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BONES - Season 4, Episode 13
#71 Fire in the Ice
- 邦題:「殺意のリンク」
- 脚本:Scott Williams
- 監督:Chad Lowe
- 初回放映:2009-01-22
事件概要
ピート・カールソン
湖の氷の下から男性の遺体が発見される。ブースがアイスホッケーの試合で諍いを起こした相手だった。そのためブースは容疑者となり、FBIのペイトン・ペロッタ捜査官が事件を担当することになるが、ブレナンが「ブースが担当でないなら捜査を降りる」と言ったため、ペロッタはアドバイザーとしてブースの参加を認める。
カールソンには複数の恋人がおり、違法賭博で借金を作ってもいた。死因は、何か小さな発射体が左目を貫通したことだったが、弾丸や火薬の残留はないので射殺の可能性は低い。体内に残っていた水の成分から、現場はホッケーの試合が行われたリンクと思われた。ブースらはリンクのブラックライトを利用して血痕を探し、犯行現場を発見する。
アンジェラは氷上に加害者が遺体を引きずった時に落ちたと思われる滴下血痕を発見。一方ウェンデルはカールソンの飼っていた金魚が死んでいたことに注目する。一見、餌がなくて餓死したようだが、そうであれば共食いをするはず。
カールソンはブース以外にも警察チームのルー・ヘリンと争っており、通話記録からカールソンが何度もヘリンに電話していたことがわかる。だが根拠が乏しいためDNAを調べるための令状が取れない。ブースとウェンデルはヘリンの血のサンプルを採るために試合に出場し、選手が怪我をするたびに血を採取する。だがその途中、ブースはヘリンに押されて昏倒し、ホッケー選手ルク・ロバタイユの幻覚から「血は忘れろ。大切なのはチームだ」という助言を受ける。事実、加害者と思われる血液はヘリンのものではなかった。
一方、ホッジンスとウェンデルは金魚の死因がアンモニア中毒であることを知り、その原因をさぐるために現場へ赴き、水槽の中で貴金属類を発見する。それらは火事で消失したと思われていたもの。消防士のカールソンがこっそり現場から盗み出していたのだった。そしてブースは、カールソンのチームメイトたちが高校時代から同じチームで、現在も同じ消防団員であることを知る。彼らの「チーム」は宝石店の火事にも出動していた。
チームメンバーを呼んで取り調べた結果、加害者はそのうちの1人、エド・フラリクとわかる。エドはカールソンに怪我をさせられてプロの道を断たれていた。そして宝石店の盗品を返すよう言ったエドに対してカールソンは「臆病者」と罵倒。我慢の限界に達したエドがレースフックでカールソンを刺してしまったのだ。
頭を打ったため「眠らないように」という注意を受けたブースはスケートリンクへ。ブレナンも彼の徹夜スケートに付き合う。
感想
アイスホッケーのエピ、CSIでも1度見たことがあるけど、いつ見ても荒っぽいスポーツだなと思う。今回も、ストーリー上の必然性はあるにしても、流血また流血で……。ウェンデルは試合中も綿棒持参か!
今回の見所はやはりホッケーのスピード感と、最後にブースとブレナンがスケートリンクで滑る場面かな。
今回はブースが容疑者となってしまったため捜査をはずれ(でも、その割には堂々と動き回っていたような)、ペロッタ捜査官が登場。金髪美人で、何となくシーズン1でブースの彼女だったテッサを思わせる風貌。ブースに関心がありそうな描写もあったので、今後彼女が間に入って三角関係に……みたいな展開も安易に予想されるわけなのだが、まぁそのへんは適当にやっといてね、という感じ。
— Yoko (yoko221b) 2010-04-04