CSI: Miami - Season 5, Episode 6
アリッサ・ヴァローンという女性の撲殺された遺体が自宅で発見される。最初に発見したダニエールは現場から逃げ出すが、盗難事件捜査用の囮車両に乗ってしまい、途中で逮捕される。殺害現場にはミニチュアの棺が置かれ、クローゼットの中にはヤギの頭部を置いた祭壇があった。サンテリア教という、ブードゥー教とキリスト教をミックスしたような宗教のものだという。凶器として使われたのは、アリッサの前夫トレヴァーが特注していたゴルフクラブ。
モルグにいたウルフは、安置されていた遺体のひとりが起き上がるのを見て逃げ出すが、戻ってみると遺体はなくなり、ウルフは腕が麻痺してしまう。その後、アリッサの爪の下に残されていた皮膚から、エド・スミスという男の関与がわかるが、そのエド・スミスこそウルフが目撃した「遺体」だった。
エドは金塊を強奪した罪で公判を控えていたが、刑務所暮らしをしたくないばかりに、テトロドトキシンを使って仮死状態になって死を偽装しようとした。それに加担していたのは医師であるトレヴァーだった。ウルフの腕が麻痺したのも、毒の粉末が付着したためであった。
その後、アリッサとトレヴァーが墓地の権利をめぐって争っていたことがわかり、墓地へ向かうと、そこではエドが再び殺されていた。エドはトレヴァーと組んで強奪した金塊を墓地に隠しており、回収しに来たところを、アリッサの現恋人だったジェレミーに殺害されたのだった。
一方、ダニエールを乗せた囮車両には、その前にも誰かが乗っていたことがわかるが、乗っていたのはハビエルという男で、調べるうちに彼が爆発物を扱ったことがわかる。ハビエルは囮車両を盗んで逮捕された兄がおり、その報復として、車が警察に戻された時点で爆発するように爆弾を仕掛けたのだった。残り時間は4分。ホレイショは解除は無理とあきらめ、人気のないビーチまで運転して爆発させる。
ラボではその後も、証拠品のパソコンが炎上したりガラスのテーブルが壊れて薬品が飛散するなど、不審な事故が続いていたが、かろうじて分析できた血液サンプルから、ダニエールがジェレミーと組んで金を奪っていたことがわかる。アリッサを殺害したのもダニエールだった。だが、ダニエールは金の取引業者アランを訪ねた後に行方をくらませていた。アランは盗まれた金塊の元の持ち主で、金塊に100万ドルの懸賞金をかけていた。ダニエールは金塊と引き換えに賞金を得てどこかへ逃亡していたのだった。しかしビーチでくつろぐ彼女のそばには、なぜかミニチュアの棺が……。
あっはっはっは。何だか変な話だけど、まぁハロウィンのお遊びエピだしね……と思っていたら! “Burn, baby, burn” で全部ふっとんだ! 後はもうどうでもいいやって感じ。
Average day in the life of Horatio Caine while he parks his car.
それにしても、何でこんな邦題なのかな~。確かに台詞には出てきたけど、原題の直訳の方がいいじゃん。