163. Indelible (9月11日の記憶)
閉店後のバーに強盗が入り、用心棒が射殺される。同時多発テロ発生から10年目を迎える日、それぞれが当日を思い出しながら仕事にあたる。
164. Keep It Real (ロックな恋人)
大学生が自宅で射殺される。遺体の周囲には20ドル紙幣が何枚も落ちており、ルームメイトは行方不明。被害者にはミュージシャンの恋人がおり、高価なギターをプレゼントしたばかりだった。
165. Cavallino Rampante (跳ね馬の秘密)
フェラーリだけを集中して狙うという車の盗難事件が複数発生。容疑者は若い女性の2人組だという。巡査部長のダニーは新人警官とともにパトロール中、エンジンがかかったままの赤いフェラーリを発見する。
166. Officer Involved (疑惑の銃弾)
シフト明けに部下3名とともにバーへ飲みに行ったダニーは、店を出る時に何者かに頭を殴られて昏倒。気がつくと部下が彼の銃を手にして立っており、男が射殺されていた。
167. Air Apparent (コートに描く夢)
若い女性が刺殺され、3週間前に出所したばかりの恋人に容疑がかかる。容疑者の弟バスケットボールのスター選手で、兄に対して怒りを爆発させる。
168. Get Me Out of Here! (墓穴)
ハロウィンの夜に、墓地の墓穴の中で若い男性の遺体が発見される。全身土まみれで、携帯電話をなぜか4台も所持していた。
169. Crushed (毒牙)
親の留守中に高校生たちがパーティに集まり、騒ぎすぎたせいでバルコニーが落下。その下で少女の遺体が発見される。フラックは分署にレイプ被害を訴えに来た女性から話を聞く。加害者は意外な人物だった。
170. Crossroads (奪われた人生)
事件現場を視察中の判事が射殺される。扱っていた事件がマフィア関連だったため、暗殺が疑われるが、手口はどうもマフィアらしくない。レイプ事件を捜査するリンジーは、被害者の供述に疑いを抱く。
171. Means to an End (最後の手段)
リンジーの証言がきっかけでレイプ事件の被告人は保釈される。FBI時代にその被告人の事件を扱ったジョーは強引に捜査に加わろうとする。
172. Clean Sweep (消された関係)
全身黒焦げの遺体が発見され、運転免許証の燃え残りと血痕から、試合を終えたばかりの格闘家であると判断される。妻によると、悪質なストーカー被害を受けていたようだ。
173. Who's There? (仮面の下)
高級アパートに2人組の強盗が押し入り、中にいた夫婦を襲って縛り上げる。犯人が逃げてから妻が通報し、警察が駆け付けるが夫の方はすでに死亡していた。
174. Brooklyn 'Til I Die (ブルックリンに死す)
ドレス姿の女性が路地で射殺される。FBIの身分証と拳銃を所持していたが、身分証は偽名を記載した偽物、拳銃もおもちゃだった。遺留品から、連れの男性がいたことがわかる。
175. The Ripple Effect (不運の悪戯)
配達員の若者が階段から転げ落ちて死亡する。また、公園では首を絞められた上に矢で射られた男性の遺体が発見される。この2つの事件には、ある共通の物が関わっていた。
176. Flash Pop (ラナ・グレゴリーの瞳)
マックとジョーの携帯電話に、若い女性の遺体が映った写真が届く。それは、50年以上前の未解決事件の現場そっくりに仕立ててあり、被害者の特徴的な目の色も同じだった。
177. Kill Screen (キル・スクリーン)
召喚状送達人の遺体がゴミ捨て場で発見される。被害者はさまざまに変装して巧みに召喚状を渡すという凄腕の送達人で、ゲーム感覚で仕事を楽しんでいたらしい。
178. Sláinte (ヘルズ・キッチンの掟)
バラバラにされた男性の遺体が、マンハッタン西部の3ヶ所で発見される。そこは「ヘルズ・キッチン」と呼ばれ、かつては最も危険な地域と恐れられる無法地帯だったが、現在では再開発が進み、昔の面影は急速に失われていた。
179. Unwrapped (哀しいギフト)
会計士が強盗に遭い、射殺される。被害者は貧困地域に生まれ育ち、苦労して会計士になった後も地元への貢献を続け、ギャングも一目置くほどの人格者。一緒にいた妻が状況を語るが、証拠とは矛盾する部分があった。
180. Near Death (死の淵にて)
連続銀行強盗事件が発生。捜査中にたまたま薬局に立ち寄ったマックは、オキシコドンを要求する強盗と鉢合わせする。