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CSI - Season 2, Episode 23
#46 The Hunger Artist
- 邦題:「哀しい宿命(さだめ)」
- 脚本:Jerry Stahl
- 監督:Richard J. Lewis
- 初回放映:2002-05-16
You never know what you need until you find it.
事件概要
人気モデル殺人事件
全員で担当。若い女性の遺体が毛布に包まれ、ショッピングカートに乗せられた状態で発見された。顔は傷だらけになっていたが、傷を消して生前の顔を復元したところ、その女性は人気モデルのアシュリー・ジェイムズであることがわかる。発見現場の頭上にはアシュリー自身の大きな看板があり、カートに入っていた新聞や雑誌はアシュリーの写真があるものばかりだった。カートからはアシュリーの手帳も発見されるが、暗号のような記号ばかり書かれていた。
アシュリーの部屋には、明らかに彼女の物でない上着があり、ケジラミがついていた。グリッソムはホームレスが出入りしていたことを疑い、現場付近を調べ、被害者のスカーフや指輪をホームレスたちから手に入れる。そのうちの一人はアシュリーの姉キャシーで、彼女は「妹が自分から人生を盗んだ」と言う。キャシーは元モデルだったが、コカインに依存して仕事ができなくなり、エージェントはスタジオに来ていた妹のアシュリーに目を留めたのだった。
アシュリーの死因は顔の傷からの感染による敗血症と判明。また、サラは被害者が持っていた手帳に書かれていた暗号の解読に成功。アシュリーはBDD(身体醜形障害)から対称性の強迫観念にとらわれ、食べた物と排出した物を記録して秤にかけ、顔面を抉っていたのだった。カートに乗せて置き去られたのは、キャシーが「安全な場所」に運んだためだった。
路上に戻ったキャシーと言葉を交わすグリッソム。彼女を見送り、雑踏を歩くグリッソムの周囲で、いつしか音が途絶えていった――。
感想
最初のお風呂シーンで顔が映らないと思ったら! 最後に明かされるその理由。キャシーとアシュリーの人生を考えると……何とも憂鬱な気持ちになってしまう。カジノ王の息子の事件で幕を開けた第2シーズンが、華やかで残酷なショウビジネスの話で幕を閉じる。
それにもうひとつ、主任が! うーん、アメリカ本国ではシーズン5が放映されているので(2005年現在)、まぁ結局無事に解決したんだろうなということはわかるんだけど。でも気になる~気になる~。
よし、シーズン3のボックス注文するか。