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CSI - Season 2, Episode 15
#38 Burden of Proof
- 邦題:「残酷な悪戯」
- 脚本:Ann Donahue
- 監督:Ken Fink
- 初回放映:2002-02-07
Have it say, uh … “From Grissom.”
事件概要
ボディファーム殺人事件
全員で担当。ボディファーム(死体農場)で実験体でない死体が発見された。ここでは献体された遺体を戸外に置いて、その形態の変化を観察する実験が行われている。ボディファームの意味を知っており、かつ遺体がそれぞれ厳重に管理されていることを知らない者が放置して行ったものと思われる。死因は銃創。しかし体内に残っているはずの銃弾も、その痕跡も見つからない。
遺体はカメラマンのマイク・キンブルとわかるが、家に行ってみると火事になっていた。犯行現場はそこで、証拠隠滅のための放火と思われた。焼け残った部屋からは、マイクの婚約者ジェインの娘ジョディの裸の写真が発見された。ジョディはマイクの虐待を否定。放火の促進剤に使われたのはマニキュアの除光液で、ジョディの腕には火傷の跡があった。
キンブルの体内からは、牛の腸にしかいない蛆虫が発見される。グリッソムは、銃弾が体内になかったことと思い合わせ、ミンチを凍らせて弾丸を作り、実験する。銃のリローダーに残る証拠から、ジェインの前夫ラスがマイクを撃ったとわかる。ラスは、マイクがジョディを虐待したために殺 したと弁明。ラスは食料品店を経営しており、ボディファームに実験用の肉を売っていた。グリッソムとブラスは、火をつけたのはジョディで、父親がその罪をかぶっているのではないかと疑う。
ウォリックは写真を鮮明にして、ジョディの瞳に映った窓から、撮影場所が船内であることを知る。ラスが所有するボートから、彼とジョディの体液がついた寝袋が発見された。ラスは取引を試みるが、ネヴァダ州では、14歳以下の児童に対する性的虐待は、執行猶予なしで終身刑に処せられる。
感想
オープニングがちょっと怖い雰囲気。「死体農場」はパトリシア・コーンウェルに同名の小説がある。サラはボディファームに興味津々。主任に連れて行ってもらえば?
ウォリックが写真の目の部分を拡大して、そこに映った物から撮影場所を特定する場面があるが、ドラマ「ツイン・ピークス」のパイロットにも、ローラの瞳に映っているバイクを見せるシーンがあった。TPのこの場面自体も、1990年の夏に放映されたソープオペラのオマージュであるらしい。でも、あんなに鮮明になるものなのだろうか。
サラが菜食主義であることが判明。昔からではなく(S1で「ステーキ食べたい」と言っていた回があるし)、ブタの死体で実験をしてから食べられなくなったみたい。サラに観葉植物を送ることにした主任、カードに添える言葉、迷った挙句に決めたのが、冒頭に引用した言葉。