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BONES - Season 4, Episode 26
#84 The End in the Beginning
- 邦題:「“ザ・ラボ”殺人事件」
- 脚本:Hart Hanson
- 監督:Ian Toynton
- 初回放映:2009-05-14
概要
脳腫瘍の摘出手術を受けたブースは奇妙な夢を見、ブレナンは病室で小説を書きながらブースに付き添う。ようやく意識を取り戻したブースはブレナンの顔を見て、「君は誰?」と問いかける――。
感想
現実の事件が起きていないので、あらすじは省略。今回はラストの数分を除いてブースの夢、という番外編みたいな話だった。BONESのストーリーになっているのは、そのラスト数分だけなので、それなりに面白いけど見なくても別に困らないエピソード。というか前回がフィナーレで今回はおまけなのかもしれない。
ブースの夢の中で、ジェファソニアンは「ザ・ラボ」というナイトクラブになっており、ブースとブレナン(夢の中ではブレン)はそのオーナー夫妻。アンジェラはホステス、スイーツはバーテンダー、ウェンデルは用心棒、フィッシャーはシェフ……といった具合にキャストたちがいつもとは違う(でも妙にハマッている)役割で登場する。そのクラブで殺人事件が発生し、刑事のカミールとジャレッドが捜査を担当することになり――というお話。ザックもちゃんと登場していた。
今回はレギュラーキャストよりも、普段は脇の方にいる助手たちが面白かったかな。特に、クラークとナイジェル=マリーが良かった。クラークは普段とは全然違うコテコテのラッパーになっていて、兄はギャングのグレイソン(ブースと面識あったっけ?)。ナイジェル=マリーはイギリス人のDJ(クラブの顧問弁護士になっているジュリアンを「ソリシタ」と呼んでいた)で、アクセントがいつもより強かった気がする。でもやっぱり「あ、彼だ」と思わせる部分があるんだよね。ザックは、せっかくの再登場だったのに印象が薄くて残念。デイジーはやはりウザキャラでスイーツとラブラブだった。
そんなこんなで一応事件は解決し、ブースとブレンの間には待望の赤ちゃんが……というところでお目覚め。と思ったら記憶喪失? という変なクリフハンガー。
記憶がなくなって、この後ブースとブレナンの間はどうなるの? ブースはちゃんと仕事に復帰できるの? という所が気になるラストのはずなんだけど、正直あまり気にならない。何かもう、好きにしてください。