Without a Trace S5-18 Connections

Without a Trance/FBI失踪者を追え! 5thシーズン 後半 Without a Trace

通算112話「切れない絆」
女子高生が放課後にネットカフェを出た後失踪。大人しい性格で目立たないタイプだが、ネット上ではかなり大胆な行動を取っていたことがわかる。

WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え! 5thシーズン 後半

  • 脚本:David Mongan, David H. Goodman
  • 監督:Rosemary Rodriguez
  • 初回放映:2007-03-18

失踪者:レベッカ・ハワード

女子高生レベッカ・ハワードが失踪。放課後にネットカフェを出た後、帰宅していない。レベッカは両親を亡くし祖父と2人暮らし。レベッカはカフェを出る前に、2人組の若い男から手紙を渡され「ライラ」と呼びかけられていた。

レベッカは演劇部に所属し、大人しい性格で、仲の良い友達もリックという少年1人だけ。祖父は腎臓を患い、彼女は看病に追われて疲れていたという。

声をかけた少年の身元が判明するが「何もしていない」と関与を否定。彼が閲覧していたWebサイトを調べると、レベッカがセクシーな姿態を見せる動画が公開されていた。彼女はそこで「ライラ」と名乗り「処女を捨てたい」と口にしていた。失踪直前の動画は泣き顔で「ある手紙が届いた。私はだまされていた。何も信じられない」と語るものだが、具体的なことは言っていなかった。

レベッカは動画を公開して以来、多数の男性から申し込みのメールを受け取り、そのうちの1人「Thor136」と名乗る25歳の青年とチャットしていた。彼女は別の女性ブロガーの住所を借りて連絡を取り合い、その女性から「もっと慎重に振舞うように」と忠告されていた。

「Thor136」がレベッカに贈った本の購入者から、身元はクレイグ・ダルトンと判明。25歳ではなく州の警察官だった。自宅へ踏み込んでみると、ダルトンは裸で手錠につながれていた。ダルトンはレベッカの「18歳」という言葉を信じて性交渉に及んだ。終った後レベッカは手紙を見て泣いており、その後寝て起きた時には手錠でつながれ、財布と車のキーがなくなっていたという。

ダルトンのカードが有料データベースの利用に使用されたことがわかる。調べたのはダレン・ハワードの現住所。ダレンはレベッカの父親で、実は死んでいなかった。祖父は「息子は精神を病み、出産時に妻を亡くしてから病状はさらに悪化した。とても子どもを育てられる状態ではなかったので自分が引き取った」と言う。祖父は病気が悪化したため、自分が死ぬことを考えてダレンに手紙を書いていた。レベッカが悩んでいた「手紙」とはその返事だったのだ。

ヴィヴとマーティンはダレンの自宅へ向かい、ダルトンの車を発見。乗っていたのはダレンだった。ダレンは娘が来たことを認めるが、病気が完治していないため「ブリストルにいる友人の所へ行かせた」と言う。ダレンは父親の死期が近いことを知り、祖父の所へ戻るようレベッカを説得する。


学校では大人しくて目立たないが、ネット上では大胆になり、着替え動画を上げたり性的な誘いを口にしたり……。『サイバー・エフェクト 子どもがネットに壊される』という本(「CSI:サイバー」にアイデアを提供したメアリー・エイケンの著作)を読んだばかりなのでハラハラした。この本には、ネットで大胆に振舞ったためにひどい目に遭った少女たちの話がいくつも書かれているので。

まぁ、レベッカは無事に保護されたし、ダレンも病気と闘っているし、お祖父ちゃんももうしばらく頑張ってくれそうなので、それなりに前向きな結末で良かった。でもWaTだったらもっと感動的な(以下略

それよりサムのお姉さんが訪ねて来てびっくり。お姉さんいたんだ!? 何かお姉さんがらみの事件が起きそうで今から「それはちょっと……」という気持ちになっているのだが。そしてダニーとエレナはまだ元通りではないみたい。このまま終ってもいいのよ?

2025-07-12

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