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CSI: NY - Season 4, Episode 2
#73 The Deep
- 邦題：「深海の罠」
- 脚本：Wendy Battles
- 監督：Oz Scott
- 初回放映：2007-10-03
事件概要
ダグ・ホールデン、マット・キャンベル
イーストリバーでダイバーの遺体が発見される。事故死ではなく、シアン化合物による中毒死とわかる。人工耳が手がかりになり、氏名はダグ・ホールデンと判明。ダイビングスクールで講師をしていたが、ダグとパートナーのマット・キャンベルは数週間姿を見せていないという。ステラとフラックは、ダグが教えていた生徒たちを調べるが、特に怪しい者は見つからない。
胃の内容物から、ダグが「人工リーフ計画」で川底に沈められた地下鉄の車両に潜っていたことわかり、ダニーとホークスが現場に潜って、別人の遺体を発見。行方不明になっていたマット・キャンベルだった。マットのスーツには金貨が入っていた。だが骨董品店で話を聞いたところ、それは「難破船に積まれていたお宝」と称する贋物と判明。
マットのマスクに付着していたナマコの幼生から、別のダイビングポイントが判明し、ダニーとホークスが再び潜水。そこには昔の帆船が沈んでおり、メタンガスの噴出でホークスがマストの下敷きになりかけるという事故が起きるが、ダニーの活躍で2人とも無事帰還。帆船で発見されたシアン化合物入りの注射器と、マットが持っていた物と同じニセ金貨を回収する。
注射器から検出されたDNAはデータベースではヒットしなかったが、バルカン半島出身者に特有の遺伝子が見られた。ステラは、ダグとマットがダイビングを教えていた生徒の中にアルバニア出身の若者、ザミール・デュカがいたことを思い出す。マックらはザミールの自宅へ向かい、逃げようとしたザミールを逮捕。ステラはザミールの部屋で、爆弾を製造していた痕跡を見つけ出す。彼らは爆弾テロを計画し、そのカモフラージュにお宝探しを計画してダグとマットを仲間に入れ、用済みになった二人を殺害したものと思われた。
マックはザミールを強硬に取り調べたものの自供は得られず、結局パソコンに保存されていたデータから、ターゲットはイラクの倫理監視委員長だと判断する。委員長が調査していたイラクのゲリラ部隊は、アルバニア解放軍の支援を受けていたのだ。
その頃、委員長は国連本部に向かおうとしていたが、脅迫電話を受けて移動手段を車両からヘリに変更していた。マックは、それこそが彼らの狙いだと判断してヘリポートに緊急配備。現場でザミールの仲間ベシム・ルマーニの身柄を確保し、爆弾処理班が信号の妨害に成功する。
感想
難破船のお宝探し――って、何だかマイアミに出て来そうな（というか、出て来たよね）エピソード。お宝を奪い合っての殺し合いかと思ったら、最後は爆弾テロ未遂というキナ臭いオチ。テロリストが登場するのも何となくマイアミっぽいけど、NYって（おバカセレブが住んでいるだけじゃなくて）国連本部がある場所だもんね。
お宝の謎を探るために、ダニーとホークスがダイビングスーツで潜水。ホークス先生といえば、セントラルパークの池に潜るのも完全装備だったので、海に潜って大丈夫？ と思ったら案の定。お約束すぎです、先生……。でもダニー＆ホークスのコンビはけっこう良い感じね。やんちゃタイプと秀才タイプの2人って絵になりやすい気がする（WaTのダニーとマーティンみたいに）。
そしてステラの前には、新しい男性が……？ 露骨に怪しい感じがするのは気のせいかな。