通算146話「曇り ときどき ゲティスバーグ」
Without a Trace/FBI失踪者を追え! シーズン7
- 脚本:David Amann, Jan Nash
- 原案:Gwendolyn M. Parker, Amanda Segel
- 監督:Scott White
- 初回放映:2008-12-16
失踪者:ベン・コールマン
人気お天気キャスターのベン・コールマンが番組収録後に失踪。ベンは怪我をしており、本番中にシャツに血がにじんでいた。本人は「自転車で転んだ」と言うが、血痕の形は刺し傷のように見えた。
ベンには婚約者がいたが、全国ネット局への進出を目指すベンとの間で意見が合わないことが多く、少し前に別れたという。
ベンは少し前にベテランリポーターのデールと争っていたが、デールはすでに局を辞め「ベンからネタを提供されたが断った」と言う。ベンは「あなたが夫を殺した」と話す女性の声を録音し、証拠として聞かせていた。
その録音で殺人犯と名指しされたのは、不動産開発会社で分譲化を担当するケヴィン・ウィーヴァー。同社の管理するアパートでは、ブレーカーの故障や電気系統の不具合などが多発。どうやら再開発のために入居者を追い出そうとしていたらしい。ベンはそれがエスカレートして殺人になったと疑っていたようだが、ケヴィンは「ベンとは南北戦争の再現イベントで会っただけだ」と言い、無関係を主張する。
南北戦争再現イベントは、ペンシルヴェニアで開催されており、その日がちょうど決戦の日。現場で話を聞くと、会場でベンとカービーが言い争っていたという。ベンはカービーが女性と食事するレストランにカービーの名で花を贈っていたが、カービーは「彼女を横取りするつもりか」と腹を立てたのだ。
背後関係を調べてみると、カービーとベン、そしてカービーと食事をしていたリアは高校時代の同級生。そしてカービーはケヴィンの部下。カービーはリアに片思いだったが、最近ケヴィンがリアと恋人関係になってしまい、さらにケヴィンが入居者を死なせたらしいと知って悩み、キャスターを務めるベンに調査をしてほしいと頼んでいた。
カービーは、ベンを刺したのは自分の銃剣だと認める。再現イベントの現場でカービーは、リアとケヴィンが親密にしている所を見て悲しんでいた。ベンはカービーを励ますが「昔から友達でもなかったのに、なぜそこまで」と問い詰められ、昔の悪さを告白する。高校時代、カービィは悪質ないたずらで恥をかかされたことがあったが、その犯人グループのひとりがベンだったのだ。カービィはそれを聞いて怒り、争いになってはずみで銃剣が刺さってしまったのだ。
ベンはその事故の翌日、カービーに電話で連絡していた。ケヴィンは人殺しこそしていなかったものの、女性をだまして財産を奪った過去があった。リアは実家の資産を相続しており、ケヴィンにはかっこうの獲物。リアはベンから電話で警告を受けたが、電波の状態が悪く中途半端に聞き取ってしまい、ケヴィンにそのことを伝えてしまっていた。おそらくベンはケヴィンと対決しようとしたのだろう。
南北戦争イベントの会場へ出かけると、ケヴィンは危険を察して逃げる。だがFBIチームに追いつかれ、「ベンから問い詰められたが、彼が怪我をしていることを知り、そのまま蹴り倒して放置した」と認める。
ベンは藪の中に倒れているところを発見され救助される。彼は今までの自分の態度を婚約者に謝罪し、もう一度やり直させてほしいと言う。
変なタイトルだなと思ったら、お天気キャスターが南北戦争再現イベントに参加するという、わりとストレートなタイトルだった。ゲティスバーグの戦いは南北戦争の勝敗を決めた重要な戦闘なので、どうせならこのイベントをもっと詳しく見たかった気もする。
戦闘の現場に自動車が何台も乗り付け、リー将軍を演じるケヴィンが「退却」する場面はコミカルで面白かったので、この展開ならベンは無事だろうなと思った。
最後、マローンが大砲を撃ってからあわてていたけれど、何がどうなったのだろう。
2026-02-05
