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bones:s03:046_death_in_the_saddle

BONES - Season 3, Episode 3

#46 Death in the Saddle

  • 邦題:「サラブレッドの最期」
  • 脚本:Josh Berman
  • 監督:Craig Ross Jr.
  • 初回放映:2007-10-09

事件概要

エド・ミルナー

キャンプ場で男性の遺体が発見される。額に傷、手は前で縛られ、両足は切断されて別の場所に埋められていた。身元は、指紋からメリーランド州在住のエド・ミルナーと判明。

エドの顔には馬用の日焼け止めが塗られていた。胃の内容はトウモロコシや飼い葉など馬の餌、さらに顔の骨にはハミを付けていた形跡があった。さらに、ひづめを切り離して別の場所に埋めるのも、優勝馬を埋葬する方法であった。

エドが宿泊していた「アンバサドーラ・ホテル」に行ってみると、そこは何と馬ごっこ(ポニー・プレイ)専用のホテル。ペアになって馬と騎手になりきるプレイを楽しむ人々が集う場所だった。エドは馬役で、騎手はアン・マリー・オステンバックという女性。

アンの話から、エドが失踪する直前に妻が現場に現れたことがわかる。妻は夫の趣味を知らず、出張中だと思い込んでいた。だが、知らない男からエドの浮気を告げる密告電話を受けたという。密告したのは、アンの「馬」であるカルヴィンだったが、ただアンを独占したいからで殺害はしていないと主張。

一方、エドを殺害した凶器は馬のひづめを削る蹄刀(ていとう)と判明。足を切り落とす際には関節離断術という高度な技術が用いられていた。さらに、エドの頭蓋骨を精査した結果、同じ形状の刃物で眼球が摘出されていたことがわかる。

エドを殺害したのは眼科医であるアン・マリーだった。エドはアンと別れ、妻の元へ戻ろうとしたため、従順でない馬を「処分」した。馬のように足を切り手を縛り、そして人間の特性を宿していた眼球をくりぬいたのだった。


感想

うわ今回もグロ~。今シーズン、爆弾でバラバラとかミイラとか焼却炉でほぼ炭化状態とか、グロ度が上がっているような気がする。しかも現場に子どもが居合わせることが多いような……いいのか? いや撮影自体は別撮りだろうけど、ストーリー的に。

ウジだらけの遺体に馬プレイ愛好家……道具立てが何となくCSIっぽいなぁと思ったら、今回の脚本はCSIの脚本家/プロデューサーだったジョシュ・バーマンじゃないか! そういえば前シーズンからコンサルティング・プロデューサーになっていたんだっけ。

「ミスター・エド(お馬のエドくん)」は、1960年代に放送されたコメディドラマの主人公で、しゃべる馬なんだそうだ。いや、しゃべるだけでなく電話をかけたり車を運転したりもしたらしい……。

日本ではフジTVで放映。Youtubeで見かけた動画(現在は削除されているみたい)のコメントによると、「う~まがしゃべる、そ~んな馬鹿な」という歌は日本語版に実際にあったのだそう。人間のように振舞う馬、ということは今回のエド・ミルナーとは逆だったのかな。

さて、ちょっとずつ小出しが続いている「アンジェラの夫」ネタ、今回は催眠術でようやく夫の名前が判明。ホッジンスは、あだ名の「ビリンバウ」が小さなフルートの意味だと聞いて得意そうにしていたけれど、前シーズンのサリーの例に鑑みると、それは「形態的卓越」を含意しているのでは……?

Yoko (yoko221b) 2009-03-24

bones/s03/046_death_in_the_saddle.txt · Last modified: 2024-02-18 by Yoko