「ツイン・ピークス」関連書籍や、その他販売されている関連グッズについてのQ&Aです。
※訳注: 元のリストには、現在ではかなり古くなった内容が含まれていたので、現在も有効かどうかわからない項目については削除しました。本は絶版でもAmazon等で注文できることがあるため、書籍情報は残しています。90年代にまとめられたFAQなので、最近の出版物やグッズは入っていません。
P1. TPの本にはどういうものがありますか?
Lynch/Frost Productionsがライセンスした「公式」本には、次のようなものがあります。
- “The Secret Diary of Laura Palmer” by Jennifer Lynch (David’s daughter), paperback, 184 pages, published by Pocket Books, ISBN 0-671-73590-X, list price $8.95
ローラの痛ましい虐待の記録。12才の誕生日から最期の七日間まで。
翻訳は『ツイン・ピークス ローラの日記』ジェニファー・リンチ著・飛田野裕子訳、扶桑社ミステリー ISBN 4-594-00764-3
[オーストラリア版: published by Pan Macmillian Publishers Australia (division of Pan Books Aust), ISBN 0-330-27229-2]
- “The Autobiography of FBI Special Agent Dale Cooper: My Life, My Tapes” “as heard by” Scott Frost (Mark’s nephew), paperback, 195 pages, published by Pocket Books, ISBN 0-671-74400-3, list price $8.95
クーパーの少年時代とTP以前のFBIのキャリアに関する、重要な背景情報。ウィンダム・アールとのことも記されています。テープに記録されたコメントを書き起こしたものであるため、この本は楽しくもあり、同時にミステリアスでもあります。
翻訳は『ツイン・ピークス クーパーは語る』スコット・フロスト(マーク・フロストの甥)著・飛田野裕子訳 扶桑社ミステリー ISBN 4-594-00836-4
[オーストラリア版: published by Pan Macmillian Publishers Australia (division of Pan Books Aust), ISBN 0-330-27280-2]
- “Twin Peaks Access Guide to the Town” by David Lynch, Mark Frost, and Richard Saul Wurman, paperback, 112 pages, published by Pocket Books, ISBN 0-671-74399-6, list price $10.95
ツアー・ガイドのパロディ。街の歴史、シリーズの登場人物のおいたちや、街の謎(フクロウの洞窟、グラストンベリー・グローヴなど)についてのヒントが書かれています。
翻訳は『Welcome to TWIN PEAKS ツイン・ピークスの歩き方』リンチ&フロスト&ワーマン著・高橋良平監修 扶桑社 ISBN 4-594-00877-1 (現在は絶版)
- “Images” by David Lynch, published by Hyperion, ISBN 0-786-86060-X, list price $40.00.
現在までのリンチの作品について、全作品の写真、絵画・彫刻・写真のサンプルが掲載されています。TP(片腕の男の詩も書いてある)と劇場版のセクションがあります。
(上記の4点は、TPフリーク「必携」です)
その他の英語で書かれた本:
- “Welcome to Twin Peaks: A Complete Guide to Who’s Who & What’s What” by Scott Knickelbine, paperback, 128 pages, published by Publications Internation, Ltd., ISBN 0-451-17031-8, list price $3.95
第1シーズンの人気に利用して急遽出版された最初の便乗本。現在は市場に出ておらず、TPグッズの収集に関する完全主義者でなければ、探す価値はないでしょう。
- “Twin Peaks Behind The Scenes: An Unofficial Visitors Guide to Twin Peaks” by Mark Altman, trade paperback, 145 pages, published by Pioneer Books, ISBN 1-55698-284-4, list price $14.95
他では得られない貴重な背景情報や「内部」情報の要約。現在は絶版ですが、出版社(TEL(702)658-2090)から直接取り寄せることができます。詳しい書評は、Jimに電子メールを出すと送ってもらえます。注: アルトマン氏は続編”Twin Peaks Revisited”を計画していましたが、劇場版が興業的に成功しなかったため、中止されました。
- “A Twin Peaks Interpretation: A 90’s Person’s View of the Twin Peaks Television Series” by Patricia Shook, paperback, 129 pages, published by Pilgrim Printing, ISBN 0-227-17674-5, list price $12.95
各エピソードでの出来事を「目撃者」から語られるという形式で再現したもの。特に新しくも面白くもありません。
- “David Lynch” by Kenneth Kaleta, paperback, 207 pages, published by Twayne Publishers, ISBN 0-8057-9323-2, list price $13.95
リンチの作品に対する大学教授の映画研究。TPの章あり。
- “Teleliteracy: Taking Television Seriously” by David Bianculli, hardback, 315 pages, published by Continuum Publishing, ISBN 0-8264-0535-5, list price $24.95
NPR TV評論家(かつ主要なTPファン)によるクオリティTV批評。TPへの言及は多くありませんが、最高の番組のひとつであると評価しています。
- “Textual Poachers: Television Fans and Participatory Culture” by Henry Jenkins, paperback, 343 pages, published by Routledge, ISBN 0-415-90572-9, list price $15.95
「メディア・ファンのコミュニティに関する、民族誌学的な記述。」TPファンとalt.tv.twin-peaksの読者も入っています!
- “The Films of David Lynch” by John Alexander, published by Charles Letts & Co. in Britain, ISBN TBS.
リンチ作品の解説。TPおよび『オン・ジ・エアー』が入っています。面白いエピソード: ここでは、ローラ・パーマーという名前は、1947年のフィルム・ノワール(暗鬱なスリラー映画)”Born to Kill”からとったものではないかと書かれています。この映画ではローラ・パーマーという少女が殴り殺されているのです!
- “Full of Secrets: Critical Approaches to Twin Peaks” by David Lavery, published by Wayne State University Press, ISBN: 0-8143-2506-8, paperback, $18.95.
シリーズに関する学術的な評論と研究(alt.tv.twin-peaksニュースグループの研究も入っている!)。Literature/Film QuarterlyのTPに関する記事を拡充したもの(P4を参照)。書評と編者へのインタビューは、”Wrapped in Plastic”の13号を参照のこと。
- “David Lynch” by Michel Chion, published by British Film Institute, ISBN: 0-85170-457-3, paperback, translated from the French.
フランス人の映画評論家、シオンの本はリンチの全作品(劇場版TPまで)を包括的に論じたもの。ここには『ツイン・ピークス』に関する詳細な論評と、リンチの作品を貫く共通のテーマを記述した”Lynch Kit”という素晴らしい付録があります。
- “Television’s Second Golden Age” by Robert J. Thompson, published by Continuum Publishing, ISBN: 0-8264-0901-6, hardcover, $27.50.
80年代と90年代の「クオリティ・ドラマ」に関する考察。取り上げているドラマは”Hill Street Blues”、”thirtysomething”、”St.Elsewhere”、”China Beach”、”Cagney & Lacey”、”Twin Peaks”、”Moonlighting”、”Northern Exposure”、”L.A. Law”、”Picket Fences”です。
「ツイン・ピークス」の項には、alt.tv.twin-peaksニュースグループの簡単な説明も入っています!
※訳注: 以下のオランダ語とドイツ語の書籍について、翻訳が現在も出ていないかは未確認です
オランダのTPファンクラブが書いたオランダ語の本もあります。
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本のタイトルはシンプルです: “Vademecum”
[va.de me.cum n, pl vade mecums [L, go with me] (1629) 1: a book for ready reference: manual 2: something regularly carried about by a person]
(ハンドブック、要覧など調べ物に使う本という意味のようです)
著者はNinetyblue’s Peaks Experience(オランダのファンクラブは当時そう呼ばれていました)のメンバー、William de Bruijn、Rob van Erkelens、Mirjam S. Vosmeerです。
出版社は Amber です。
書誌情報:
Vademecum
Vademecum Twin Peaks / Peaks Experience. – Amsterdam: Amber
ISBN 90-5093-194-4
NUGI 300
Trefw.: romans;oorspronkelijk.
(c)1992 Peaks Experience/Ninetyblue en De Boekerij bv,
Amsterdam
この本(ちなみにハードカバーではなくペーパーバック)の表紙は、1片の木のアップです。表紙でページが綴じられている部分をこすると、ベイマツの樹液の香りがします(表紙にもオランダ語でそう書いてあります)。この本はすべてオランダ語で書かれており、英語には翻訳されていません。
少しでも内容がわかるように、目次のリストを書いておきます。
- はじめに
- ツイン・ピークスへようこそ
- おたのしみ: デイヴィッド・リンチの宇宙・作品・人となりについて
- 警官の夢: ドーナツについて
- 森に棲む悪: 夢と元形、テレビと民話
- メッセージの伝達: Old Logging Road で発見されたマーガレットの日記より(ファンクラブのメンバー著)
- 広くて面白い場所: ツイン・ピークスの物語
- 恋人へ: ホークの詩
- フクロウは見かけとは違う: ツイン・ピークスの神秘主義思想について
- 掌がむずむずしたことはありますか?: TPに触発された物語(Mirjam著)
- 直線とは限らない: シャーロック・ホームズとデイル・クーパーについて
- 人々がやって来ては話をして行く: ハロルド・スミスについて
- 我々は人々の中に住んでいる: 善と悪の「目に見える」戦いについて
- 魔術師は見ようとする: “ボブ”の詩について
- ローラには秘密があった: ローラと『愛への招待状』のつながりについて
- それは現実の場所ではない。feelingなのだ: ツイン・ピークスの分析
- ヘバ、きみのために料理をしたい: ジェリー・ホーンに触発された物語
- 人々がなす悪: “ボブ”について
- 女王は死なねばならない: ウィンダム・アールの詩について
- 25年後: 「何が起こったか」についての短いストーリー
- 森の奥深く: 詳細、参照、補遺(他の映画への参照とツイン・ピークス現象について)
- どこへ行く・誰と会う: 大事典(登場人物全員の名前と簡単な説明)
裏表紙にはこう書いてあります。
「空前の人気を博した『ツイン・ピークス』シリーズは90年代のカルト・シリーズであり、ソープオペラ界における革命であり、多くの視聴者を魅了したのみならず人々を混乱の極致に陥れた。
「プロット、宗教や神話への言及、複雑なシンボリズム、不思議な視覚的イメージ、複雑な人物関係のために、多くの視聴者が究極の熱意と集中力でシリーズをフォローしたことは確かだ」
「本書では、3人の熱心な視聴者が研究小論文とユーモラスな幕間劇を執筆しています。著者たちは Peaks Experience で仲間になりました。この団体は Twin Peaks Info-call-in-line を設立して「新しく発見された国で地図が欠かせないように、ツイン・ピークスのハンドブックも欠かせない」と述べています。
これがこの本の性質を語っていると言えるでしょう。ツイン・ピークスをあらゆる角度から分析したものです。alt.tv.twin-peaksをここ数年間講読した者にとっても、なお新しい着想や視点が得られます。このシリーズのディープな世界をまだよく知らない方にとっては、この本は必携です。残念ながら、オランダ語教室は付属していません。;-)
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リンチに関するドイツ語の本もあります。
Subject: Lynch books: Seesslen’s DAVID LYNCH AND HIS FILM
Seesslen, Georg. David Lynch und Seine Film. Marburg: Schuren, 1994. ISBN 3-89472-052-2
Herausgeber und Redaktion: Dieter Bertz und Stefan Reinecke (Editors)
章 (レイ・プリヴェットによる英訳部分を和訳)
- Reiseberichte aus der Ho:lle
- Die Geburt des einsamen jungen Mannes (孤独な若者の誕生)
- Henry Spencer verliert den Kopf: イレイザーヘッド (ヘンリー・スペンサー頭を失う)
- Der Ausgestossene und seine Sehnsucht: エレファント・マン (アウトサイダーと彼の感覚(?))
- Der Messias und sein Scheitern: デューン 砂の惑星
- Die Liebe, in der Ho:lle gesucht: ブルー・ベルベット (地獄で愛を探す)
- Diesseits des Regenbogens: ワイルド・アット・ハート (?)
- Point of (No) Return: ツイン・ピークス
- Ein postmodernes Welt-Bild aus den USA (USA のポストモダン映画(?))
- Die Passion der Laura Palmer: 劇場版ツイン・ピークス (ローラ・パーマーの情熱)
- Der einsame junge Mann verschwindet (孤独な若者の失踪)
(『インダストリアル・シンフォニー No.1』、『カウボーイとフランス男』、『オン・ジ・エアー』、『ホテル・ルーム』に関する項) - Die Methode Lynch: Zeichen und Wunder (リンチ的手法: ?)
(Zitierte Literatur – 引用元の作品)
(膨大な映画作品リスト)
(リンチの作品に関する膨大な文献リスト)
(写真クレジットと謝辞)
ドイツ人の友人が、私の現在の作業に関連する部分を一部翻訳してくれました。私の知る限り、この本の英語版は存在しません。
Ray Privett
P2. 他に TP グッズはありますか?
Lynch/Frost Productions がライセンスした「公式」商品
- “Diane … The Twin Peaks Tapes of Agent Cooper”
朗読: カイル・マクラクラン。60分のオーディオ・カセット。
版元: Simon & Schuster Audioworks, ISBN 0-671-73573-X, 定価 $9.95
TPシリーズ開始直前から第8話までの、クーパーのテープ・コレクション。新事実はありませんが、とてもクールなグッズです。これでカイルはグラミー賞を受賞!
- “Twin Peaks Collectible CardArt”
76枚のトレーディング・カード・セット。
版元: Star Pics。現在は絶版ですが、Bruce Phillipsに注文できます(以下を参照)。
各カードにはシリーズに登場する人や物が記され、裏面には「人口統計」があります。また、他では見られない面白い雑学も書かれています。サイン入りカードもありますがプレミア価格です。
- Soundtrack from “Twin Peaks” (サウンドトラック)
作曲: アンジェロ・バダラメンティ、作詞: デイヴィッド・リンチ
発行: Warner Brothers カタログ番号 9 26316-2 (CD)、9 26316-4 (カセット)
第1シーズンの音楽。ほとんどはインストゥルメンタルで、3曲のみジュリー・クルーズによるボーカル付き。
注: 第2シーズンのサウンドトラックアルバムに関する噂は絶えませんが、そのような物は存在していません。
- Soundtrack from “Twin Peaks: Fire Walk With Me” (劇場版のサウンドトラック)
作曲: アンジェロ・バダラメンティ、作詞: デイヴィッド・リンチ
発行: Warner Brothers カタログ番号 9 45019-2 (CD)、9 45019-4 (カセット)
映画の音楽。ほとんどはインストゥルメンタルで、1曲のみジュリー・クルーズによるボーカル、2曲はアンジェロ・バダラメンティによる「ビート」スタイルのボーカル、「シカモア・ツリー」はジミー・スコット(シリーズ最終話の赤い部屋にいたラウンジの歌手。映画の中ではこの曲のインストゥルメンタル部分が流れています)によるボーカル付き。
その他の製品:
- “Floating Into the Night” (ジュリー・クルーズのアルバム)
作曲: アンジェロ・バダラメンティ、作詞: デイヴィッド・リンチ
発行: Warner Brothers カタログ番号 9 25859-2 (CD)、9 25859-4 (カセット)
リンチの音楽スタッフによる最初のアルバム。「ブルー・ベルベット」や「ツイン・ピークス」の音楽とオリジナルの曲が入っています。
- “The Voice of Love” (ジュリー・クルーズのアルバム)
作曲: アンジェロ・バダラメンティ、作詞: デイヴィッド・リンチ
発行: Warner Brothers カタログ番号 9 45390-2 (CD)、9 45390-4 (カセット)
93年10月にリリースされた最新アルバム。劇場版の音楽とオリジナルの曲が入っています。「TPスタイル」音楽のファンとクルーズのファンにはお勧め。
- 日本のワーナー・パイオニアは “Peaks Mania EP” をCDでリリースしています(カタログ番号 WPCP-4848)。内容は、基本的にはアメリカのCDシングル “Rockin’ back inside my heart”のトラック(少なくとも2種類の異なるミックスが入っています)に、サウンドトラックアルバムのアンジェロ・バダラメンティによるインストゥルメンタル部分を加えたものです。
- 日本のワーナー・ミュージックは”Visual Soundtrack”をリリースしています(WPLP-9083)。これはWOWOW(日本の衛星放送)とオフィス・トゥーワンが製作したものです。基本的に、撮影場所やスノークォルミー/ノースベンドの観光スポットについての紀行映画に、TPのサウンドトラック音楽を流すという内容です。
※訳注: 以下、店の情報、通販方法、販売終了した物品/サービス情報などを削除
P3. TPのファンクラブはありますか?
※訳注: 連絡先の住所やメールアドレスなどは削除
現在、米国には存在していません。かつては沢山あったのですが、解散してしまいました。最も有名なものは「Citizens Opposing the Offing of Peaks (COOP)」だと思います。このグループはABCに対してシリーズの続行を要求するキャンペーン活動を行っていました。COOPでTシャツをオーダーした人も大勢いましたが、シリーズ終了後は送付されませんでした。
オランダにはファンクラブがあります。
当クラブは、’91年に活動を開始してニュースレターを発行しています。最新号は第6号で、ニュースレターの代わりに “Lynchburg Chronicles” という雑誌を提供しました。Hfl 25 (約$15)で会員になれます。
最近、第13号(これがベスト)を発行したばかりです。外国の購読者もいますが、数は少ないです(オランダ語を読める人はあまりいませんからね)。また、オランダのTVでの、エピソードのイントロ(丸太おばさんによる)も取り上げました。〈後略〉
フランスにもTPファンクラブがあります。〈後略〉
ジェームズ・マーシャル(ジェームズ・ハーレイ)の個人ファンクラブもあります。
From:
Date: Tue, 17 Jan 1995
Subject: James Marshall Fan Club
ジェームズ・マーシャル・ファンクラブは、マーシャルさんによるサポートと公認を得ており、National Association of Fan Clubsに加入している合法な会なので安心してください。「ファンクラブ」という名前で引いてしまう方は多いと思いますが。
年間$5で、2通のニュースレター、会員カード、更新(ニュースの保証書)を送ります。クラブの活動内容を知りたい方は、私にメールアドレスをお知らせください。メンバーに送付している物のサンプルを無料でお送りします。
このクラブは主に、ジェームズ・マーシャルの活動や新作映画などを対象にしています。
P4. TPのファンジンはありますか?
※訳注: この項は、ジンのタイトルと概要以外削除しました。現在の状況はすべて未確認です。
TPの雑誌には “Wrapped in Plastic” というものがあり、現在は隔月で刊行されています。定期購読と世界中のコミック書店での販売を行っています。これはTPの専門誌で、各号にシリーズ、映画、グッズに関する貴重な情報や、番組とそのテーマに関するエッセイや記事が掲載されています。どの号もTPファンには「必見」です。
Lynch/Frost Productionsが正式にライセンスしていた “Twin Peaks Gazette” は、3号で終了しました。
英国:
“February 24” は、1992年に創刊されたTPの季刊ニュースレターです。このタイトルから期待できる内容(TV放映、映画、音楽、印刷物などに関するニュースや研究)をすべてカバーするつもりです。雑学は、我々が探求してやまない聖杯なのです。さらに多くの意見もあります。姉妹誌の”Where Angels Play”は長文の記事を掲載し、”Films the Cast Have Appeared In”として知られる残虐行為にも目を向けています。見て楽しいものではありません。
オランダでは、TPファンクラブ(詳細はP3を参照)が、オランダ語の雑誌 “Lynchburg
Chronicles” を発行しています。
他の雑誌にも、TPのテーマについて取り上げている号があります。
- Film Threat 92年10月号に、TPに関する記事とエピソードガイドがあります。
- Epi-Log 92年7月号(第20号)に、TPエピソードのあらすじを詳しく載せています。
ファンがTPのキャラを使って書いた小説を載せている「ファンフィクション」の雑誌も多くあります。
たとえば、Power Starなどがあります。
Secrets of Twin Peaks というジンもあります。
SECRETS OF TWIN PEAKSは、専らTVシリーズのストーリーの続きを掲載している唯一のファンジンです。どの号にも、新しいTP「エピソード」が少なくとも1つ掲載され、他にも個々のキャラにスポットを当てた番外編、読者からのお便り、コメント、素晴らしいオリジナルのアートワークを載せています。
Twin Peaks: Conjunction
作者によるあらすじ: ブラックロッジに囚われたクーパーは、彼の問題を理解する唯一の人物である昔からの友人に助けを求める。その頃、彼のドッペルゲンガーはアニー・ブラックバーンの生命を脅かしていた。銀行の爆発でピートは死亡、オードリーは死と戦っている。罪悪感に苦しむジャック・ウィーラーは気性の激しい異母(父)妹(姉)を従えて、過去と対峙するためにTPに戻って来た。キャサリンはグレート・ノーザンに狙いを定め、意外な情報源からの助けを得る。ドナは自分の父がベンだという事実に苦しむ。
P5. スノークォルミーでTP関連の観光地を訪問できますか?
削除
P6. 最終話の「赤い部屋」で流れていたラウンジ歌手の歌は入手できますか?
その歌手は「伝説の」ジャズ歌手、ジミー・スコットです。彼は今リバイバルを楽しんでいますが、デイヴィッド・リンチによる「再発見」は、そのリバイバルに一役かっています。リンチが作詞した曲は “Under the Sycamore Trees” で、FWWMのサウンドトラックに入っています。
P7. Soundgardenのミュージックビデオ “Black Hole Sun” に出演していたのは、“ボブ”役の俳優ですか?
違います。「ツイン・ピークス」にインスパイアされたらしいシーンはありますが、俳優はシリーズの“ボブ”役の人(フランク・シルヴァ)ではありません。
このビデオには、リンチの他の作品を参照している部分もあります。
- 明るい庭と白いフェンス(「ブルー・ベルベット」の冒頭)
- 顔中に口紅を塗りたくる女性(「ワイルド・アット・ハート」のマリエッタ)
- テレビの静止画面(劇場版の冒頭)
- Black Hole Sun自体も、巨大ドーナツに似ていませんか?
(リストはMarco Aartsの労作です)
※訳注: 興味のある方はYouTubeで検索してみてください。
P8. 例年のTPファン・フェスティバルの情報はどうすれば得られますか?
削除