3月14日(火)
Episode 2010 – 12/8/90
脚本: トリシア・ブルック
監督: ティナ・ラスボーン
昼間
-クーパー、マディーが死んだ夜のこととリーランドの最期のことをサラに語る。
-リーランドの通夜。ジャコビー医師がハワイから帰っている。ダギー、兄(デュエイン・ミルフォード市長)の耳を引っ張る。ダギーは新聞社を経営しており、若い女と婚約していた。 ク: ハリー、実に名残惜しいよ。
-ジャコビー医師とエド、35歳のネイディーンを高校に編入させるよう頼む。
-オードリー、クーパーに会いに来る。クーパー、ウィンダム・アールのことを話す。 オ: 「長い交流はすべて、友情から始まるのね」
12:35 pm (壁の時計)
-ボビー、レオのスーツを着てベンに会いに行く。
-キャサリン、トルーマンに自分の体験を話す。守護天使が彼女を救い、パール・レイクの山小屋へ導いたとのこと。キャサリンの頬にはふくろうの形のしみがあるように見える。
-ディック、天井の電灯を取り替えているルーシーに話し掛ける。ルーシーが脚立から落ちそうになるが、ディックは気づかない。アンディは仲良くしようと申し出る。
-クーパー、トルーマンに別れを告げる。トルーマン、クーパーにグリーン・バット・スカンクの釣り針とブックハウス・ボーイズのワッペンを渡す。クーパー、ホークたちにも別れを告げるが、その時ロジャー・ハーディと騎馬警官がやって来て、クーパーに停職処分を言い渡す。
-オードリー、ボビーをベンに会わせるが、ボビーは追い出される。2人はアイスクリームを食べに行く。 ボ: カップとコーン、どっち? オ: うーん……コーンね。舐めるの好きなの。
-ロジャーと騎馬警官、クーパーを尋問し、クーパーの拳銃とバッジを渡すように言う。彼らは死者は2人だと思っていた。クーパーはバティスのことは知らなかった。トルーマン、クーパーを弁護する。
-ネイディーン・バトラー、チアリーダーに応募する。
6:20 pm (壁の時計)
-シェリー、レオの歯を磨く。ボビーが電話をする。レオ、動く。
夜 (満月)
-ヴィヴィアン、ノーマに正体を明かす。ノーマ、出て行ってと言う。
-ハンク、アーニーをOEJのジャンの所へ連れて行く。ジャンの助手は騎馬警官だった。彼は、盗んだコカインをクーパーの車に入れる予定。
-ジョシー、傷ついてトルーマンのもとへ戻って来る。
-クーパーとブリッグス、キャンプファイヤーを囲む。
ク: あの時は、正しいことをしているという自覚がありました。今は結果と向き合わなくてはいけないんです。
少: あれ以上のことはできないだろうね。
(クーパーとブリッグス少佐、マシュマロを火で炙る。)
ク: 少佐、私は“ボブ”のことをよく考えるんですよ。彼は実在したのかと。
少: この恐ろしい出来事が明らかになってから、私も同じことをいろいろ考えている。
ク: 想像してみるんです……人の姿を借り、宿主にする他の犠牲者を探している彼を。
少: 世の中には、邪悪な力が存在している……巨大な暗闇に向き合う運命を持った人間もいる。そこでどうするか、我々は選ばねばならない。恐れることを選べば、闇に対して無力になる。抵抗する方法はある。あなたには、持って生まれた力がある。その意味では、あなたは一人ではない。ホワイト・ロッジのことを聞いたことがあるかね?
ク: ホワイト・ロッジ……いいえ、聞いたことはありません。
{ブリッグス、何を言おうか考え込んでいる様子。}
{森の中を動く正体不明のものの視点によるアングル。}
ク: 少佐、ちょっと失礼します。自然が呼んでいるもので……野外での立ちションは爽快ですね。戻ったらまた、ホワイト・ロッジの話を伺います。
{クーパー、森の方へ行く。ブリッグス少佐、笑いながらクーパーに親指を立てる。} 旅から帰ったらね。
{何かを考え込みながら、クーパーの去った方角を見ているブリッグス。ふくろうの鳴き声。ブリッグス少佐、上を見上げて危険に気づく。}
{森で用を足すクーパー。上の木の上でふくろうが鳴く。クーパー、ふくろうを見る。突然、後に白い光が輝く。クーパー、光の方を振り向く。}
{目が眩むような白い光に包まれているブリッグス。}
少: クーパー! クーパー!
{マントをまとった姿が逆光の中に現れる。顔は見えない。}
{クーパー、森からキャンプ地へと駆け戻る。少佐の姿が消えている。}
ク: ブリッグス少佐? 少佐?
{クーパー、光を見る。光は森の中へ消えていく様子。クーパー、そこへ向かって走る。小さな丘の上にたどり着き、立ちつくしたまま光を見るクーパー。光は点滅して消える。)