイットマン著 阿部清美 翻訳
- 竹書房文庫
- 2008-03-24 発行
- ISBN:978-4812434192(上)/978-4812434208(下)
5. 『消失点(上・下)』 Vanishing Point
CTUバージニア支局に異動したヘンダーソンは、ネバダ州の空軍基地から最先端の軍事技術がコロンビアの麻薬カルテルにリークされているらしいという情報をつかみ、元部下のジャック・バウアーに捜査を指示。ジャック、カーティス、モリスの3人はラスベガスのカジノへ、トニー・アルメイダは空軍基地の研究所へと潜入を開始する。
- マーク・セラシーニ著 阿部清美 翻訳
- 竹書房文庫
- 2008-04-24 発行
- ISBN:978-4812434390(上)/978-4812434406(下)
6. 『カオス理論(上・下)』 Chaos Theory
ジャック・バウアーはなぜか殺人罪で逮捕され勾留中の身。ある日、刑務所(拘置所?)内で暴力事件が起きたかと思うとCTUではシャペルが突然昏倒する。何かが起きていると直感したジャックは、わざと騒ぎを起したうえで同房の囚人とともにプリズンブレイク。その頃LAには、ある人物が到着していた……。
- ジョン・ホイットマン著 阿部清美 翻訳
- 竹書房文庫
- 2008-02-23 発行
- ISBN:978-4812433980(上)/978-4812433997(下)
7. Storm Force
ジャック・バウアーは手配犯に関する情報を得て、ハリケーンの被害が残るニューオーリンズへやって来る。
- デイヴィッド・ジェイコブズ著
- Harper Entertainment
- 2007-12-26 発行
- ISBN:978-0061378843
8. Collateral Damage
『OP・ヘルゲート』事件の1年後――新しく開設されたCTUのNY支局に、ジャック・バウアーとモリス・オブライエンがやって来る。
- マーク・セラシーニ著
- Harper Entertainment
- 2008-02-26 発行
- ISBN:978-0061431180
9. Trinity
CIA職員のジャック・バウアーは、FBI捜査官とともにテロ組織関係者を尋問するが、その途中で爆発事件に巻き込まれる。新しく設立されたCTUのクリストファー・ヘンダーソンはジャックを勧誘する。
- ジョン・ホイットマン著
- Harper Entertainment
- 2008-04-29 発行
- ISBN:978-0061431197
10. Head Shot
ジャック・バウアーは、経済サミットが開催されるコロラド州へ向かう。そこでは、サミットの攻撃をもくろむカルト集団のメンバーと、彼らを捜査していたATFの捜査官が行方不明になっていた。
- デイヴィッド・ジェイコブズ著
- Harper Entertainment
- 2009-04-28 発行
- ISBN:978-0061771521
11. Death Angel
ニューメキシコの核兵器研究所にスパイが潜入していることがわかり、ジャック・バウアーが捜査に向かう。
- デイヴィッド・ジェイコブズ著
- Harper Entertainment
- 2010-04-27 発行
- ISBN:978-0061771538
12. Deadline
シーズン8終了の1時間後――後ろ盾と協力者を失い逃亡者となったジャック・バウアーは、FBIタスクフォースとロシアの追跡を逃れようとする。
※これは "Declassified" シリーズではないようですが、小説ということでここに入れておきます。
- ジェイムズ・スワロウ著
- Forge Books
- 2014-08-05 発行
- ISBN:978-0061771538