通算154話「日の光」
精神科医が失踪し、オフィスは荒らされて患者のファイルが持ち出されていた。失踪者は遠距離恋愛中で、近々シカゴへの移転を予定していたが、最近は身内の関連する事件を気にして個人的に調査を進めていたという。
Without a Trace/FBI失踪者を追え! シーズン7
- 脚本:Greg Walker, Jan Nash
- 監督:Jeff T. Thomas
- 初回放映:2009-03-31
失踪者:ジャスティン・モーガン
精神科医のジャスティン・モーガンが失踪。オフィスが荒らされて患者のファイルが失われていたが、ファイルを盗んだ人物は後に無関係であると判明。
ジャスティンはシカゴにいる恋人のモニカと遠距離恋愛中で、彼自身もシカゴへ転居することを決めていた。だが最近になって、服役中の兄マシューの事件を調べ始めたという。マシューは複数の女性をレイプした罪で有罪になっていたが、ジャスティンは兄の無実を信じ「今度こそ証明できる」と語っていた。
マローンはマシューに面会して話を聞く。最後に面会に来た時、ジャスティンはシカゴへ行くのであまり会いに来れなくなると言ったという。
ジャスティンは15年間欠かさず断酒会に通っていた。ある時ジャスティンは断酒会でカイリーという女性の話を聞いて衝撃を受け、彼女と話そうとしていた。カイリーはレイプされた話をしたが、その時の状況がマシューの事件と酷似していたのだ。
マシューの事件の被害者は皆、首に同じ形の傷があった。写真を拡大して傷をつけた凶器の形状を再現したところ、ジャスティンの部屋にあった父親の指輪の形状と一致する。もし真犯人がジャスティンなら、カイリーを探して口封じをしようとした可能性が考えられる。
しかし調べを進めると「カイリー」は偽名で本名はマーシー、しかも囚人グルーピーで、何度もマシューと面会していたことがわかる。マシューは弟を引き止めるためにマーシーを利用して断酒会でレイプの話をさせた。ジャスティンが食いつくことがわかっていたからだ。しかしレイプ被害者に何度も面接していたジャスティンはマーシーの嘘を見抜く。マーシーの話には犯人しか知りえない内容も含まれていたので、マシューが真犯人であることはもはや疑いようがない。最後の面会でジャスティンは兄にだまされたことに怒り「もう二度と来ない」と言って去っていた。マーシーはマシューに捨てられることを恐れ「ジャスティンと会って話す」と言ったという。
マローンはマシューに電話をわたし、マーシーを呼び出すよう言う。面会に来たマーシーはマローンにすべてを白状する。マーシーはジャスティンのアパートを訪ね、銃を出して自殺しようとするが、発砲寸前にジャスティンが銃を奪い、弾は彼の脚に当たっていた。ジャスティンは救出され一命をとりとめる。
今回もメインの失踪者よりマーティンとキムの恋の行方が気になってしまった。キムの持っていた銃の製造番号が削られているという。現時点で犯罪と直接結びついたわけではないが、前回ラストの回想シーンから察するに余罪はありそうだ。
しかし弾道検査するのにNYPDよりFBIの機材の方が良いというのは本当なのだろうか。前シーズンでグリッソムが来た時はラボが充実しているようには見えなかったのだが……そしてCSIと世界がつながっているのであれば、NYPDにはマック・テイラーのハイテクラボがあるはずでは……?
そしてラストでは、空港までブライアンを送って行くサムの車に別の車が突っ込んできた!
フィナーレを前に捜査官ドラマがギアを上げて進み出した感のある今回。
おかげでメインの事件は前回以上に存在感が薄かった。連続レイプ事件はマシューが真犯人ということで決まりで良いのかな。首の傷と一致する指輪は父親の物と言っていたっけ。それがいつジャスティンの手に渡ったのかがよくわからなかったが、おそらく収監された時に持ち物を預かったのだろう。
メインの事件で印象に残ったのはマーシーの必死の表情だった。
2026-03-23
