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Chapter Four
- 脚本:Geoffrey Neigher
- 監督:Michael Fresco
- 初回放映:1995-10-12
概要
ホフマンはメリッサとの取引を拒否する。ニールはポリグラフのテストを受ける。ニールはそのテストにはパスしたが、謎は残った。ニールは「セックス中にメリッサの首を絞めたことがあるか?」と質問され、否定していたのだ。ホフマンはメリッサが置いていったコピーを見せる。ニールは、飲酒のせいで自分の行為を忘れてしまった可能性を認めた。そしてジェシカが殺された夜もニールは酒を飲んでいた。つまり自分で殺しておいて覚えていないという可能性が浮上する。
ホフマンはレイ・ヴェラチェク刑事の公判を担当。ヴェラチェク刑事は、ホフマンが雇っている私立探偵(元刑事)デイヴ・ブレイロックの元パートナー。市民への暴行で起訴されたが、実はDVの通報を受けて駆けつけ、妻を殴っている夫を止めようとしてのことだった。
メリッサのビデオは「デッドライン・アメリカ」に提供され、ホフマンは同番組のインタビューでテープの真贋に疑問を呈する。検事がそのテープを見たため、ニールの保釈は取り消されそうになるが、クリスの働きにより、現在とは別のリハビリセンターへの入院することで保釈を継続できることになった。それまでニールの面倒をみていたレスター医師は、侮辱されたと怒る。
ヴェラチェク事件。妻が証言台に立った後、法廷の外で夫が彼女に脅しをかけるのを見てホフマンは心配する。警官をガードに付けるよう進言するが、地方検事はヴェラチェクを起訴している手前、それには消極的だった。その後、夫が妻を車でひき殺したことがわかり、検事は起訴を取り下げる。綱紀委員会は、ヴェラチェクの早期退職を条件に復職(年金等はすべて保全される)を認める。
感想
ニールはポリグラフをパスしたが、パスしたことでかえって疑問が出てしまい、結局振り出しに。ジェシカ事件はこれといって進展もなく、ちょっと小休止的なエピソードだったかも。
プチ事件は「警官による暴行」で、ホフマン自らが担当。警察と検察は本来同じ側にいるはずだが、今回の担当検事は、警官の横暴を暴きたい様子。これは、場所がLAということで92年の暴動事件の影響があるのだろうか。あるいは、「権力の暴走を許さない正義の味方」を演じたいのだろうか……そういえば、CSI:Miami でも政治的野心から、事件をでっち上げてまで警察を陥れようとする検事がいたっけか。
レイ・ヴェラチェク役のジョー・スパーノは「ヒル・ストリート・ブルース」に警部補の役でレギュラー出演していたな。「NYPDブルー」でも刑事役、現在はNCISでFBI捜査官をやっているらしい。そういうタイプなのね。
— Yoko (yoko221b) 2008-04-26