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CSI: Miami - Season 5, Episode 2
#99 Going Under
- 邦題:「抹殺された男」
- 脚本:John Haynes, Marc Dube
- 監督:Matt Earl Beesley
- 初回放映:2006-09-25
事件概要
ビリー・ゴールトことケン・マッカーシー
マンションの前に暴走族の集団が集まり、バイクで住人を威嚇するように走り回る。が、その時バルコニーから住人のビリー・ゴールトが落下。転落死ではなく射殺されて落ちたことがわかる。カリーは現場検証を終え、証拠品をハマーに積み込んでラボへ戻ろうとするが、途中で車をぶつけられ、ハマーごと運河に転落。カリーは何とか窓を割って脱出に成功するが、証拠品はほとんどが駄目になってしまう。
かろうじて残った紙片から、クリプト・キングスという暴走族グループのメンバー「Vレイ」が関与しているらしいとわかる。クリプト・キングスは現場となったマンション前に集まっていたグループ。アジトを突き止めて行ってみると、そこにはATF(アルコール・タバコ・火気局)の潜入捜査官、ジェイク・バークレーがいた。ジェイクの話から、死亡したゴールトもまた潜入捜査官であったらしいことがわかる。
検死の結果、ゴールトは遠方から撃たれたことがわかるが、弾丸は下から上へと抜けている。弾道を再現してみると、ゴールトはバルコニーに立っているところを地上から撃たれたことがわかる。バイクで集結して騒ぎを起こし、エンジン音で発砲音を消したものと思われた。
ゴールトの妻スザンヌは、彼のパソコンに隠されていたUSBメモリを提出する。その内容から、クリプト・キングスが武器の密売をしていたことがわかる。その中にはイスラエル軍が開発した「コーナーショット」という新兵器もあった。これは、物陰に隠れたまま直接見えない場所を狙うための兵器。犯人はこれを使って物陰からゴールトを撃ったのだ。
カリーに車をぶつけたのはアンジェラという女性と判明。クリプト・キングスのリーダー、リードの恋人で、彼に命じられて犯行に及んだのだった。だがそれは、銃の密売に関する証拠を消すためのことで、リードはゴールト殺害への関与は否定する。
結局、コーナーショットに付着していたオイルから、撃ったのはVレイと判明。Vレイは、ゴールトを心配してたびたび様子を伺っていたスザンヌの姿を不審に思い、ある日後をつけてゴールトの正体を知った。ゴールトが警官だとわかると、彼を仲間に入れた自分の身も危ない。仲間に知られることを恐れて彼を射殺したのだった。
感想
ホレイショは前回ブラジルで大暴れした疲れが出たのか、あるいは撮影スケジュールの影響か、今回はカリーエピ!
冒頭の犯罪現場、普段ならホレイショが腰に手を当てているところが今回はカリーが登場。そのままハマーに乗ったかと思うと運河に転落! 大量の水がなだれ込む場面、激流で長い金髪がぶわっと広がるところが美しい! でも、さすがにOP前の決め台詞は言えなかったようで、そこはホレイショ登場。相変わらず救急隊より早い、神出鬼没な人だ。
その後も、ジェイクがどうやら元カレらしいとわかったり、トリップと組んで狙撃現場を探したり(この2人の組み合せ好きだな~ジェイクよりトリップの方がいいじゃん!)大活躍だった。「コーナーショット」のようなガジェットが出てくるのも、いかにもマイアミといった感じ。
コーナーショットって実在する武器? と思ってちょろっと検索してみたら、YouTubeで動画を発見。この動画1)、「GSG-9」のプロモみたいだけど実は公式サイトで紹介されている宣伝用ビデオ。うーん、今までもバーチャルキーボードのような新製品が番組内で紹介されることがあって、それはそれで面白かったし勉強になることもあったけど、こんな明らかに「兵器」なシロモノがアクションドラマみたいなBGM付き動画で宣伝されているという、これ自体何だかすごく現実感がなくて変な感じ。
- Corner Shot - 公式サイト
— Yoko (yoko221b) 2008-12-24