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CSI - Season 6, Episode 9

#126 Dog Eat Dog


Their marriage ended in a dog fight, and only the dog survived.

事件概要

ジェリー・ゲイブル(変死)

グリッソム、キャサリン、グレッグ、ブラス警部担当。ゴミ箱の中で、肥満した男の遺体が発見される。死因は胃が膨張したための窒息で、文字通り食べ過ぎて死んだのだ。被害者の足取りをたどると、軽食スタンドやカフェテリアで異常な食欲を示していたことがわかる。

被害者の胃の中身を調べると、ホットドッグ20個の他、さまざまな食べ物が発見された。未消化の物が多く、これらはすべて、被害者が死亡する2~4時間前に食べたものと思われた。ホットドッグに使うソーセージが大食いコンテストで使われたものであることがわかり、会場で話を聞くと、被害者は前日のコンテストで3位に入賞したジェリー・ゲイブルであった。ジェリーはコンテストの後、なおも食べ物を求めてどこかへ行ったという。

ジェリー・ゲイブルは妹のスージーと同居していた。スージーが入院している間、彼女の恋人がジェリーの面倒を見ていた。ジェリーはプラダー・ウィリー症候群で、いくら食べても満腹になれない(満腹感を感じる信号が脳に送られない)ため、食べ過ぎないよう監視が必要な身だった。だが恋人はジェリーを大食いコンテストにエントリーさせ、賞金をギャンブルにつぎ込んでいたのだった。

マイケル&ローリー・ティンズリー殺害事件

ニック、サラ、ソフィア担当。ティンズリー夫妻の遺体が自宅の居間で発見される。夫マイケルは小口径の拳銃で頭を撃たれ死亡。弾丸は鼻孔から入って頭蓋で止まっていた。妻ローリーは首に大きな傷があり、頚動脈からの失血死。犬小屋には、前足を血だらけにしたゴールデン・レトリバーがいた。

マイケルとローリーは現在別居して、離婚係争中だった。家はローリーが得ることになっていたが、レコードのコレクションや犬をめぐる争いがあった。マイケルを撃った銃はソファの下に落ちていたが、ローリーを噛んだ歯型は飼い犬のカルアの物ではなかった。別の犬がいたのだ。

動物管理局に問い合わせてみると、カルアにそっくりで名前も同じ犬が公園で保護されていた。飼い主はマイケル。マイケルとローリーは犬をどちらが取るかで争い、ローリーが不正な手を使って権利を得たばかりだった。その後、マイケルはカルアにそっくりな犬を引き取り、同じくカルアと名づけた。そして本来のカルアとこっそり取り替えようとした。そこをローリーに見つかって争いになり、ローリーはマイケルを撃つ。カルア2は大きな音に反応して獰猛になる性向があったため、ローリーを攻撃して噛み殺したのだった。


感想

ゲロ……。m(

バラバラ死体、腐乱死体、検死解剖はもう慣れたので食事しながら見ても平気だが、胃の中身や吐瀉物はダメだ~。やはり本物を連想するというか、実感があるのがダメなんだろう。ぐえ~。

これだけ大量の食べ物が登場して、どれひとつとして食べたくならない、というのもすごい。ストーリーは……ネタ的にはもっと面白くなりそうな気もしたのだが(特に犬の方)、残念ながらあまり印象に残らず。気持ち悪さだけが後味として残ったような感じだった。ホッジスが働き者だったこと、ぐらいかな。ウォリックはほとんど登場せず。

グレッグがソーセージを調べていたときにかかっていた、ちょっと変わった音楽は、Eminem の “Big Weenie” とのこと。下記のアルバムに収録されている。


単語帳

Yoko (yoko221b) 2007-02-11