Table of Contents
The Wire - Season 4, Episode 2
#39 Soft Eyes
- 邦題:「優しい目」
- 監督:Christine Moore
- 脚本:David Mills
- 原案:Ed Burns, David Mills
- 初回放映:2006-09-17
“I still wake up white in a city that ain't.” - Carcetti
概要
パールマンはフリーマンの召喚状の中から、クレイ・デイヴィスとアンドリュー・クロチェックの書類を抜き取っていた。彼女は「この2人は現市長の強力な支持者/援助者であり、選挙を控えた今の時期に召還はできない」と難色を示すが、フリーマンは「今の時期だからこそやるんだ」と主張。フリーマンはわざわざこの時期を選んで召喚状をぶつけたのだ。パールマンからその話を聞いたダニエルズは大笑い。
プレッズは自分の教室をきれいに清掃し、ネイモンドは収監中の父ウィーベイに面会に行く。バンクとカーヴァーは相変わらずレックスを捜索中。カッティことデニス・ワイズのボクシングジムは活気にあふれ、デニスは熱心に教えている。
街角にたむろする子どもたちに、マーロが金を渡す。だがマイケルだけはその金を受け取らない。ランディはウォーカー巡査に金を押収されてしまう。
グレッグスとシドナーは、クロチェックとデイヴィスに召喚状を渡す。2人は市長に訴え、市長からバレルとロールズに召喚状を何とかしろと指示が下る。ロールズはフリーマンの発案であることを見抜き、MCUに「適切な監督」をつけることを決定。
ハークは勤務中にたまたま市長と秘書の情事を目撃してしまい、どう対処すれば良いか悩み、警視のヴァルチェックに相談する。ヴァルチェックは「口を閉ざし、何事もなかったように振舞え」とアドバイス。
フリーマンらは、マーロの手下モンクの通話録音を聞き、電話の相手がマーロ本人であることを確信する。その通話の背後には、射撃練習らしい銃声が響いていた。マーロの周辺で暴力沙汰や殺人事件は起きていないはずなのに――と、彼らは不審に思う。
殺人課では、ドラッグ関連の抗争と思われた事件が、実は証人の口封じと判明していた。巡査部長のランズマンは、担当刑事のノリスにその件は口外しないよう指示するが、その話はランズマンからヴァルチェックへ、さらにカルケッティへと伝わり、その夜の討論会でカルケッティは市長を激しく糾弾する。
バブルスはシェロードという新しい仲間を得ていたが、さっぱり計算ができないため、彼の将来を思い学校に入れようと、エドワード・ティルマン中学へ連れて来る。
感想
市長さん……何もそんな、扉を開けたら丸見えの場所でしなくても……せめて、ついたてを置くとか(爆)
今回は近況報告第2弾かな。ロンダとダニエルズはまだ続いていたんだな~。ダニエルズがあんなに声を出して笑うって、珍しい。その大笑いをさせたフリーマンの召喚状は、ちょっと雲行きが怪しくなってきたけど(クレイ・デイヴィス議員の “sh*——t” が出た!)。
前回出て来なかったデニスやバブルズたちも、どうやら元気でやっているようだ。デニスは、前シーズンで音を上げていた芝刈りの仕事を楽々とこなし、仲間たちとスペイン語で受け答えするほど。ボクシングジムは盛況だし、教え子のママや近所の女性たちからモテモテだし、この変わりようはいったい何?
それにしても、シーズンを追うごとにどんどん登場人物が増えて近況を描くのも大変だ。
— Yoko (yoko221b) 2008-07-31