2010-11 米国ドラマあれこれ

TV and Remote お知らせ・雑談

2010-2011年ドラマの更新/終了がほぼ決まったようです。CBSの正式発表はまだ出揃っていませんが、ダメそうだったドラマの打ち切りと微妙な予測がされていた件の結果が発表されたので、後はおそらく継続でいくのだろうと思います。

そんなわけで、見切り発車的にさくっと計算してみましたが、今季は新作ドラマ37本のうち更新はわずか9本。生存率は24.32%です。(CBSの Blue Bloods、Hawaii Five-0、Mike & Molly がすべて更新されたと仮定しての数字)去年は43.33%でしたから、かなり低いと言えます。

その代わりというか、シーズン3以上のドラマは成績が良いですね。キャンセルは Lie to Me、Brothers & Sisters、Medium くらいではないでしょうか。Friday Night Lights と Smallville も終了しましたが、これは最初から今年で終わると決まっていました。

以下、ちょっと気になっていた作品について。微妙にネタバレがあるかもしれませんが、あまり具体的なことは書いていないと思います。

■LOLA終了

Law & Order シリーズ本家の後継のような形で始まった最新スピンオフ。9月にプレミアだというのに夏頃まで詳細の発表がなく「大丈夫かなぁ」と思っていました。直前でキャストの交代があったり、途中で大幅な変更があったりと、最後まで不安定でしたね。でも、シーズン半ばでキャストを入れ替えた時は、「ここまで思い切ったことをやるのだから、あと1年くらいは様子を見るかな」と思いましたが、どうやらそれもダメだった様子。放送時間を月曜10時に変えたのも良くなかったみたいです。前年にも本家がこの枠に移ってから数字を落としていますから、縁起が悪いですよ。

■CSI:NY継続

今年は、3本あるCSIシリーズのうち1本が終了するのではないかという予測がなされていました。どれか1本というと金曜日送りになったNYがまず挙がるわけです。しかも今年のNYフィナーレは、ここ数年の恒例だったクリフハンガーではなく、シリーズ完結としても通用するエピソード。一方で本家ベガスも一時期ほどの数字は期待できなくなっており――というわけで、NYが終了して、空いた金曜日の枠に本家ベガスが引っ越してくるのではないか、という予想もありました。

ですが、昨夜遅く(日本時間)にNY継続が発表されました。ベガスとマイアミは正式発表がまだありませんが、まず大丈夫でしょう(木9はもう無理かもしれませんが)。特にマイアミはすごいクリフハンガーで終わっているので、ここに来てキャンセルとか言われても困ります。

実を言うと、個人的にNYはもう終わっていいんじゃないかと思っていました。最近シーズン5を見終わったばかりですが、次シーズンはもう見るのを止めようかと思っているくらいなので……。でもまぁ、せっかく継続が決まったので「あの時終わらなくて良かったね」と評価されるような新シーズンになることを期待したいと思います。

■CM:SB終了

スピンオフといえば、NCISとLAは好調ですが、「クリミナル・マインド」のスピンオフ “Criminal Minds: Suspect Behavior” は終了。本家クリマイを見始めたので、スピンオフも見るべきだろうかと思いつつ、でも見るヒマがなさそうな気がしていたので、これは心置きなくスルーさせていただきます。何というか、ちょっとスピンオフ疲れな気分。

そんなこんなで、今季ももう終わりますね。最近は新作ドラマが日本に来るのが早くて、それ自体は良いのですが、日本での放送がこれから始まるぞ、という時期にキャンセルの報が来たりするので、それがちょっとお気の毒。大げさな宣伝文句を見ると、ちょっと痛々しい気持ちになりますよ。新作は、視聴率が最初良くても落ちる時はすぐ落ちるので難しいですね。

2011-05-18

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