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Chapter Eight
Then give me a nail.
- 脚本:Ann Donahue, Geoffrey Neigher, Charles Holland
- 原案:Steven Bochco, Charles H. Eglee
- 監督:Michael Fresco
- 初回放映:1995-11-16
概要
ジュリーが飲酒運転のうえ交通事故を起す。
レイ・ヴェラチェクは、1992年にゼファーハウスで起きた不審死事件にラスティ・アーノルドが関わっていたことや、グレアム・レスター医師が女性患者を繰り返しレイプしていたと言われる疑惑について調査する。その被害者の状況はジュリーの「悪夢」によく似ていた。
ニールがティーンエイジャーの少女と裸で抱き合い、彼女の首に手をかけるビデオがニュース番組で公開される。ニールは、ビデオはフェイクであり断じて自分ではないと主張。ニールは、フェリシア・ノレルのインタビューに応じたいと言うが、ホフマンは反対する。インタビューの内容によっては、視聴者がニールに反感を抱き、信用しなくなるおそれがある。そのような視聴者が陪審員に選ばれる可能性もあるためだ。
レスターの看護師スーザン・ドミニクの証言は証拠として採用される。ただしレスター医師の記録は、守秘義務によって守られることになった。
ニュースで流された「ニールの映像」は、やはり「ホース・モンキー」という成人映画を使ったフェイクであると判明。その映画のプロデューサーはコニーを訴えると言い出し、彼女の面目は丸つぶれとなった。コニーにフェイクビデオを渡したのはシドニーだった。シドニーは彼女に誘惑され利用されたことに怒って復讐したのだった。ホフマンは「君は何も学んでいない」と、解雇を言い渡す。
ジャスティーンは、レスターの「被害者」ステファニーと会い、ジュリーと話すよう説得。ステファニーはそれに同意し、自分の体験をジュリーに話す。リチャード・クロスはホフマンのオフィスを訪れ、レスター医師が実は殺人犯だという可能性はあるだろうかと口にする。
ニールは、どうしてもインタビューを受けたいと強硬に主張する。ホフマンもついに折れて許可するが、事前にインタビュー番組のスタッフと面会して質問内容を厳しく制限する。
リサは隣人同士の紛争事件を担当。被告人が被害者に暴力を振るったのは事実だが、原因は被告人の飼い犬だった。犬が吠えるのを不快に感じた被害者が、飼い主不在の隙に犬の声帯を勝手に手術して吠えられないようにしてしまったのだ。被害者は法廷で不規則発言を繰り返す。判事は有罪の判決を下すが、刑期は5日間の収監と、動物保護センターでの社会奉仕活動500時間。被害者はその判決を不満に思い、判事の制止を振り切って抗議する。判事はその場で被害者に法廷侮辱罪を適用し、被告人と同じく5日の(そして、できれば同じ房での)収監を言い渡す。
感想
シドニーが……前回ホフマンに言われたことをちゃんと理解していなかったんだなぁ……。まぁ、今までそれほど出番もなく共感も持っていなかったキャラなので、クビになったこと自体はさほど残念でもない。ホフマンが「2度目のチャンス」は与えても3度目は許さない人であるということを示すエピソードだったと思う。
その他で印象に残ったのは、ジャスティーンかな。美人で野心的で才気煥発――という、少々「絵に描いたような」感じが強いキャラに見えていたのだが、今回ステファニーに接する場面では、真剣に彼女のことを思いやる正義感の強いところを見せていたと思う。
リサの担当事件は――ちょっとした息抜きというか、コメディリリーフっぽい。何なのあの二人……。
— Yoko (yoko221b) 2008-05-05