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BONES - Season 3, Episode 12
#55 The Baby in the Bough
- 邦題:「悲しき子守歌」
- 脚本:Karine Rosenthal
- 監督:Ian Toynton
- 初回放映:2008-04-28
事件概要
メグ・テイラー
車に乗ったまま黒焦げになった女性の遺体が発見される。被害者は子連れで、赤ん坊は近くの木の上にチャイルドシートごと飛ばされていた。荷物の中には小さな鍵が隠されていたが、それを赤ん坊が呑み込んでしまったため、ブースとブレナンは鍵を回収するまで赤ん坊の面倒を見る羽目になる。
骨に含まれる物質から住んでいる地域がわかり、ほどなく被害者はウェストヴァージニア州ハンツヴィルに住むメグ・テイラー、赤ん坊は息子のアンディとわかる。その一帯は、炭鉱が閉鎖されてからはこれといった産業もなく、橋が流されて観光客も来なくなり、さびれる一方だった。メグの夫は職もなく刑務所から出たり入ったりを繰り返しているため、メグはタイヤのリサイクル工場で働いていた。工場長のバーネットは、DCの本社から来た会計士のデイヴ・シェパードがメグに言い寄っていたことをほのめかす。シェパードは現在行方不明中。
アンディが呑み込んだ鍵は無事に排出され、銀行の貸し金庫の鍵だとわかる。調べてみると、中には銃が一丁。しかも最近発射された痕跡があった。銃の引き金には使用した人間の皮膚が付着しており、撃ったのはメグではないとわかる。
発砲した場所がタイヤ工場とわかり、ブースとブレナンは再び工場へ。シェパードが行方不明になった直後に粉砕されたタイヤを調べたとところ、人骨の欠片が混入していた。また、シェパードの荷物が見つかり、中から横領の記録が発見される。バーネットは「どうせ閉鎖されるから」と思って金を横領し、それをシェパードに知られたため射殺。遺体を粉砕機にかけたがメグに知られてしまい、金銭を要求された。アンディには遺伝性の疾患があり、メグは治療費を必要としていたのだ。バーネットは証拠の銃を取り返すために追いかけ、メグが事故を起こしたため車ごと焼いたのだった。
アンディはメグの親友だったグランツ夫妻が育てることになった。ブレナンは著書の印税を使ってハンツヴィルの橋を再建しようと決める。
感想
ひょんなことから赤ん坊を預かる羽目になったブレナン先生。被害者のトレーラーの扉が開いていることに気づいて「銃声がしたら子どもを連れて逃げろ」と約束させるブースはかっこいいのだけど、その間やってることが「踊る指骨よ~♪」なのに笑ってしまった。
ザックとの “No no no…” のやり取りも、ああいう場面のお約束なんだけどやっぱり可笑しい。
そういったコミカルなやり取りは面白かったし、エンディングもきれいにまとまって終わったなぁという感じ。アンディは愛情深い養父母に引き取られ、ブレナンは印税と映画化権のお金を使って橋を再建し、街を建て直そうとする。ちょっと「いい話」すぎる気がしないでもないんだけど、BONESではそういうのが全然気にならない。素直に楽しめる、良い雰囲気の作品だなと思う。
そういえばアンジェラの離婚問題はどうなってたんだっけ?
— Yoko (yoko221b) 2009-05-07