Without a Trace - Season 4, Episode 19
出産予定日を2週間後に控えた妊婦のメーガンが病院から失踪。落ちていた薬から、メーガンがHIV陽性であることがわかる。それは以前の恋人から移されたもので、現在の夫ブライアンは陰性。主治医の話から、メーガンがすでにAIDSを発症していたことがわかる。発症しても出産して治療を続けることは可能だが、最悪の場合余命はわずか半年。
メーガンにはもう20年も会っていない姉のリンダがいたことがわかる。リンダを訪ねてみると、メーガンは確かに姉に会いに来ていた。メーガンは自分が死んだ後のことを考え「昔の自分のことを子どもに話してやってほしい」と頼んでいた。メーガンは、父親とは死別したと信じていたが、リンダは「自分が家を出たのは、父親が秘書と駆け落ちし、母親がそれを隠して嘘をついていたため」だったと話していた。メーガンは姉の家を出た後、父親が暮らす介護施設に会いに行っていた。
その後、メーガンが助けを求める緊急ダイヤルにかけていたことがわかるが、通話は途中で途切れて居場所がわからない。メーガンがどうやら母親の家に行ったらしいとわかり、事情を聞いてみると、メーガンは「パパのことで嘘をついていた」と母親を非難し、母親の車で出て行ったという。ただちにその車が緊急配備され、メーガンは産気づいて苦しんでいるところを発見される。マーティンが病院まで車を運転し、メーガンは無事に女の子を出産する。
マーティンはもう大丈夫なのかな。良いスポンサー(後見人)もついて、ダニーやサムとも元通りに仕事できているようだし。思えば今シーズンのマーティンは、シーズンプレミアで負傷し、その後ちょっと辛そうな様子が続いてようやく回復してきたと思ったら階段落ち、鎮痛剤服用、依存症、と散々な目に遭っている。もうこの辺で勘弁してあげましょうよ、と脚本家さんたちに言いたくなってしまう。
それはさておいて、事件の方。以前にその病院で新生児の誘拐事件があったらしく、「母親ごと誘拐されたのでは」ということで事件性が疑われたようだが、事情がわかってみれば何のことはない、ずっと音信不通だった姉と父に会いに行っただけ。途中で電話の一本も入れていれば解決する事件だったわけね。
— Yoko (yoko221b) 2009-05-05