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wat:s04:085_the_stranger

Without a Trace - Season 4, Episode 15

#85 The Stranger

  • 邦題:「平凡な主婦の見たもの」
  • 脚本:Jan Nash
  • 監督:John Showalter
  • 初回放映:2006-02-09

事件概要

失踪者:リア・ロビンソン(主婦)

ニュージャージー在住のリア・ロビンソンがマンハッタンの画廊で姿を消す。目撃者によると、失踪直前のリアは何者かに尾行されていたという。自宅からは、夫のケンがハンティングツアーに行った先で買い求めた土産物の皿と、保管していた銃がなくなっていた。

友人の話から、リアは夫が「ハンティング」と称して浮気しているのではないかと疑い、実際に尾行して浮気現場を確認していたことがわかる。その浮気相手は「ダイナーの赤毛のウェイトレス」だというが、探し当てて行ってみると、そのウェイトレス、メアリは数日前に殺害されているとわかる。店主は、メアリが殺された数日後にリアが店に来て、事件を知って衝撃を受けていたと語る。

調べてみると、ケンの旅行先では彼の滞在中に何件も殺人事件が発生し、いずれも未解決になっていることがわかる。最も古い事件は何と14年前にさかのぼる。リアは夫の正体に気づいて姿を消したのではないかという疑いが強まる。ケンの逮捕とリアの捜索をめぐって地元警察との競合が発生し、調整に現れた法務部のアンとジャックの間で意見が対立する。

画廊でリアと話していた男トレイが見つかり、事情を聞いたところ、トレイはケンの被害者のひとりの弟で、ケンは殺害した女性の遺品をリアにプレゼントしていたことがわかる。

リアがモーテルでクレジットカードを使ったことがわかるが、リアはすでに姿を消していた。リアはモーテルの部屋に皿を並べ、浴室で号泣していたという。その後、ホテルに残されたメモと通話記録から、リアが未解決殺人事件を「捜査」していたことがわかる。

サマーキャンプに行っている息子ピートに接触するはずだとにらむが、教会の牧師が既にピートを連れ出してリアのもとへ送り届けていたことがわかる。牧師はリアからケンの事件のことを聞き、母子の失踪に手を貸したのだった。ケンが殺人犯であることを示す土産物は、牧師の教会に保管されていた。


感想

ちょっと色々と無理がありすぎなストーリーでは……?

ケンを尾行した時は浮気を疑っていたはず。浮気相手だと思ったウェイトレスが殺されてからまだ1週間も経っていない。リアがダイナーへ行ったのは事件の翌日だっけ? 以前から言動を不審に思っていたとしても、夫の犯行だと断定し、過去の事件を調べて遺族を探し出して事情を聞くのをわずか数日でやってのけたのだろうか。平凡な主婦とか言って、実は裏で探偵業とかやってない?

失踪当日のことも足取りがはっきりしない。画廊のバーにバッグを忘れているのに、自宅へ戻って皿を持ち出したりモーテルにチェックインしたりしてるし。子どもと2人で逃げるといっても、どうするつもりなのだろう。夫が有罪になってほとぼりが冷めたら戻って来るつもりなのだろうか。

ジャックは何だか失踪者よりアンとの今後が気にかかっているように見える。

良かったのはヴィヴィアンのおとり捜査かな。堂に入った感じで、アクセントもストリート風に変えていたようだった。


使用楽曲

“Honey and the Moon” by Joseph Arthur

Yoko (yoko221b) 2009-04-21

wat/s04/085_the_stranger.txt · Last modified: 2024-03-09 by 127.0.0.1