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BONES - Season 1
#4 The Man in the Bear
- 邦題:「クマの中に残された証拠」
- 脚本:Laura Wolner
- 監督:Allan Kroeker
- 初回放映:2005-11-01
事件概要
アダム・ランガー&アン・ノイス事件
ワシントン州でクマの腹から人間の手が発見され、FBIのシアトル支局からブースを通じてブレナンに鑑定が依頼される。手の持ち主は若い頑健な男性だが、骨にノコギリの跡が見られた。クマに食べられる前に手を切断されていたのだ。
ブースとブレナンは現地へ向かい捜査を開始。だがその街に手を切断したような該当人物はおらず、最近行方不明になった観光客もアン・ノイスという女性だけだった。
ブレナンは見つかった手と、その後レンジャーの案内で発見したクマの糞を研究所に送る。研究所でザックが分析してみると、手首に人間の歯形が残っていることがわかる。ブレナンは、犯人はプリオン病を患っているのではないかと思いつく。
糞の中からは人間の皮膚が発見される。皮膚に残存していたタトゥーの跡から、アダム・ランガーの存在が浮上。森林レンジャーをしている先住民族のシャーマンは、アダムと親しくしていたために疑いがかかるが歯形が一致せず無関係とわかる。糞の中から発見したキノコの分析結果から、現場はキクイムシのいるベイマツのそばと思われた。
ブースは森の中でストーンヘンジのように並べられた石を発見。そのそばにはアダム・ランガーとアン・ノイスの遺体があり、アンは心臓を取り出されていた。並べた石は、先住民族の魔方陣を模倣したもの。人肉を食べることで力を得るための儀式と思われた。
アンの胸の傷を分析したところ、その傷をつけたのは歯ではなく医師が使う開胸器と判明。カニバリズム信仰にハマって2人を手にかけたのは医師のリグビーだったのだ。
感想
主人公がFBI捜査官で面白いのは、連邦捜査官なので活動範囲が広いということ。今回はワシントン州ですよ。小さな街で、ネイティブ・インディアンの儀式が出て来て……って、「ツイン・ピークス」を思い出すわ。雰囲気は全然違うけど。
2話でブースの上司役がCSIのキャバリエ刑事だと思ったら、今回犯人だったドクターは、やはりCSIのヴァルタン刑事よ! ヴァルタンさんがプリオン病だなんて、ベガス市警はいったいどうなっておるのか。
それにしても、ブレナン先生は世間一般の娯楽を全然知らないのに、よく小説を書けるもんだと思う。宅配便のチャーリーが読んでいたくらいだから、専門書じゃなくてエンタテイメント系の小説だと思うのだけど。
— Yoko (yoko221b) 2008-09-08