2月27日(月)
[Episode 1003 – 4/26/90, 8/25/90
脚本: ハーレー・ペイトン
監督: ティナ・ラスボーン]
7:15 am (クーパー→ダイアン)
-クーパー、朝食の席でオードリーに会い、OEJとローラの話をする。クーパー、トルーマンとルーシーに夢の話をする[内容はヨーロッパ版エンディングの説明]:
ク: ハリー、昨夜夢を見たんだ
ト: チベットか?
ク: いや……君も出てきた。ルーシー、君もだ。ハリー、ぼくの夢は暗号だ。暗号を解けば犯人がわかる
ル: 暗号を解けば犯人がわかる……
ク: 夢の中で、サラ・パーマーが娘を殺した犯人の幻を見て、ホークがその似顔絵を描く。片腕の男がぼくに電話をする。彼の名はマイクで、犯人は“ボブ”だ
ト: マイクとボビーか?
ク: いや、2人とも別人だ。彼らはコンビニエンス・ストアの上に住んでいて、刺青をしていた。「火よ 我とともに歩め」と。マイクは殺し続けることに耐えられず、腕を切り落とした。“ボブ”はまた殺すと言い、マイクが彼を撃つ。夢はどこから来るのか知っているか?
ト: いや、知らないな。 ル: わかりません。
ク: アセチルコリンが前頭葉に強い刺激を与え、その刺激が映像になり、その映像が夢になる――だが、なぜその映像を選んでいるのかはわからない。
ト: で、その夢の結末は?
ク: 突然、25年後になる。ぼくは年を取って、赤い部屋に座っている。赤い服を着た小人と美女がいる。小人が言う――ぼくの好きなガムがまた流行ると。そして彼のいとこはローラ・パーマーに似ていると。実際そうだった。
ト: いとこ?
ク: その美女だ。彼女には秘密がたくさんあり、時々腕が後ろに曲がる。彼女のいた所では、鳥たちがさえずり、いつも音楽が流れていた……。小人が踊り、ローラはぼくにキスをして犯人の名前をささやいた。
ト: 誰だ?
ク: 覚えていない
ト&ル: なんてこった
ク: ハリー、簡単なことだよ。暗号を解いて、犯人を割り出すんだ
-死体置き場での喧嘩 – ベンとドク・ヘイワード、アルバートの検死を阻止する。
アルバート: ホーンさん、あんたはこのおきれいな町の名士だ。金で人を動かしたり偽善的に行動したり外面をとりつくろったりしている。だがバカの真似なんかする必要はない。だから聞いてくれ。葬式は後でだってできるだろう。穴を掘って棺桶を埋めりゃいい。だが、検死は待てない。来年でも来月でも来週でも明日でもない、今やらなきゃならんのだ。〈ドリルの音〉これから盛大に切り貼りするぜ、入り口のロッカーの所にでも戻ってろ
{眼鏡をかけ、ドリルのスイッチを入れてローラの頭に近づける}
ドク: 冗談じゃない、責任者は私だ。ローラには指一本触れさせんぞ{ドリルの電源を抜く}
ア: {眼鏡をとり、ドクにつかみかかる} この野郎…
{ベンが割って入った所へトルーマンとクーパーが現れる}
ク: やめないか!
ト: 何をしてるんだ?
ド: 助かった
ア: クーパー、このじじいが検死を邪魔しやがる。逮捕してくれ
ド: ローラの葬式なのに遺体を返さない――人間のやることじゃないぞ
ト: いったい何事なんだ?
ア: クーパー、おれはバカの相手は嫌いだし、バッジをつけたバカとなりゃまっぴらだ。あの脳なしどもがうろついて邪魔をするのはがまんならん。わかってくれるか
ト: 言いたいことはそれだけか
ア: ああこれだけだ、低能のうすらバカ、のろま、抜け作、タコ。ったく田舎のサルどもがギャーギャー騒ぎやがってよ。どうだ、腹が立ったか
ト: ああ {アルバートを殴る}
午前の後半 (?)
-従姉のマデリーン、ItLの「ダディ!」の台詞とともに到着。
-ノーマ、ハンクの仮釈放の話を聞く。
-クーパーとトルーマン、レオと話をする。
-ボビーと父、再び会話を交わす。
12:27 pm (クーパー→ダイアン)
-クーパーとトルーマン、アルバートからの検死報告を受ける。ローラは2回、別々の方法で縛られた。毒物検査の結果、日記に隠されていた薬物は、コカイン。首の後ろに石鹸が付着。死因は多数の切り傷。胃の中にプラスチック片(Jという文字の入ったOEJのチップ、ゴードン→クーパー[FAX]、1004)。報告の後、2人は葬式に出かける。クーパー、トルーマンがアルバートを殴った件の報告書への署名を拒否。
-静かに会話を交わすエドとネイディーン。ジェームズ、葬式には行かないと言う。
-オードリー、覗き穴から家族の様子を見る。ベンとシルヴィア、ジョニーを葬式に連れて行くかどうかで争う。ジャコビー医師、ジョニーをなだめる。
午後早く
-ローラの葬式。ジェイムズとボビー、喧嘩をする。リーランド、泣き叫ぶ。
夜 (満月)
-シェリー、リーランドが棺の上に落ちた話を冗談の種にする。
-トルーマン、ホーク、エド、ツイン・ピークスにドラッグが持ち込まれていることと、森に棲む悪霊のことをクーパーに話す。
-クーパー、ブックハウス・ボーイズに会い(トルーマン、エド、ジェームズ、ジョーイ、ホーク)、ブックハウスでベルナール・ルノーに尋問する。
-ジャック、電話でレオに助けを求める。シェリー、銃を隠す。
-キャサリン、ジョシーとトルーマンの話を盗み聞きする。ジョシー、トルーマンに金庫を見せるが帳簿は1冊しかない。もう1冊はキャサリンが持っている。
-クーパー、墓地でジャコビーに会う。
-ジョシー、アンドリューは殺されたかもしれないとトルーマンにほのめかす。
-クーパーとホーク、ロードハウスで魂とローラの話をしてから、酔っ払ったリーランドを自宅へ送って行く。