CSI - Season 13, Episode 5 ====== #278 Play Dead ====== * 邦題:「相棒」 * 脚本:Treena Hancock, Melissa R. Byer * 監督:Eagle Egilsson * 初回放映:2012-10-31 ---- ===== 事件概要 ===== ==== マイク・ネルソン他1名 ==== ラッセル、ニック、グレッグ、ブラス警部担当。ハロウィンの夜、治安の悪い地区の路上で、非番の警官マイク・ネルソンの遺体が発見される。ネルソンは警察犬の係で、そばでは犬のサムが興奮した様子で吠えていた。 ネルソンの死因は首を噛みちぎられたことによる失血死。サムはケージに入れられ、相変わらず吠え続けていたが、ニックがようやくサムを落ち着かせて証拠採集に成功。歯の間から肉片を採取する。当初はサムがネルソンをかみ殺したと考えられ、サムは殺処分されそうになるが、ネルソンの首にあった唾液は人間のものと判明。サムの疑いは晴れる。 ネルソンはバンダナに包まれたメタンフェタミンと大金を所持しており、麻薬を買いに行った可能性が考えられたが、遺体から麻薬の痕跡は出なかった。通話記録などから、死の直前に売春婦らしい女性と接触したことがわかり、匂いからサムがカーリー・グリーンを特定。呼び出されたカーリーは、ネルソンの情報屋を務めていたことを認め、「別れた時、彼はまだ生きていた」と言う。 だがその後、カーリーはモーテルの一室で麻薬の過剰摂取により死亡。腕に注射器が刺さったままだったが、調べてみるとその針は血管に到達していない。背中に別の注射痕があったことから、何者かが殺害して現場を偽装したものと思われた。さらに、カーリーは妊娠10週目であることもわかる。胎児のDNAと比較した結果、ネルソンの殺害犯は胎児の父親と思われた。 加害者はサムに咬まれているはずなので、病院やクリニックをしらみつぶしに調べていたところ、サムが屋台に並んでいる若者を特定。男は銃を取り出して逃げようとするが、ニックとサムらに取り押さえられる。男はカーリーを妊娠させ、彼女がネルソンに相談したため争いになり殺害してしまったのだった。 サムは被弾するが、手術を受け無事に回復。引退してネルソンと暮らす予定だったサムは、ニックの家に引き取られることになった。 ==== バリー・スローン ==== 離婚弁護士のバリー・スローンが自宅で射殺され、フィンとモーガンが現場へ向かう。被害者は独身で一人暮らしだが、事件の前夜は女性が来ていたらしい。職業柄敵が多く、近隣住人は嫌がらせのとばっちりを受けたこともあるという。しかし隣に住む年配のマージョリーは「自分にはとても優しかった」と擁護する。 犯人は窓の外から2発発砲し、1発が命中。凶器の銃は付近に捨てられているところを発見されるが、登録はスローン自身。つまり自分の銃で射殺されたのだ。 窓からは指紋が検出され、スローンの依頼人であるウォルシュがそこにいたことがわかる。スローンの「お相手」はウォルシュの妻だったのだ。ウォルシュは2人の情事を目撃したことを認めるが、犯行は否定。実際、銃声のした時刻には仕事をしていたことが確認される。 ホッジスはスローンのシャツに付着していた口紅を分析し、ホルムアルデヒドを検出。これはかつて口紅の保存料として添加されていたものだが、最近は使用されていない。検出されたものは、1972年に倒産したメーカーのものだった。40年以上前の口紅を持っている女性――キスしたのは隣に住むマージョリーだった。 マージョリーは、スローンがウォルシュの妻と口論しているのを聞き、心配で様子を見に行き、そこで思わずキスしていしまった。しかし親子ほど年上の女性からキスされたスローンは怒り、マージョリーを侮辱する言葉を口にした。そこで彼女は怒りのあまり、スローンを射殺したのだった。銃は、以前に近隣に泥棒が入ったことがあり、スローンから「護身用に」と渡された物だった。 ---- ===== 感想 ===== ニックとサムの「相棒」っぷりがほほえましい。処分される前に無実がわかって良かった!サムに「彼女が来るときは…」とか言っていたが、今後「彼女」の登場はあるのだろうか。もしかして前シーズンで交際していたナースさん?それともロビンス先生の姪御さん? (実はヴァランスキーの前で見栄を張っただけ、という可能性はいかに) フィンとモーガンが担当した射殺事件は、典型的な「Bプロット」という印象の事件で、こういうのも久しぶりなんじゃないかと懐かしかった。 --- //Yoko (yoko221b) 2020-05-15// [<>]