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Chapter Seventeen
- 脚本:Ann Donahue, Charles D. Holland
- 原案:Charles H. Eglee
- 監督:Joe Ann Fogle
- 初回放映:1996-03-11
概要
エドアルド・ポルタレグレが再びレイプ容疑で逮捕される。被害者のミンディ・シーガルは以前にジェシカ・コステロから「エドアルドにレイプされた」と聞かされていたが、本気にしていなかったという。ホフマンはエドアルドの弁護を頼まれるが、エドアルドがジェシカ事件に関わっているとなると、利害の対立が生じる可能性がある。エドアルドは「自分はジェシカ殺しに関わっていないのだから関係ないじゃないか、金を積めばいいのか」などと口にして、父親を怒らせる。
アーノルドはジュリーとともに再び証言の打ち合わせ。今回は、グレアム・レスターの証言の信頼性を崩すため、同医師が患者をレイプしていたことを証言することになっていた。
レイ・ヴェラチェクは、リチャード・クロスがHIVポジティブだという噂を調査する過程で、別の事実に行き当たっていた。クロスの自家用飛行機を使ってAIDS治療を受けている若者が、「ゼファー・ハウスでニールからの電話を取り次いだ」と証言した看護師の弟だったのだ。偽証の見返りという可能性があった。
ホフマンは、最初に逮捕された容疑者リチャード・クロスを釈放させた地方検事ガーフィールドを、弁護側の証人として申請。ガーフィールドは、クロスが自分の有力な支持者であることを証言する。
ジュリーは証言台に立つが、それまでの供述を翻し、レスター医師にレイプされたことは一度もないと証言する。リチャード・クロスは「証言について話し合ったが、最終的にはジュリーの決断だ」と言う。だが、代わりにステファニーやアンジェラ・スカリーシ他数名の被害者が証言を行う。
レスター医師の看護師スーザン・ドミニクが再び召喚され、受電記録を書き直したのは医師の指示ではなくコーヒーをこぼしたためで、リチャード・クロスと自分は何の関係もないことを証言する。クリスはその後、スーザンの弟ジョナサンを証人として求め、ジョナサンの医療費を出しているのがクロスであることを確認する。
エドアルドの事件は、ミンディの前歴が暴露され、証言の信頼性が揺らいだため不起訴となる。だが、ミンディの前歴は2年前で、彼女がまだ未成年だった時のもの。裁判記録は非公開のはずだった。ホフマンは、検察からの情報リークを疑う。エドアルドはブラジルへ送還されることになった。
アニー・ホフマンは離婚の準備を始める。
感想
アニーがますますウザくなってきた……困ったなぁ。当分はシカトしていくか。
事件の審理では、今までニールに不利だった状況が少し変わってきたような感触があった。ニールの犯行を決定づけるうえで最も重要なものは、やはりレスター医師の証言であるわけだが、ここにきてスーザンに偽証の動機があることがわかる。受電記録も書き直されたものだし、見ている側としてはレスター医師が限りなく怪しく思えてきてしまう――もっとも、陪審員がどう思うかはわからないけれど。
で、今頃になってもうひとり容疑者が浮上? エドアルド君、前回に登場した時(Chapter 11)は、事件を持って来たと思ったらすぐに解決(相手が取り下げ)して、ちょっと怪しい感じだったっけな
レスター医師の件で証言したアンジェラ・スカリーシを演じていたのは、ジェナ・エルフマン。特に見覚えのある容貌ではなかったが、オーラがあるというか印象が強かったので、IMDbでチェックしてみたところ、「ダーマ&グレッグ」のダーマ役の人だとわかった。主役を張るくらいの人はやはり、ゲスト出演でも強い印象を残すのだろうか――というか、1回限りでも重要な役には、それなりに実力のある人がキャスティングされるということか。
— Yoko (yoko221b) 2008-05-15