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Homicide - Season 3, Episode 20
#53 The Wedding
- 邦題:「結婚」
- 脚本:Henry Bromell
- 監督:Alan Taylor
- 初回放映:1996-05-10
事件概要
No.142 Kevin Lugo, No.144 Raymond Desassy
ルイスはある朝突然「今日結婚する」と宣言し、同僚たちはパーティの準備をすることになる。マウント・ワシントンで銃撃事件が発生し、ジャデーロとハワードが現場へ向かう。その日はたまたま、ケイの妹キャリーがフィレンツェから来ていた。
被害者はラジオパーソナリティのケヴィン・ルーゴ。6発撃たれて死亡していた。ルーゴは毒舌トークで高い聴取率を得ていたが、嫌われてもいた。ラジオ局は犯人逮捕につながる情報に対して5000ドルの賞金をかける。
その後、ラジオ局から「犯人はレイモンド・デサッシー」という情報が入る。何者かに金で雇われてルーゴを殺したという。ジャデーロとハワードはデサッシーの住所に向かうが、デサッシーがいきなり発砲したためジャデーロが応戦し、デサッシーを射殺する。だがデサッシーは前夜留置場におり、犯人でないことがわかる。報酬目当ての嘘だったのだ。
感想
ルイスがいきなりの結婚宣言。同僚たちは驚き「冗談だろう」などと言うが、どうやら本当らしい。おかげで同僚たちはパーティの準備に奔走することになり、犯罪現場へはジャデーロとハワードが向かう。警部補と巡査部長ってすごいコンビだ。
その日はたまたまケイの妹のキャリーが来ていた。普段はイタリアのフィレンツェに住んでいるらしい。で、この妹役が誰かと思ったらメリッサ・レオの二役とのこと。言われてみれば確かに、2人同時に顔が映るシーンがなかったような気がする。(つまり、後姿の方は代役)
えー、でも見ただけじゃ全然わからないよ。まったく雰囲気が違うし、最初に見た時はむしろ「姉妹役なのに似てない」と思ったほどだ。髪形のせいかしゃべり方のせいか、とにかくすごいっ。
さて、ルイスの結婚騒動で二の次になった印象があるが、事件は過激な毒舌トークで知られるラジオのパーソナリティの射殺事件。ラジオ局の呼びかけに応じてすぐに情報提供者が現れるが、これがとんだガセネタ。おかげで無駄な銃撃戦が起きてジャデーロが相手を射殺する羽目になる。子どもたちが大勢うろちょろしている所での銃撃戦なので、流れ弾が当たったりしないかとヒヤヒヤしてしまった。
では真犯人は? というとこのタレコミ男が怪しい! となるわけだが、この回ではそこまで断言せず、Lugo の名は最後まで赤い文字のまま。
さて一方、ルイスの結婚パーティは何とか準備が間に合い、新郎新婦が現れる(奥さん美人!)。パーティではベイリスとケラマンがキャリーをめぐってケンカ。ペンブルトンは臨月のメアリーを同伴し、踊っているうちにメアリーが産気づいて大騒ぎになる。
というわけで、誕生、結婚、死という人生の重大イベントが3つ同居するエピソードになった。